2025年7月9日水曜日

京都の暑さ

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京都の暑さは尋常ではありません。頭がガンガン。私は夏に他界する予定です。

何しろ沖縄、関東よりも暑いのが関西です。申し訳ないですが、そんな中、京都に観光に来る阿呆も沢山おられます。暑いで、と。


いつも教員の部屋で会う先生も体調不良で休講とのこと。要するに、暑いので学業には向かないのです。それを変更する権力者が不在なので命懸けで大学で勉強させられるわけで、こちらは年齢が難、学生は暑くて授業中よく眠っています。若い人は眠いのです。政府はそんなことも知らないのです。そもそも選挙に行くには7月の連休は暑い、とか素晴らしい発想です。しかも私学は7月末まで授業で祝日授業日なんて新しい日本語があります。それを決めたのが大学時代遊んでいた時代の奴らでしょう。とにかく暑いのです。やってられないのです。


コンクリート&モルタルイズム


京都市芸大の新校舎は快適ですが、駅からは炎天下を徒歩ですし、車もなぜか禁止ですので来週は休むことにしました。車に乗らない奴らの権力ですね。そもそも己の身や若者の命をかけてまでやること、とは思えません。これでこの曜日は夏休みに入ります。あまり勉強させると自分で思考しなくなりますよ、と。私らの時代は休講だらけだったので今の自分があります。


さて、京都からの快速電車の6号車の空調が壊れていましたし、指定席とはいえ私鉄に比べて暑いのがJRさんのポリシーのようです。これも乗らない人が決めていることでしょう。いかにもJR西日本です。





京都は魅力的な町ですが、夏は沖縄より相当暑いということ。平安時代はもっと暑かったという記述ある書物があるそうですが、今は無き小椋池で涼んでいたとのこと。まぁ盆地オブ盆地とコンクリート地獄のせいですか。



2025年7月7日月曜日

荒れた庭

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月曜の鬱陶しかった大阪音大を辞めて気づいたことがあります。

人生において「日曜日」も楽しく過ごせるという事。まぁ知りませんでした。心の状態が全く違います。それだけ劣悪だったのかと。適材適所ではなさ過ぎため、可哀想です。

(行った事はありませんが)戦場に送られる前日の兵士の気分、あるいは、必ず痛い歯医者に行く前、のようなフラストレーションがあったのが無くなりました。穏やかです。


新しい勤務先の神戸女学院は通勤ストレスは皆無。車歓迎で校舎前まで二分ですから暑さも気になりませんし、学生の質や取り組み方も良いので楽しい限り。大人も学生も守衛さんまで良い大学です。

今日はお箏の授業で私の授業に先生を招く日だったのですが、彼女は音大での以前の教え子さんで、わかりやすく言えば女性から見ても魅力的な女流奏者であり、女子学生がすっかり魅了されている姿を見ました。教え方ももうベテランの域。習う学生も集中していましたので、何よりみんなで達成感を味わえました。

誠に人生は自分で変えて正解ですね。幸せそうな学生を見ると、こちらも嬉しい限りです。音楽の現場はそうであるべきです。




話は変わり、

庭の雑木に興味のない人間がいると、いつの間にか、その土地はえらいことになります。屋根にかかり、トユは詰まり、風が遮られます。


その典型では例えば、くすの木、ヒマラヤ杉、枯れた松。非常に不快な状態で、かつ、周りが立派な二階建てのお家の真ん中の平家なので、風も通さずに私の家のみが悲惨な夏になるのです。屋根に太陽光パネルを置くタイミングが分かりませんし、とにかくぶった斬り作戦を決行。憎しみの感情を沸かせば真夏でも作業が捗ります。



まずはチェーンソーを購入するところから。なんでも高いですわ。マキタは高価なので、そっくりのチャイナ製品ですが、コツがわかれば使えます。

木は、こちらに倒れるようにテンションを手前にかけて切ります。


で、木をぶった斬りました。神社の御神木でもない限り不快です。どうりでこの「緑化推進地区」でも、最近は無視する新しいお家が多いわけです。結構大変な作業。しかし、少し風が通るようになりました。が、陽が指すようにもなりました、、、


で、丸太にして並べました。これで「風」が通ると良いのですが。

まぁ、その木は枯らして叩いてチップにして庭に巻くと良いのです。


山の家裏:ここを広大な畑にします


二拠点生活なため、あちらの山の木も結構木を切り、ここは畑に改良するつもりです。現在は適所に合併水槽を作られたために極めて小さい畑なのです。トウモロコシなどは楽勝です。


楽しい老後、という考え方も出来ます。

今後の足腰にはとても良いですね。


2025年7月6日日曜日

兵庫県豊岡市

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兵庫県豊岡市但馬地区、中学校音楽研究会の講習会へ先生方の講師として出向いてきました。ありがたいことに私は関西都市圏で十分に仕事をしていますから、出稼ぎ族ではありませんのでとても新鮮です。

大変熱心な受講をされた先生方には頭が下がります。授業後の大変な中、リコーダーについて多くのことをお知りになりたいなんて素晴らしいことです。ひたすら講義をして来ました。

