2012年4月30日月曜日

身体の変化




男性の身体の変化は8の倍数の時に起こる、とは先人の経験での言葉との事らしい。


私はもうすぐそうなるのですが、春の「免疫力低下」で己の身体と闘いながらも、
始業時には回復、かつスリムになりました、とお伝えしたところです。

激ヤセとかではありませんが、クビレが出来て、内なるセクスィでございます。

基礎代謝は落ちる一方ですが、デブるよりはポジティブです。




太ると必ず「あのひと大丈夫かいな?数年後」と影で心配するふりをされますが、

痩せると本人に「あの~う大丈夫ですか?最近」と表だってご心配を頂きます。


☆この違いこそがタブーになりましょうか。



それは良しとして、

なんでしょう、私はあまり飲めない品格ドリンカー(ビールのみ)ですが、
ここ45日、ノンアルコーリックビアで喉越しのみを夕食時に楽しんでいました。


またレポートしますが、来月中旬にオランダとドイツに所要で出かけるにあたり、
これはいかん!!オランダはともかく、ドイツのビールはとても美味しいので、
楽しみなのです。


でもって、これでは打開出来ないと、久しぶりにプレモルの日として、
ビールを飲んだら、哀しい事に350mlの缶が飲みきれず、
凄まじい頭痛に襲われ、気分が沈鬱し、心的ネガティブに陥ったのでした。




まぁ家計的にみれば、本物のビールとノンアルコーリックビールの購入には
価格的に倍と半分の関係になり、エンゲル係数も下がるとすれば、
うちは車もハイブリットだし、いずれ豪邸と高級車に別荘と年間購読雑誌が
増えることでしょう。はっはっはっ!!


しかし、結構好きだった労働後帰宅時のビールで「ぷはぁ~」というのも
神様に削除された感で、少し哀しんでおります。

訪独に備えて小さい缶からコツコツとアセトアルデヒトなるアルコール分解酵素を
鍛えていきたいと思います。





で、余談ですが、


コンサート会場で見かけませんねぇ、と言われることが少々あるんですが、

私は多分その時分には猛烈に働いておりますので、それほどの理由はないのです。
顔を出さなければいけないのでしょうが、生きる術も必要なんですね。

ことリコーダーという楽器は、若いお弟子を育て、仕事を配分して行くべきものですので、
いずれこのお弟子が育った際には、様々なコンサートを聴きに出向くことでしょう。
勿論、自身が正規雇用で就職した場合、なら余裕も生まれ愛をふりまけるかも知れません。


また、大学の授業が18時半まであって、後片付け等キッチリ全うし、90分×4の日
などの後はほとんど即身仏か放心状態になっております。


是非、、90分×4で若者を集中させ、納得に追い込む経験をされてみてください。
真面目な学生は非常に多い等は関係なく、そのエネルギーは多分想像を絶します。

一方、
平日のお仕事帰りに、また、休日祝日こそにお稽古を、また、講義の準備など、
の一般の方と相違する世界の一側面でもありますのでですね。
(体力維持のため医者も行かねななりませんし、様々な相談役等も・・・)




逆に「顰蹙か」とわかりつつ言わせてもらえば、

連休の他府県ナンバーの車の判断力のとろさで
休日など無関係に働く地元民のストレスが結構たまりますが、
それでけ増えるってのは、




ひまなんでしょうか?











2012年4月29日日曜日

ひまなのか?






