2017年10月29日日曜日

合唱団へのゲスト出演



17年11月3日(金:祝)、大阪は南森町(大阪天満宮駅)至近の天満教会で16時から、「アンサンブル・だまにーしゃ」さんのコンサートにゲストオケ要員として出演します。

合唱団さんの頁から拝借したリハ風景


メインはシャルパンティエの「真夜中のミサ」。
弦楽にオルガン、リコーダー二本がオリジナルで指定された楽曲。
古楽オケでバロックピッチによる演奏です。みなさん真剣に取り組んでおられます。


バッハなどとは非常に異なる楽曲構成のフランスの名曲演奏をお聴き戴ければ幸いです。

2017年10月28日土曜日

苦渋




この写真は2年半前に台湾の台南のフェスで私のピアノトリオで自作と即興をやったときのモノです。実はこういうコンサートを日本でもしたくてたまりませんが、如何せん過去の集客が悪過ぎて怖過ぎて出来ない状態。他国ではロックコンサートの如く信じられない程の反響を戴きCDも飛ぶように売れるのです。難しいのは自国です。



正に真の叩き上げで、過剰にストイックな専門のバロックのリコーダー演奏では多くのお客様に御来場戴けるようにようやくなりましたが、こういうファンタジーのあるメンバー(その道のオーソリティ)と自身がジジイになる前にやりたい放題炸裂させたいものですが、日本という国はとにかく難しい。
お前がピアノ弾いてもなぁ、リコーダーでジャズなんてな〜という具合。

お客様と共感共有しあってこそのコンサートなので、外国だけで通用しているのが現状です。どなたかご興味ありませんか?実は1993年創立の24年のグループなんです。


音楽理論的にはクラシックロマン以降よりはバロックの概念そのものの発展がジャズなんですが、、、

2017年10月26日木曜日

つかまされる会社?




極めて個人の意見見解なんだが、SとBぁンク&わいモバイルの基本的に店舗で「つかまされる」事に皆さん注意されたし、と思った事があったのでご報告。


いろいろ整理したくて数ヶ月前に持つ回線を数年かけて全ての回線を解約した。
それも店舗に出向いてこれといった問題も無く終了。
軽い断捨離をしたつもりでいたのだ。


しかしだ、クレジットカードの請求に540円の請求が来続けた。
おかしいと思いつつ、数ヶ月。ようやく行動した。


「えくすぽコンテンツ」というスマホにかかる何らかの保証会社の請求が続いていた。
これを店舗契約の際にわやわやと入る条件とか言われたのだろう。その時は了解したのだろう。
当然回線を解約したのだからそれも解約されているだろう、と思いきや、なのだった。


グレーなのかブラックなのか、回線が無いのにそれに付随する何かに、しれ〜っと請求され続けていた、というわけだ。こういう会社の受け付け嬢はクール。多分引け目だろう。
電話番号はもうありませんよ、と、言うと、すわ、本人確認の住所と生年月日で解決。


そりゃ儲かるわけで、多分、数万人いますよね。くれぐれもご注意を。
因みに私は楽天モバイルに変えて全て単純明瞭になっている。
つり広告はあるが契約は明瞭。

ネットで調べていたら多くの市民の声が上がっている。
総務省か何か知らんがもう少し仕事をするべし。


2017年10月22日日曜日

コーラスのコンサートに




季節外れの台風の直前、神戸市北区の比較的年齢層の高い愛好家コーラスグループの発表会にプロ演奏家のゲストとしてお邪魔して来ました。雨にも負けず熱心な団員の方々と百名近いお客様と共に素敵な音楽空間を共有出来た気がします。うたの力も良くわかった気がします。ピアノ伴奏とギター伴奏の相違も。


是非に、と紹介した以前に違う演奏会で共演したことのある神戸在住のギタリストの方とCのブルースと情熱体育?などを白熱しながら演奏して来ました。
楽譜が無く(しかしコードパターンで)演奏する事がいかに瞬間的で楽しいか、なども解説させて戴き、また合同でコーラスに混ざりながら無事に終了。


神戸市帰宅は六甲山系の北ですが、我が家は南側の西宮。
台風と山の相関関係を身を以て知る機会になりました。
こちら南側が暴風、豪雨。


あす警報で休みにならないかな〜なんて子供のようですが、、、




2017年10月20日金曜日

迂回の法




現代まさに現在、とにかく仕事に翻弄され意味不明なお金を国に多く支払うためには何が何でも働かねばならない。やり甲斐があればそれは生きるモチベーションに繋がるので是でも非でもない。

