2021年11月28日日曜日

陰と陽

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久しくバリ島にも行けず、バリヒンドゥの行事や感覚に触れる機会が失われました。私の場合はスピリチュアルではなく、ガチです。信徒ではありませんし、そもそも生まれ育たないとなれませんが。


バリヒンドゥとは言え、ヒンドゥ(神)と仏教の習合であり、日本で言う本地垂迹(神祇と仏教)のそれと似ています。信仰心は置いておいても我々は先祖があって実在するので、根底にも感覚的にも備わるのでしょう、日常よく手を合わせますし、怖い時や痛い時は神に祈る事もあるわけです。


さて、陰と陽。身近では山陽と山陰地方。まぁ朝が陽、夜が陰。躁と鬱、天国と地獄。どちらも存在し、互いが無ければ価値が成立しません。確かに。


コロナで観光客が空いているうちに身近な世界遺産を廻っており、様々な教養が身に付いていく感覚を覚えました。日頃気にもしていなかった日本の歴史遺産系です。以前まではやれ香港やの台湾だの沖縄だのと(飛行機好きもあって)中距離ばかりを気にしていましたが、おかげで2年以上は空も飛んでおりません。地元で十分忙しいので日本の地方行脚も皆無。JALのマイレージは15万マイルに迫ります。


でもってその分、少し良い車?で世界遺産と日本遺産を廻るよういなりました。新しい勤務先の京都の大学勤務も拍車をかけました。横が藤森神社だったりします。隣の駅は伏見稲荷です。

若い頃は神社で二礼二拍手一礼、寺であれ門で一礼なども無頓着。(踏んではいけない所は知っていましたが)今は逆に正しくしなければ気持ち悪い想いです。これは、礼儀作法なのか、無知なのかわかりませんが、習ったのかそうでないのかもわかりません。


加齢と共に理解が近づく事も多々あると思いますが、何より知らぬよりは知っていた方が気持ちは良いかと思います。般若心経は30%程ですが祖母に習ったのか読経が出来ます。


さて、世界遺産、高野山を訪れた際に、屋久島に似た杉の凄さに圧倒され、ようこそこの地を見つけ出した空海に驚き、少しにわかに勉強をしてみたもんです。ここまで歴史的な人物は何が本当かは不明ですが、いわゆる「真言」等は古来から伝わるもので、密教系の寺院ではよく壁にそれがかかれています。各仏像に各真言があったり。


そのうちの全体を表す真言があるのですが、自分の興味の枝分かれ的な流れで、天台宗と最澄や西国33所巡りやらの次に、安倍晴明と陰陽道へ興味を持って、にわか勉強をしたら、真言が同じという事に少々驚いたのでした。何を隠そう、陰陽道は密教あっての物だった等知る由もありません。勝手に導かれて行くと思えば楽しい事です。それこそアベノミクスやあべのハルカスは知っていましたが、


へ~ってな感じです。


で、来年で大阪音大(←よくある突然の不開講措置あるいは首になれば無効ですが=今日のメールで来年度は首はつながりましたw)の勤務が実に「33」年目なので、何となく西国33所をめぐり、先般無事に「満願」しました。


実は凄くありませんか?「満願」がですけど。


竹生島で満願し、印を


公認「先達」の申請をしましたのでまたご報告します。


2021年11月15日月曜日

愕然

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The Father という映画が話題になりましたよね。アンソニー・ホプキンスの主演です。


(課金制ネット配信会社で)1回観るだけでは到底理解出来ず、2回目は日本語にしてなるほどと思い、3回目は英語にし、字幕を見つつ、場面の表情、間取りまでが理解出来て来て

「愕然」としてします。


観ない方が良い名画、名優の演技を超えた演技。少しもどしそうになりました。


2021年11月10日水曜日

ピンポンの先にヒューマン

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いち市民の小さな良い話なのですが、

神戸には「神戸13佛霊場巡り」という巡礼があります。私もたまたま本屋さんでそれを知りました。では、せっかくなので巡ってみようと思ったわけです。

因みに、人見知りの人には適さないかも知れません。例えば、西国33所などの大きくて必ず御朱印所に人が待機している訳ではなく、ほぼ半分のお寺(又は塔頭寺院)でお住い場所のピンポンを鳴らして伺わねばならないからです。これ、少しわざわざ感がありますので、少し強い気持ちが要ります。


さて、13のうちのひとつに私の秋山の祖父母が眠る寺院があります。どうせならそこで満願しよう思い、その他から現在も専用の御朱印に御朱印を頂きに廻っている次第。まだですが。




今回は、なんだかほっこりする事が(私自身に)起ったので記念に記します。


まずは「須磨寺」。御朱印の3百円は礼儀として札を出すより小銭を用意するべき事。しかし特にキャッシュレスな生活を進んで行う身でそれはそうと千円札しかありませんでした。

須磨寺は比較的大きな寺院ですので、快くお釣りを下さいましたが、全て「百円玉」。これはあと二つ廻ろうとする私にとってはラッキーな事です。でないと次でも5百円玉を出してお釣りを頂くか、どこかで缶ジュースでも買って百円玉を用意しなければっ気持ちがすっきりしません。


さて、次は「性海寺」へ。昔は凄い大きさだったらしい(大抵は焼かれたり、焼けたり、奪われたりで小さくなっている)歴史のある所ですが、お堂は閉まっており、かつどなたもおりません。

困っていたら社務所の改装工事をしている方が、横の塔頭寺院に行かれれば御朱印を頂けますよ、と教えてくれました。ご朱印帳を手に歩いていると、相手もわかりやすいのかもしれません。


お隣の寺院に伺いましたら、丁度ご夫婦と思しき御朱印を頂いている方がおられ、おかげでスムーズにご住職にお話しが出来た次第です。

その際に「素敵なカバンですね~」と初めて言われました。京都は東寺のグッズです。しばらく待っていると戻られて、私の御朱印帳と「これをどうぞ」と言われ、10個ほどの酢橘を下さいました。まさかお寺でこういう物を頂く等とは思いもよらぬ事です。とても感じの良い対応を下さるご住職でした。お坊さんも人柄ですね。

さて、心地よくなり、次の「石峯寺 しゃくぶじ」へ向かいます。ここは、以前にトライしたらばご不在で書置きの御朱印しか無く、諦めた所です。今回はおられますように、と祈りつつ。


この「石峯寺」ですが、現実離れしたというか、時代が戻ったような丘陵地にあります。ある部分をS字で道を登ると、山門が存在し、塔頭寺院が3つ、そして正面に階段が現れるのです。おまけに紅葉まで。





それは立派なお堂や三重の塔には、薬師如来や大日如来等々。今回は社務所が工事中で、少し歩いて「竹林寺」に赴き、ピンポンをして無事に御朱印を頂いた次第です。ここのご住職は様々兼務のようで、今日は大丈夫と強く想っていただけの事はありましたか。





残りは、3寺。年内には満願したいですね。


「ご本尊にお参りはされましたか?」と参拝の有無をほぼ聞かれます。当然でしょうが、スタンプラリーでないのだ、という事でしょうか。

半分は多分ですが、奥様が対応され、それは非常に丁寧です。

門を出るまで見て下さっていますので、必ず振り返って頭をさげましょう。

神戸で13所か、と思いますが、存外車であれ、そう簡単にはいきません。



また、ご報告します。