某曜日は兵庫県の自宅から京都市内への勤務日であった。

移動に100分弱、本年度はひとコマのみで90分。(隔年開講でふたコマ)
帰宅に100分弱。

このルーティンは別に構わない。出向?出張?と考えるわけだ。
ドライブデートならぬドライブ授業。

移動が多い音楽家というものはその時間は「練習」が出来ないので、
少ないほうが良いのに決まっている。


私は愛車移動なので、車内にて聴覚的プラクティスは欠かさない。

一度ハイドンの全交響曲を聴こうとしたが、結局まっとう出来なかった。
主観だが、全く萌えないためだ。モーツァルトとのセンスの差が大きい。

以来、どちらかと言えば対人会話術やボケ、ツッコミを授業に生かすため
「お笑い」をひたすら聞くように日々努力している。

本当の「実力世界」であり、礼節さえわきまえれば上下関係や師弟などは
関係ない。時代にもそくしており、最先端の言葉が学習出来る。

故に発想なり、オチへ繋げるプロらしい、かつ新しい術が大変勉強になる。

ぷぅぷぅしているだけでは未来が無いのは哀しいところである。





で、んなこたぁよろしい。





タイトルに記載した「ひまなのか?」という内容だが、
移動の多い音楽家の事ではない。






「スピード取り締まり」なんですがぁ、



①行きがけには、人口密度の相当低いド田舎の道の直線で、

②帰りがけは、人口そのものが皆無な壮絶に安全な河川の土手で、

翌日は

③高架移動体の下を走る、はっきりと車道と歩道が別れた府道で、

行われていた。勿論、人身事故率は相当低いはず。


危険な場所で頻繁に起こる事故抑止にもならない。


祇園なり、通学路ならむしろ賛成する。
是非、登下校時、否、24時間やりなさい、と思います。



人員構成に疑問である。



影に隠れた姑息な測量装置係にひとり。

トラップに運悪くかかったほぼ優良ドライバーの書類手続き係に6人位はいる。

逃走車対策に1人か2人。

まぁ、ざっと10人弱だろうか。




京都府、大阪府、それぞれに相当に人材があり余るほどいる証明だろう。

羨ましい限りだ。



ただでさえ対向車がパッシングで教えてくれるから、バレバレで暇そうで、かつ楽しそうだ。
その証拠に雨天では成されない。
雨天の方が危険なのに、だ。

サングラスかけて偉そうに座っているカッコつけまでいる始末だ。



上も下も無責任な時代、それを是正する能力なり、原則を変えるなりが難しいのは
どこも同じようだ、と新聞に書いてあった。


しかし、



東北で物凄く人手を必要としているだろうから、そんな事はおいといて、
お手伝いに行けば良いのに~と考えるが。


「状況判断」「適時適切」「厚顔無恥」という四時熟語はご存知なのかしら。












2012年4月28日土曜日

ガナッシュリコーダーアンサンブル・エンジェルス




まず、

長期に亘り高熱をきっかけに身体を病んで (診断:「著しい免疫力低下」) おりましたが、
治療、ニンニク注射、睡眠確保、また、「休日」を作り、相当スリムにはなりましたが、
ひと月半ほどかかりつつ、現在は通常生活へと復活しました。

ご心配を頂いた方々に深く感謝申し上げます。




さて、


私の愛すべきお弟子で組織する「ガナッシュリコーダーアンサンブル」ですが、
加えてジュニア?ならぬ次世代若手がどんどん育って来ています。


近日開催予定の小さな小さな「発表会」に備えてのリハーサルの写真を掲載します。





小学6年のなおちゃん!をトップに据えた、通称「ガナッシュ・エンジェルズ」です。


びっくりしますよ~~♪


私は「見学」です(^。^)




2012年4月21日土曜日

古都



短いハナシ

ニュースでアナウンサーいわく、


京都ならではの風情あふれる云々

京都奈良ではの風情あふれる云々



どっちや?



余談;;


私、次男です

私、痔なんです



どっちもやったらどうするっ!!!





2012年4月20日金曜日

ガーリック インジェクション





休みの日は忙しい。(←以前にも記した記憶があるが~)





①免疫力、抵抗力、自然治癒力を高めるために「内科にニンニク注射 (injection)」 に行く。

②タンギングの維持、或いは口内環境を良くするために「歯科」に通う。

③授業用書類、譜面を整理整頓、適所適切に先を見越しつつ「準備」。

時折これに「整体」が加わる。

時折それに「散髪」も加える。





普段、愛好家の皆さんに楽しくお教えする分にはそれほどの疲労は感じないものの、

相対的に

やはり音楽大学及び音楽学部の学生を相手に教えるのには教員採用試験などに
関連する等、責任が伴うため、(死んだ事はないが)死ぬほど疲労する。

将来、教員になってリコーダーを正しく教えて欲しい、子供たちに楽しい楽器、
という印象を与えてあげて欲しい、と切に願うだけに~である。

加えて、教員採用試験で秀逸な演奏をして貰いたいのは正直な気持ちでもある。
リコーダーをリコーダーのみの専門家が一年に亘り教える大学は非常に多くない。




種々様々な木々の下にずぶ濡れ撮影の新婚さん。不思議な一景





反面、きょうびの大学生は種々様々で(一時期よりはましだが)翻弄されっぱなしである。
真面目過ぎる相手にも疲労し、こちらの心を乱してくる不心得者には更に疲労する。

こう、どう言うか、その、「反応の仕方とお人柄」って重要だなぁ~、とつくづく思わされる。
数コマのべ200人弱のキャピキャピと向かい合うのだから、想像を絶するでしょ?

