2020年5月3日日曜日

系統無計



大学の遠隔授業実施について、(つまらんぼやきですが)

とにかく現在、前代未聞の事態で、即ち、それに対する備えも無かった事です。
前出かもですが、私は本年度で30年目の学年になります。

ひとつの大学ならともかく、私の場合は3大学(国立、公立、私立)でおよそ7系統から指示が毎日のように来ます。至急回答をなどが半分。当然、曜日は問わずですので、心と頭は休まりません。会話と違い、少しキツく聞こえたりします。3大学には3通り以上の迷いと指示が来ます。

緊張感があるものもあれば、ポエム付きもあり、それでも関係者みなさん頑張っておられるのでしょう。まさかこんな多様に対応せねばならぬ仕事をしているとは思いも寄らぬ事でした。





しかし、友人とも話していましたが、何ら支援が我々非常勤には(心の問題含め)一文たりとも無いのです。友人は自腹で機器を購入したとか。私もこれという機器に欠け途方に暮れています。


勿論、大人ですから何とかし、毎日テキストの作り直しや、身内を巻き込んでレスポンスやテストを繰り返しています。概念の理解にも曜日がかかります。
世の中、いかに出向いて対面する事に意味があるかがよく分かります。それが人間社会。


一般の方にはどうでしょう、、お買い物などがネット購入のみ限定で、出掛けて相談したりする店頭に出向けないようなモノなのでしょうか。出掛ける時間、風景、匂い、顔、金銭授受、満足感、不満感などが無いまま、どうにかしろという感じ。


頑張っていた自粛期間がまた延長確実。理由や出口が見えない、保障も見えないのに我慢だけはせよと。決して暴動が起らぬ国民はつくづく忍耐強いと思いますが、個々には見えない傷が深くなる一方です。来世では国会議員に、、、。

実効再生算数が低くなりつつありますから、出口戦略ももっと考察すべきで、例えば、マスク着用を義務化し、間引きや時短で通常に戻していけないものかと思います。