しかしだ、インフラのいたずらで大変なストレスを強要されて参る。
この秋、大阪の阪神高速は湾岸線の集中工事で、身体で言う頸動脈的な道路が車線規制、即ち測道や迂回路も大渋滞。秋の音楽家は忙しいのだ。

それならば仕方が無いので電車で移動×3日するのだが、そもそも自動車税、重量税、取得税にガソリン税に消費税の二重課税など、非情な状態をもってして個人の自動車を所有していて、それに加えて道路料金+消費税まで毎度徴収されているのだからそれを封じられこれがたまらない。夜間にでも工事をせよ、と。
自分の空間を確保し、快適に移動する重要な手段でもあるのだ。
細菌の感染も少なくて良い。


おかげで兵庫から南大阪までの移動が不便で不快。
ましてや人混みをこよなく愛する方もいるであろう東京の人々と大きく異なる兵庫人は大阪のJR環状線や御堂筋線に耐える総合的な人間力を持ち合わせていない。到底理解出来ぬ高校生の態度やぶっ飛んでいるお爺お婆に551蓬莱の匂いなど、とにかく驚愕するばかりなのだ。


こわいよ〜


では、と西宮から大阪天満宮(地下鉄南森町=古来、国鉄と市営地下鉄&私鉄の仲が悪くて駅名が異なる乗客無視のお馬鹿ネーイング’ズ関西)で乗り換え、南海の天下茶屋に達するルートで梅田や難波を回避出来るのであった。

要するに、神戸方面から梅田方面に出ず、尚かつ難波に至らず南海に達する事が可能なのだ。

しかし、劇的に不便であり、道路公団、国交省、財務省、交通局なりはもう少し考察せよ、と思う。結局利用者無視の役所の考えなのかと。ぶーぶー!




2017年10月15日日曜日

アンサンブルコンサート



先日、大阪の老舗楽器店「三木楽器」の開成館という90年以上前に建設されたホールにて、三木楽器さんからのお声掛けを戴き、我々のリコーダー五重奏をお届け致しました。

以前に先方からご相談戴いた折に「リコーダーで何かを〜」という事項でしたので、弟子連との(普段の活動はしていませんが)アンサンブル(クインテット)を披露させて戴き、しっかりとしたプロ奏者の紹介を兼ね、次のジェネレーションに確実に受け継いでいく姿をお見せしようと考察したのでした。




併せたように近日メンバー個々にリサイタルを行う予定がありましたので、そのご案内とフライヤーをお渡しする良い機会にもなりました。聴衆皆さんの暖かいご声援を嬉しく思いました。関西人らしく価値観を決める主観が個々に鋭い感覚をお持ちかと感じます。

平日夕方18時という微妙な時間帯にも関わらず満席に近いお客様にお越し戴き、とにかく大変なご声援を戴き感激しています。

カルテットは世界中に存在しますが、木管五重奏団や弦楽五重奏はるものの、即席以外でプロ奏者により構成される日本ではリコーダー五重奏団は唯一かもしれません。



モーツァルトの弦楽五重奏曲と四重奏の相違に似て、旋律以外が作り上げるハーモニーがいちパート増えるだけで全く異なる音楽が出来上がります。実は5パートで構成されている楽曲やアレンジは非常に多く存在しますがそれこそ、より緻密に、より美しく、せねばなりませんから存外神経は疲労するものなのでした。

で、来年は外国の友人を招き、六重奏の予定です。






2017年10月9日月曜日

シャルパンティエのリハ始動



学校公演の6連続が終わりきや、11月に客演する合唱団の古楽オケ内のリコーダーパートで、「シャルパンティエ」の「真夜中のミサ」のリハーサル初日。

難しいのは声楽あっての器楽であるという点。宗教曲の特徴かと。

我々は楽章や小節で考察しますが、宗教曲はキリエやクレドなどの単位で楽章が言われます。それが複数存在し、また言葉にアーティキュレーションを合わせるなどで脳がかくはんされます。通常器楽では考察出来ない「三位一体」などからくる拍の重さや非常に難しい要求に応えなくてはなりません。