それに対し、絶対楽しくしてやる!という、いらぬガッツが己の美学のいけないところだ。
「満身創痍」とは良く出来た四時熟語である。



舞台俳優等と比べればひよっ子のようなもんだろうが、絶対的に元気ではない
タイプに創造された己の身体をキープするには様々な方法論を考察しなければ
やってはいけない。その方法論としてガーリックインジェクションを試し始めたのである。







*単なるおデブがその理由を「ストレスぶとり」と言う。本当か?
(主観に過ぎんが)多分、ストレスなど無く「幸せぶとり」だろう。(←幸せを呼ぶ鳥、ではない)

通常、食欲が失せて痩せるけどなぁ~








結論。


お医者さんは儲かりますなぁ~






2012年4月17日火曜日

新しい講義へ



昨夜はバロックに全神経を集中させて緊張感のなか、満身創痍で遅くに帰宅。ただいま。


翌日は大学授業に全神経を集中させて少々の緊張感のなか、早めに出勤。行ってきます。








ガイダンスの第1週を終え、第2週目になると本格的に大学の具体的な授業が始まります。



一般道で事故車線規制の後、高速はETCレーン規制で「出だし」最悪(`・ω・´)




今年度から今までの演習授業に加え、講義の授業を前任の教授から受け継いだ。

学生としては「先生」は「先生」でしょうが、こちらはびた一文として研究費などはスマイル0円で
あるからして、私は自費で物凄い努力、用意はするが、日本国は恐ろしいシステムだなぁ、
とつくづく思う。因みに「スマイル」だけは冗談であるが、「びた一文」はファイナルアンサー。



衰退間違いないのが心配ですねぇ。



踏襲にせよ自己流にせよ、多大な時間を要して準備をする。
当然ではあるが・・・。気がたって相当眠りが浅い。


時代にそくして適所適切にテキストを用意していく。
まぁ当然ですね。学生は真剣ですからそれに応える。

それとこちらの想定しているプランニングを併せて行く。
こればかりは私個人の優秀なお弟子に任せられずに相当歯がゆいが、
まぁ即ち個人修行だろう。ありがたい話である。

師匠として成長しなければお弟子も離れていこう。
その点、また新たな機会を頂いたのだから努力しようと思う。

幸い限度いっぱいの履修生がとても良いひと達で助かっているy。




で、ですね、仕事の内容は守秘義務ありき故、ここでは出来ませんが、



いよいよとなった月曜日にいつも倍の時間の余裕をもって
愛車で勤務先に向かう。この読みが当たったのであった。



高速に乗る手前でどこのどいつかが追突事故を起こすもんだから、
車線規制で大渋滞。案の定、せっつくくせのあるミニバンだ。
もう少し状況判断出来んかね!

警察も車を少し歩道に寄せてなりの対処が考えつかんのかと思うが、
ここぞとばかり権力行使か何かでわざとしているな。
事故だぜ、こっちり寄りな!みたいな指図に心酔している。

日本人はクラクションも鳴らさずみなさん良い人ですねぇ。




その後、高速でETCレーンが一つ閉鎖され、1レーンのみになっている。
確か、国交省なりの国策で天下り団体まで作ってセットアップ料という謎の
金額を徴収してこれでもかと早期実現したシステムなのに50%稼働とは
解せない。おかげでETCレーンに妙な渋滞が起こる。

あほうですか?



もういい。
今日は散々でした。
人の不幸をお楽しみ頂ければ幸いです。




まず、

①身体をケアするために買い込んでいたグラソーのビタミンウォーターを忘れた。

②夕方にクタクタになった時に身体に入れるマウントレーナーのカップ式コーヒーを忘れた。

③講義で購入させんとする本の説明を忘れ、

④楽器紹介をしたが、小品を実際に吹くのを忘れた。サウンドが謎のままだ。

⑤DVDを鑑賞させるのを忘れた。

⑥カバンに詰め込んだ大量の資料が再びカバンに入らないという、時空の歪みが生じた。


昼、件の紙切れ一枚で非開講となった理不尽は時間を潰すため綺麗なコンビニを探してみた。
小ドライブである。


⑦セブンイレブンでいい気分を発見した。

⑧忘れた飲料を揃えた。

⑨行き慣れた校舎の方に戻り、昼休みあとの3限の時間で控え室の片隅で食事をした。

以降、

これからの資料の制作やこの後の演習の準備などなど。


良かったのは今から行う4、5限の履修生が更に増えた事か。
減少よりは救われる。




最近の学生さんはえらくレスポンスが良く、とての良い人達で良かったy。
学生さんに傷付けられるのも経験済みで結構凹むものなのです。



楽器紹介などしっかり仕事をしてクタクタクタクタになり、
無事に帰宅したが、帰路、私のスポーツカーが物凄いスピードを
出してくれた気がする。(よく覚えていない気がする)


帰宅して、資料の整理を5回先分まで用意。書斎に篭る。

明日は大人の教室とガナッシュ練習である。



忙しいというのではなく、浮気症である(-_-;)





健康が一番やけど体力とセンスを鍛えねばなりませんね。




2012年4月16日月曜日

リハーサル (パーセル)






上の写真は5月30日のパーセルの公演の器楽メンバーです。



今夜、第@回目のリハーサルを行いました。
全体練習はそれぞれの仕事の後、夜に行います。




普段のリコーダー合奏を指導、指揮するのとは異なり、
経験豊富で優秀な先輩方や若手メンバーを「統括する」のではなく、
あくまでも(合唱隊も含めて)皆さんの意見や方法論をおり交ぜつつ
ひとつの作品をつくり込んで行きます。

パーセルもひねくれて?いますので、そこそこ指揮が難しく閉口します。
勉強しても勉強してもうまく拍子を変えられなかったり・・・(^。^;)


オケの指揮は初の経験ではありませんが、楽曲全体や楽器の特徴を
掌握しなくてはなりません。勿論プロ相手で半端な勉強ではいけません。
バロックのバロックらしさを失うとすぐにロマン派のような重厚なサウンドに
なってしまい、様式や形式の美学に沿わない状況になってしまいます。



しかしながら、立派な古楽オーケストラになりつつあり、本番では
関西随一のサウンドをお届け出来るはずです。




今日は器楽隊の写真のみですが、次回のリハの後は
合唱隊8名の写真も掲載します。


古楽による関西初演のヘンリー・パーセルの「インディオの女王」、
是非、お出掛けをご検討下さい。(以降、しばらくは無いと思います)






で、クタクタのまま、明日、大学で新しい講義と演習をこなさねばなりません。
こちらがクタクタでも学生はフレッシュですから、大真面目に懸命にやってしまい、
後日ガクンと・・・。

もう少し体力をつけないといけないですが、一体どうすればつくんでしょうか?

近日、またニンニク注射に。




2012年4月13日金曜日

ご案内



5月30日(水)19時開演、古楽オケと合唱でヘンリー・パーセルの名曲「インディオの女王」

の演奏会を「指揮」、リコーダー演奏を致します。








ご興味、お出掛けを頂けるようでしたら、当方に是非ご一報をお願い致します。


shigeru515monteverdi@yahoo.co.jp


加齢とベテランの狭間で




始業した記事は記載した。

我々の学生時代は非常に休講の方が多く、その頃の教員はバブリーな事だったろう。

と、いって何ら羨ましくもないが、現在じゃ「実力以上の評価」等、勘違いしないだけクール
な時代になったとポジティブに考えねばなるまい。


現在は年に必ず30回しろ、でなければわかっているだろうな、という脅迫的紙切れも届く始末。
一体この体制は何だ?ゆとりの反省らしいが。ゆとらん政策か?




報道で今年の関西の夏の電力事情がうんぬん言ってるが、
反面、文科省の指示か何かで今年は7月末の末まで授業がある。

クーラーをギンギンにしなければ熱中症で恐らく死者が出るだろう。
教員も学生も命懸けだ。我々バイトは労災も無い。
当然、相当な電力を使う。


休めば良かろうに。

ひっ迫感と連携体制が無いのが場末だ。




閑話休題







さて、今回は加齢からくるえげつない疲労感の話である。


始業と共に、様々な傷をおいつつ、色々とハードルを超えて、やっと履修してくれた学生との
対面を果たすのである。その迫力と緊張感たるや想像を絶する域である。

もう22年になり、ドキドキこそ無くなったが、それ以上にクレバーな人物や、
レクリエーション感覚の人物等、種々様々。

今まで計り知れぬ傷をおって来た自分のトラウマが、異常な疲労を引き起こすのには参る。


突然の閉講を何条約だからといとも簡単に片付けられたり、学生諸君との第1回の
印象や好感度、軸や方向性を示すための努力で相当ヘトヘトになるのである。

仕事だから当たり前であろうし、命に別状はないだけマシかもしれない。

航空会社なら全て満点を取らなくては現場に出られない。
優良企業とはまるで異なる。多様に時間の問題は間違いないだろう。


しかし、事情、今日の起床が全く出来ない状態に肝臓疾患などを疑った。
怖いくらいの過労である。

要は神経と肉体の限界を超えた事象が起きたのだろうと想像する。


もうベテランと言われても嘘ではない歳月で今までに3千人は教授して来たものの、
手前のもろさに愕然としている。



老人ホームの慰問や幼稚園訪問、やる気のある文化教室等の仕事は
愛弟子に任せているが、あのエネルギーの吸い取られ方に似た感覚だ。



ニンニク注射も一度では効果はみえない。





そんな中、通院する歯科医院が春からご夫婦での診察になり、
優しさの権化と高等技術な女医先生の担当から外され、親切ではあるが
ご主人になり、何だか少々痛い上、萌えない状況に陥った。

まさか女医先生が良いですぅ、とも言えず、任せるしかないのだ。



内科クリニックでは非常に上品で優しいベテラン看護師さんに
萌えるだけ救いで、
他は、心療内科の先生は躊躇なく薬を処方してくれて大変助かっている。
ただの慢性不眠症であるが。