果たしてこの楽曲に対して本当にリコーダーが指定されたのかも疑問に思う事が逆に興味をそそりました。延々C管なのですが当時に専門用語で言う5度フルートがフランスで使われたのか?ですね。イギリスなら作品自体があります。

いずれにせよ非常にキリスト教に深い関連性があるため、いかに西洋の人々には身近であれど東洋人の私には遠い概念かを痛感した次第。しかし芸術的音楽作品である事は事実ですので、素敵な演奏が出来るように訓練して披露出来るようにしようと思います。


2017年10月8日日曜日

いよいよコンサート






三木楽器は開成館に於けるアンサンブルのコンサートが近づいて来ました。
専門に過ぎないように、しかもマニアックにならぬよう配慮しつつプログラミングをしました。毎度申しますが吹き過ぎると下品な楽器ですので、いかにハーモニーを美しくしつつ音楽を生かし切るかのプロの演奏として構成していますので皆様にお楽しみ戴けるかと思います。




2017年10月6日金曜日

三日目



三連ちゃんの公演の最終日は城崎温泉の円山川北端にある「港西小学校」で50名程。
このような人数の場合は音楽室にて行う事が多く、より身近に聴いてもらうのです。




歓迎の文字も作って頂き、少ない人数ならではのコミュニケーションが生まれ、非常に楽しい公演になりました。公演が終わったら「握手してください〜」なんて可愛いですね。2年生くらいなのに「ありがとうございました!」とひとりずつが言ってくれるのでした。こういう所の先生方は反応が非常に良いのも印象的で余裕と品格を感じます。


この学校の音楽室から見た運動場の素敵な環境に驚愕。反対は海です。
おまけに国道に出た所には海の幸を売る市場が。カニには少し早いので朝にあがったばかりのイカやカレイを購入しました。まぁぷりぷりです。




二校目は随分と南下して「中筋小学校」にて100人ほど。
あいにくの豪雨で体育館に打ち付けるあの雨の音に苦労しつつも、我々と皆さんの集中力で無事に終了しました。驚くような顔をしてリコーダーの音色に耳を傾けてくれるのは嬉しいですね。自分と同じ楽器でこんな事が出来るのか〜という感じでしょうか。こちらもありったけのテクニックを駆使します。




帰宅時にようやく美味しいと思えた出石そば店(個人の見解です)でおやつ代わりにおそばを戴き三日ぶりに帰宅しました




児童、先生共に全ての学校(現時点で3千人ほど)で、非常に行儀良く熱心に聴いてくれる事実については「やり甲斐」があります。


反面、様々なサイズのリコーダーを始め、プロの演奏家の演奏をこれほどに聴く機会が無かったらしい事も驚くところです。バスリコーダー等の紹介では地鳴りがする程に喜んでこんでくれるのですが一校たりとも実物を見て聴いた経験が無いという事になります。
特に音楽専科の先生がおられない所が実際に「私も始めてです」と。

実際に学習し身近な筈のリコーダーですからもう少し教育現場での方法論がありそうなもんですが、これが(今回は豊岡市の)現実なのかと思いました。

いずれにせよ押し付けない程度にプロの演奏を届ける意義は今回の反応で強く感じました。来月にあと6校程を廻ります。







2017年10月5日木曜日

こうのとり



今日は豊岡市立「三栄小学校」で170名、「五荘小学校」」で740名!の二公演を。

一校目の近くにこうのとりの公園があり、何と学校の横にもこうのとりの巣がありました。校長先生曰くここで6羽のヒナが巣立ったそうですよ。実際に飛ぶ姿を目撃しましたが、羽を広げると2メートルだけに雄大でした。




のどかな地区で素敵な空気の中で演奏をして来ました。

そこから市内のマンモス校に移動。しかし市内の端の肌に校舎があり、およそ700名を超える学校には思えない環境。ただ、きっちり体育館にいっぱいの児童にエネルギーを吸われ?クタクタに。それだけ反応も上々で凄いのですが、公開処刑的な楽器紹介や体験コーナーでは神経が磨り減っていくのでした。


ここはフルコンサートピアノでした


さて、私もいよいよくたびれて来たのか、疲労が妙な感じで襲って来ます。
例えば、演奏の合間に猛烈にしんどくなったり、(今日は泊まりですが)食事に行っても食欲がそれほど無いという状態。せっかくですので日本海の幸は頂きましたが、すぐにいっぱいになってしまい、足が熱くなり、神経痛が襲います。じじいな感じ。

演奏が出来る幸せと、釣り合わぬ身体の老化が始まって来たのははかない事実。演奏は訓練で変わらないのは幸いです。
そもそも、若手に仕事が回れば良いですが存外失敗や特に失言が絶対許されない公共事業ですので宿命と割り切ってもう一日二校を乗り切ろうかと思います。

2017年10月4日水曜日

豊岡市「訪問コンサート」後半の連続週




今日から豊岡市で三日連続、各日2公演で「訪問コンサート」に出向いています。

早朝に兵庫の南から北部の豊岡への道路をひた走り、9時頃には現地に着きます。
規則正しい生活がこの早起きで乱れるものの、演奏に支障をきたしてはプロとは言えませんので車内ではとにかく喋って舌を回しておくのです。


今日はまず「日高町子育て支援センター」にて幼児とお母さんのためのコンサート。
おこちゃまが走り回り、叫ぶ声が轟く中、なかなか生演奏などは聴けないとの事でどちらかといえば実は大人が対象のコンサートをするのでした。
説明や演奏に熱心に聞きいって下さいました。清潔感のある非常に綺麗な施設に街の温かみを感じた次第です。2~3歳の子に説明や演奏中に襲われそうになるのもご愛嬌。




ランチを経て田鶴野小学校へ移動。
立派な体育館に180人程の非常に挨拶がキビキビした子供たちと、先日も感じた通り熱心に聴いて下さる先生方が素敵です。
リコーダー、コントラバス、うた、ピアノでの演奏はもちろん、体験コーナーやみんなで歌いましょうの楽曲など、多くのメッセージを伝えてきました。
あすは市内のマンモス校公演が控えています。




2017年10月2日月曜日

豊岡市 巡業




本年度は豊岡市の行事で前期15校、後期もそれくらいの小学校公演にリコーダー奏者として参上しています。普段は都会で十分忙しいため地方に出向くひまも機会もありませんので珍し事ですが、本物のリコーダー演奏を聴いてもらえるなら嬉しいコトです。

http://arts-tabi.jp/12.html

今日は豊岡市立新田小学校にて180人ほどの児童と先生方に。


田んぼの真ん中にポツンと立つ小学校


昔と異なるのは児童では無く先生方の態度です。
児童に寄り添いながらきっちりと聴いてくださるのですね。

私の活動では学校公演というのは決して多くはありませんが、昔は人をなめたような態度の悪い男性教員が実に多くいたもので、現在の環境や人間性は良い方向に変化しているように感じています。マットで寝ているおじさん教師がまぁいたものです。そりゃ国力も落ちますわね。

今週は7校の訪問で2千人ほどの予定。前期15校に続いてやりがいがあります。



帰宅時に出石付近を通過したため、名物のお蕎麦屋さんに。皿そばは有名ですが、それに対して特に興味はありませんので私は暖かい「にしんぞば」を。

しばし待って丁寧に運ばれてきたものの、まるでコントのように私の前でお盆が傾き、だし汁が大量にズボンにかかりました。猛烈な熱さが膝の部分に「あっつ!ぎゃー!」。

店員さんにはもちろん悪気などあろうほどもなく、「どうしましょう!」と大騒ぎ。他の店員さんも出てきて大騒動です。

とにかく(熱い、ズボンが濡れたものの)いいです、いいです、気にしないで下さいね。
なぜならゆっくり食べたいわけですし、一切のあなたには悪気は無かったのですから。
許して差し上げたかったのです。

さて、結果です。
元々だし汁が大量過ぎたためそのままお蕎麦をいただき、濡れたタオルで膝を冷やし、気にしないで下さいね、と告げて店を出ました。クリーニング代に二千円をお気持ちでしょう、それは頂きました。パートであろうその店員さんの時給から差し引かれるのでしょうね。気の毒なコトです。

帰宅する自家用車の中で自然乾燥を試みたものの、まぁ乾くにつれ、だし汁とニシンに匂いが車内に充満。その上、どうやら痛いではないですか。

結局、部分的に真っ赤に腫れており薬局に飛び込んで軟膏を。積んでいた替えのズボンにその薬局で着替えました。軟膏とクリーニング代で計算式に合点がいきました。

そして、なるほど大きな路面店の薬局にお手洗いがあるのは、やけどをした客が薬を購入し、それを塗り、ズボンを交換するため、だと知った次第。


人生、何が起こるやら。