とほほ。


しかしだ、どれだけ医療費がかかっているのだ?
年金も医療費もえぐい。


もしかして相対的に「少々不幸か」と医療費の領収書の山を見て落ち込んでいる。


しかし全てはプロの自己管理のための処置であるからして、
あと数年はそれでも頑張らねばなるまい。

いつか必ず「ブチ」っと糸が切れる事は間違いない。
大学もそろそろ教員を大事にしないと学生が離れて倒産しまっせ。
勿論こちらの努力も必要だろうが。


早急に直弟子を育てて、でーじ、ちゅらな海の見えるうちなわに
引っ越すつもりだがうまくいくものかしら。


それまでもうあまり時間がない。
ここ数年が踏ん張り所である、


少ないリコーダースペシャリストとしてしばらく、もう少し踏ん張リます。
どうそよろしくお願いします。


近い将来、台湾に遠征します。
頭脳流出とは言い過ぎか?



合掌



2012年4月11日水曜日

紙一枚で





嵐の中、山を後ろに随分痩せた秋山が嵐山ですわ


新年度が始業した。

今年度は二大学総計8コマで、実に200名弱に及ぶ音楽専門の学生さんに
リコーダーの魅力と教え方を教授させて頂く事になった。責任重大である。

次の5年、10年を見据えて適切な指導を行わねばならない。

それも現実だが、




あまりにも恐ろしい事象と、この現実はフェイスブックなどには記載出来ない
これまた現実があるので、ここで「憲法第21条」で保証された表現の自由を
活用し、凄い時代になったというご報告を。
近い将来どうなるのやら・・・。


ここ最近の私学教育機関で実際に起こっている事態。

それが、



定員を定め、それに対し、履修学生数が満たない場合、講義は急遽開講しない!
とする処置である。まぁ正社員なら「けんきゅう」の時間でも昼寝でも良かろう。




私たちアルバイト講師は、

①「一年の予定は開けておけ」

②定員に満たなかったから、無かったことでよろしく了承しろ



今日、実際に封書に入った「紙切れ一枚」が届いた。



・・・ぐぅ (の音)が出る。



不幸中の幸いは例えば、2,3,4,5と続きで授業をお与え頂き、
例えば、3と4が閉鎖などにならなかったこと。
バイト講師でこれは相当辛い。というか「基本的人権」が危うい。



因みに、私は今年度の曜日で145分のランチタイムがある。
幸せではないか。多分、練習室は貸してくれると思うので、
世界第13位のリコーダー奏者位になってやろう。




まぁ、私は演奏家のプライドと品格があるので、
その時間を飛行機見物や愛車の車内掃除に充てるが、


気の毒なのは、学びたいのに学ばせてもらえぬ学生である。


で、モンスターペアレンツはどこに行ったのだ?
よく親が黙っているよなぁ~


仮に短期大学部で一年目、二年目で同じ目にあって、
結局、ある授業を最後まで履修出来なかったという事態。




気の毒というより、もう恐ろしい。
「教職」の授業なのですよ!




噂でしかないが、人件費対策なのだという噂だ。(噂)

一度毎日新聞に掲載された事もあったが、
アルバイト講師の給与など、配給全体の2%程に過ぎないという。 2%って (-_-;)
「研究費」などはスマイル0円である。


まぁ乗車券しっかり買わせておいて、客がいないから運転手に賃金を払いたくないので、
キャンセルするけどごめんね~、みたいなものでしょうか。






定年を早めれば全て上手いくだろうに。







因みに、国立は「ひとりでも開講」されるという、
国立大学の先生がおっしゃっていました。


私もついに就活と公募を模索し始めました。



多くの魅力ある現在活躍中の先生方のモチベーション低下が凄いですよ。
学生のツイッターも凄い苦情が飛び交っている。大丈夫か?





合掌






一方は四月に「公立大学法人化」された京都市立芸術大学は安定そのもの。
今年は16年目で履修生30人である。学生のモチベーションも幸せ度も高い。



で、授業の後に嵐山へ桜の鑑賞に行き、ずぶ濡れになりました。


渡月橋と桜





2012年4月6日金曜日

桜と再び787-8




所要の夜は東京で過ごし、今日の帰りも再び787である。


うんざりとか言わないの(^。^)


まずは、中央線沿いの桜が8分咲きで見事である。




その後、羽田に向かい、せっかくなので再び最新鋭機のANAは787で伊丹に飛ぶ。

先日、伊丹から羽田に飛んだ機材はANAの第1機目か第2機目の機材。
それは、特別塗装でわかるのである。

しかし、今日のフライトは3機目以降にボーイングから受領した機材で、
言うなれば更に新しいピカピカの機材で普通塗装。

受領3機目以降は普通塗装にANAが日本で787と独自に塗装したもの
先日の機材は特別塗装でした。伊丹にて。



再び室内である。今度は良い写真が撮れました。





普通席は特に広くはないが、モニターで遊べる。座り心地は良い。






地味ながら、物凄い特徴はトイレに窓があるという点。
撮影のために入ってみましたら、見事な広さでした。




そこから787の特徴的な翼がご覧頂けます。


飛んでいる時には反るのが特徴



黙って心の中でキャーキャー言って、少し元気が出て来た!
定刻に伊丹に到着した。相変わらずアナウンスが聞きやすい。



刹那、

ツイッターで学生の履修情報が飛び交っている中で、私の途中のひとコマが定員に満たないかも、
という情報を知るに至った。
これ、即ち100分近くを車の中で時間を潰すか、という事になるのである。


アルバイト講師としてはなかなか所在も無く、なかなか辛いのものである。
国もえぐいことしはる。あなたならモチベーションを保てますか?


実際のところは(小学校すら始業していないうちにもう始業する)大学に行ってみて
出席簿でわかるのだが、心が殺伐としますわね。(以前に経験済)


私の貴重な時間だけでなく、
人数が満たなくとも受講を希望している4人以下の学生は無碍に切られる訳ですね。




勉強したくてもさせない育成システムって我が国独特か。





合掌



2012年4月5日木曜日

ストローの役割




病後のダルさがの残る。

で、ドリンク剤で少しでも解消したい気持ちで東京は中野区の薬局に立ち寄った。

こういう場合、カフェインでごまかされたくない。



そうだ、薬剤師さんに相談しよう。そうしよう。



「すみません、これこれあれこれで探していますが、何がよろしいですか?」と、私。

「おすすめはこれです。効きますよぉ~(東京弁)」、薬剤師氏

「ほな、いただきますわぁ~(嘘)では、それを頂きます」、私



レジにて、

「ストローをお付けしますので、これで飲んで下さい。その方が効きます」、薬剤師氏


「はぁ~」、私




ドリンク剤は  30ml  である。



ほんまかいなぁ←適切な関西弁

おそるべし吸引器具!!!!



ボーイング787ー8




久しぶりに所要で東京への移動である。

土着性の強い、安定感のある身ゆえ、正直あまり地元から地方へ(仕事で)
出向くことは無いのが現状だ。


せっかくだ。ならば、

最新鋭 ボーイング787 に乗ってみようと決意した。


この機材がターンアラウンドして羽田に飛ぶ(伊丹スカイデッキにて)


お察しの通り航空機は好きだが、例えば、一番乗りやグッズ集め等の癖は無く、
様々に情報を勝手に楽しみ、搭乗を楽しむどちらかと言えばおとなしいタイプである。



どこの会社が何を導入し、どこに路線を開設するか。
製造側は何を造り、いつどこで発表するか。

機内のシートはどうか。デザインは、等、楽しい限りで唯一の趣味である。
勿論、マイラーとして会社の動向も見逃さないようにしている。



最先端、かつ現時点ではANAのみ運行している B787-8





昔のハナシだが、

ボーイングの747、いわゆるジャンボ機に乗ったのが初就航した翌年の
確か1972年のサンフランシスコ~ホノルル線だった。

その頃、私は小学3年生。

父の仕事の都合、カナダに2年暮らし、その引き上げ時での帰国旅行の折り、
エドモントン→バンクーバー→シアトル→サンフランシスコ→ホノルル
という移動だった記憶があるのだが、このホノルルへの便で
当時の最新鋭機747ジャンボに搭乗したのが航空機に興味をもったきっかけである。

当時はノースウエスト・オリエント航空。(現:デルタ航空)
そして、ホノルル~伊丹は日の丸の747だったと思う。
(日本航空のジャンボ機は昨年、全て退役してしまった)


まだ、今日ほど自由さの無い時代のジャンボへの初搭乗は
純真だった子供心を大いに刺激し、それはそれは自慢だった。

ボーイングがその後、757(日本未導入)、767、777、と新しい
航空機を製造し、ここ最近、世界で初めて全日空に納入されたのが
787だ。これをローンチ・カスタマーと言う。



詳細は省くが、カーボン製の胴体、広い窓、高い天井、LEDライト、静かな室内等、
何もかもが最先端である。

ウィンドーシェードな無く、窓下のボタンでガラスの色を変えるシステム



一番印象に残ったのが機内アナウンスの音声クオリティの高さだった。

いわゆる「キ~ン」といった高周波音や特定のスピーカーからアナウンスが
聞こえる印象はなく、実にクリアに全体に響いていて、安全面を考慮すると
これは重要な改善点であるように思う。それだけ室内も静かという事。


通称「ドリーム・ライナー」の室内はLEDで虹を演出(降機時)



相変わらずの身体の不調(ダルい、火照り)のため、ウトウトとしたフライトになってしまったが、
それでもウトウト出来た訳だから、それなりの乗り心地だったと言えようか!


これからこの機種がどんどん増強されていく。
美しい機体だし、素晴らしいではないか!


では、仕事をして来ます。







2012年4月3日火曜日

13  帰国





2月の楽しい研修も今日で終わりとなる。(2月半ば時点の記載)


兵庫に在住するのに、成田を経由して帰宅する。
当然、相当に面倒だ。関西空港に行ってくれ!

しかし、マイレージ旅行なので仕方ない。
いつも関西人は損をしていると思ってしまう。

関西空港便はすぐに席が無くなるのでなかなか予約が取れないのだ。
ましてや、全日空はことごとくフライトが無い。


何かと首都圏はよろしいですね。



中距離用 B767-300ER の最新クレードルシート(揺り篭)




さて、8時20分発の便なため、昨夜からの寝不足は否めない。

2時間前にチェックインをしたものの、帰国への安堵感もあり、
眠くてたまらない、にも関わらず豪華な朝食に辟易する。


途中で失礼ながら、中断してもらい、成田まで眠る事にした。
ライフラットやフルフラットではなく、あくまでもゆりかご型で、
ぬおぉ~っとふんぞり返るだけなのに、よく眠れる。
実に優秀なシートだと感じた。





この便の機長はこの便がラストフライトとの事。
機内アナウンスの途中に乗客から一斉に拍手が起こった。

これも数回経験したが、今キャプテンとしてどのような思いで飛んでいるのだろう。
しかし、残念ながらひたすら揺れっぱなしのフライトでこちらは相当に参った。



さて、定刻前に成田に到着。
入国もスムーズ。

荷物を取り、国内線へ再びチェックインをしなければならない。

ここは、全日空のオシャレなところで、飛んできたCクラスの航空券を
提示すれば、国内線のビジネスラウンジを使う事が出来る。
荷物もプライオリティタグをつけてくれて伊丹で早くに出てくる。

しかし、これも三回程経験したが、前の時は憮然とした姉さんに
一切のサービスを提供されずに不快な想いをしたこともある。
最終的にはヒューマンな部分、というのはいささかローカルな感じがする。




成田では2時間程時間がある。
ラウンジでおにぎりを頬張り、伊丹行きの便に搭乗する。




欧米長距離便の成田到着の乗客を集めて各地方に飛ぶため、
乗客が一斉に集まり成田の狭い国内線の待合室に集約され、
これが結構ストレスになる。


だが、伊丹行きに充てがわれる機材はアメリカから戻った大型の
B777-300で、予約が早ければビジネスクラスのシートを選択出来る。


今回の旅行の特典は成田からシンガポール往復のみなので、
この便は普通席を購入したのだ。

この機材も既に古いタイプ。最新はスタッガード方式




そんな訳で、国際線で眠った分、この国内線は元気に、そして伊丹から自宅に
無事帰宅致しました。




これにてバリ、シンガポールの旅行記を終了致します。





2012年4月2日月曜日

12 (2月のハナシで随分のご無沙汰ですが、続けます)







12日目



今日はスイスホテルをチェックアウトする日だ。
6泊とは少々物足りず、名残惜しい事この上ない。

印象はとても良い。大切にされた感が大変心地良かった。
スタッフの士気の高さが印象的でアウトの際に再訪を誓った。



さて、出ていくものの、空港のクラウンプラザホテルに移るため、
これと言った帰国準備は必要ない。
それでも荷物をまとめるのには時間がいる。


11時半頃にアウトしてMRTで空港に向かう。半時間ほどで到着。

ターミナル3に隣接するクラウンプラザ チャンギ エアポート



クラウンプラザ チャンギエアポートの通常のチェックインは2時なため、
ダメ元でフロントに行ってみた。

私はこのホテル系列の会員(プライオリティクラブ)なので、
アーリーチェックインをしていただけます、らしい。

ラッキーではないか!
しかも、ランウェイサイド(滑走路)を願い出てみたら快諾してくれた。


部屋の窓から(風呂から)も様々な航空会社の航空機が鑑賞出来る。
マニアにはたまらないロケーションの部屋と言えようか。


そこが連絡橋、滑走路で、奥にはシンガポール中心部が見える




ところで、会員(無料!)なのに特典をよく把握していないのが良いのか悪いのか。
主観的お薦めだが、

インターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリディ・インはプライオリティ・クラブ。
全日空ホテルもこれに属する。

ハイアットグループはハイアットゴールドパスポート。

JALホテル、オークラホテルはmyJALホテルズ。

会員になるのは無料。HPで簡単に手続きが出来、会員証が届く。
これを持参し提示。最低会員でも良い事が起こる可能性が高い。
4連泊したら格が上がって、尚お得になったりする。


ついでにホテル日航関西空港はホテル独自の会員システムがあり、
頻繁にメールポイントが届き、以前に一万円分のお食事券をゲットした
事がある。ルームグレードアップなど安易に貯められるのも良い。
二度ほどスイートルームにアップされたのも事実だ。

「知らぬが仏」とは、これまた先人の言葉として言い得て妙だ。




とにかくラッキー!で部屋に荷物を置き、プールに入った。


三方を囲まれた木の多いホテルプールからは飛行機が✈


ホテル棟に囲まれ、管制塔が近くに見え、
滑走路から飛行機がひっきりなしに飛んでゆく姿を見つつ、
とてもオシャレで高い木々に囲まれたという超快適なプールである。

この国は水が上質なため、安心なのも重要なファクタ-である。
しかもセンスが抜群に良い。一応高級ホテルらしい安心感も備えている。




クールダウンをしてから一路「カトン」、「イーストコーストパーク」を目指した。
プラナカン文化なる本来のシンガポールの街を見学するためだ。

歴史も複雑なため独特な軒を連ねる街並みが広がる。
結構な距離を歩いたが、中心部とは異なる雰囲気が楽しい。



その後、シンガポーリアンが楽しむ海沿いを目指した。

沖にはおびただしい数のタンカーや中型貨物船が停泊していて
夜になるとオレンジの漁火のような見たことなのないような景色が広がる。




それを見渡せるレストランで夕食。
タイガービールはシンガポールの象徴だが、なぜかフィリピンのサン・ミゲル。
海を眺めるデッキでの最後の夕食は悪くない。





食後にタクシーで空港に戻る事にした。
タクシースタンドにはかなりの行列だが、仕方ない。

大抵なら歩く性格だが、キッチリと並んでひたすら待つ。
半時間ほどで順番が来て、一路空港に戻る。
安い価格で優雅で結構。




さて、ホテルに戻ってから「消費税還付」の手続きに行くことにした。
チャンギ空港は24時間で、オフィスも空いている。

翌日に出発前に待たされ、じらされ、払い戻されないトラウマがあるので、
どうも苦手なのだが、出発の12時間前から可能ということで、
空港ホテルにいるアドバンテージを充分に感じる事が出来る。


結構な額を払い戻してもらうための確認のオフィスで承認の印鑑を押される。
後はイミグレーション後の制限エリア内で、別のオフィスにその書類を持参し、
金額を受け取るシステムだ。

ややこしいですね。実に面倒だ。そしてイライラする。
面倒でやめてしまいたいという衝動にかりたてて儲けようとしているのでは
あるまいな・・・。

なので、香港は消費税無しで、上記の手続き無用ゆえに「買い物天国」なのですね。




ホテルで帰国のための荷造りを済ませ撃沈。

シンガポールにて購入したスーツケースに払い戻しの承認印鑑をもらったからこそ
そのケースを使い始める事が出来る。素敵なリモアを手に入れたのだ。


既に2時だ。明日、というか、帰国の今日は8時半の便なので5時半には
起床しなけらばならない。

旅先こそ2時就寝、9時8分起床という超規則的なリズムをつくっていただけに、
明日は相当辛いだろう。



シンガポール最後の夜はこうして過ぎて行った。

ホテル客室から最新鋭A380のプッシュ・バックを眺める

13に続く



2012年4月1日日曜日

新年度のご挨拶




新年度が参りました。

といったところで何も変わりません。



引越しする事もなく、出世する事もなく、ただ粛々と目立たぬよう、
信念を若干強めて健康に年度を過ごす事が出来れば嬉しく思います。


今年は、二大学で総計9コマの講義演習の授業が予定されています。
しかし、これも履修学生が4人以下なら、現行犯逮捕のごとく即、クビ!

冷酷なアルバイトですね。
学生も学費の支払いに関わらず例え「~Ⅱ」であれ、
受講出来ない訳です。


なかなかえげつない人権侵害と闘うことも一切せず、
あぁそうですか、とモチベーションを保つ力は傷つきつつも養われて来ました。

ただ、何かを信頼する気持ちは著しく無くしてしまいましたが。


余談ですが、

そろそろ「非常勤講師」というセンスのカケラもないネーミングに
改革はないもんかねぇ~と、同じく非常勤同士で話していました。

こちらの方が腕もスキルも上であれ、「非」とは凄いセンスですよね今時。

助教授が準教授となり、助手が助教となったわけで、
大学によっては「兼任講師」なんて言い方をしますが、
「客員講師」等でも良いのにねぇ~


モチベーション・マネジメントが下手な企業は破綻します。
いずれクライシスが起こって統合や吸収、ひいては解体。
そんな事象も近い将来起こり得るでしょう。




今回の長患いで、種々様々、かつ限界点も少々見えた気がしますので、
自分と後進、そしてお越し下さる愛好家の方々と一部の真面目な学生への
育成を本分に努力を続けて参りたい所存でございます。




本年度もどうぞよろしくお願い致します。