しかも、今回は京都教育大で教えていた学生さんの新任がきっかけで、今やSNSのDMでお声がけ頂いたのです。優秀な学生さんで早速、赴任なんて素晴らしいことですし、若い先生の意見を吸い上げることも素晴らしいことです。


鹿が出るのだそうです


さて、ご存じ「暑い」ことです。なかんずく豊岡は、冬は寒く夏は灼熱。それだけに食べ物は美味しくで結構です。農協の店のキャベツなんて100円です。

講習は夕方なので山荘から向かいました。自宅よりもアドバンテージはあります。で、エビフライの抜群に美味しい「カフェ・マルヤマ」に。

本日休業、、、、、、、、、、、、、、、、えび



気をとり直して豊岡のカフェ「アヴィアン・トット」にてハンバーグ・ランチ。

この2件は非常にクオリティが高いお店で、こちらにくれば、ほぼほぼ来るのです。兵庫のクオリティは非常に高いのです。例えば、コウノトリ米も凄いレベルのお米です。



ちなみに山南町で抜群に美味しいうどん屋さんを見つけてしまいました。四国に行く必要がありません。兵庫のクオリティはすごいですね。


うどんは勿論、この天ぷらが絶品でしたわ


但馬牛、三田ポーク、丹波鳥、岩津ねぎ、カニ、タイ、たこ、酒、そば、米、、、、


2025年6月28日土曜日

セミナー(愛知編)

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まさか6月で34℃になるとは、、、とにかく関西、東海より沖縄の方が過ごしやすいはず。

さて、

大阪と近隣諸国以外でリコーダーの愛好家の方々の「合奏セミナー」をさせていただいた経験は無いように思うのですが、愛知県は小牧市のシンフォニア楽器さんにお呼びいただき、行ってきました。初心者、モーツァルト、ラモーで3コマ。

こういうと珍しいようですが、大学では「合奏」を担当しています。しかし、熱心な愛好家の方に触れ合うことはあまりありません。そもそも地方に出かける時間がほぼありません。


今回はホテルや交通に至り、非常に丁寧に、何か大切にしてくださり感動。


美しい夕景の小牧城?


集まる方の数こそ大人数では無かったものの、集まった方々のレベルが高い事に少し驚いた次第です。高低うんぬんよりも、私ごときには情報がありませんので無知という事も言えます。また、「初心者」セミナーも、ありそうで経験はあまりありませんでした。


始めは「はじめまして」の感じで緊張感がありましたが、途中から「サウンド」の良さが生まれ、その場はリラックスで楽しい空間へと変わりました。音楽の力です。

関西のレスポンスに慣らされているので、東海地区の方々の傾向は知りませんでしたが、非常に真面目に取り組み、学ぶ事が楽しいと思われているはずです。それだけに専門分野で少し深い部分をお教えするのもやりがいがあり、楽しい経験となりました。




存外、名古屋は近い距離です。車での往路こそ京都から地道で6時間かかりましたが、帰路は高速で2時間少しです。しかも週末でトラックは少なめ。快適に帰宅しました。加齢でしょうか、喉はやられました、、、

何より、この歳でも素敵な経験になりました。奔走してくださった運営の方々には深く感謝です。




来週は兵庫県@@市の「教員セミナー」へ。この場合はバロックは関係ありません。兵庫で一番暑い場所です。


2025年6月26日木曜日

8月と終活

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既に京都は想像を絶する不快な気候です。外国人とゴミだらけ。湿度と温度は異常です。買わせるだけ買わせて、税金を取るのに、なんでゴミ箱を置かないのか不思議です。性善説は日本固有のもの、というのがわからないのですね。悲惨な光景です。


京都芸大の校舎は非常に新しいものの、駅からは炎天下を歩きますので大変。最近の若者は身体も強くないため、マストな授業以外は休んだりしますが、それも時代でしょう。そもそも大学などは「きっかけ」を学び、変な先生(大人)の顔色を伺い、理不尽を学ぶ所です。

特に音楽学部は、聴音、ソルフェージュ、対位法、楽曲分析、作曲法、指揮法などが必修です。これが一般学部の卒業生と大きく異なるところですが、若い頃に学んでおいて良かったと思うことも多々あります。しかし、これは専門分野の側面でしかありません。



さて、この8月も全ての教室はお休みします。

なぜかといえば、実は暑さで急にお休みになる方が多いためです。家族に止められる規模の猛暑では通う道すがらで命の危機を感じるはずです。そこまでして笛を吹かなくても良いでしょう。

こちとて欠席の多い教室に行くも、その達成感の低さを経験で知っています。そもそも、ひと月さえ休めない人間など芸術に向きませんし、暑いのに働く年齢ではなくなりました。

9月にフェニックス・ホールで大フィルさんと演奏しますので、涼しい場所で練習するのです。


わが山に道を切り開きました


という事で、カラヤン先生のサンモリッツの山荘よろしく、私も夏はある場所に籠るのですが、要は標高と森林の多さが重要なのです。そこでゆっくり終活を考えるのも素敵ではありませんか。健康なうちに不健康を思考するのはスマートです。とにかく数年使ってないものは捨てます。


山では午前と夕方は問題ありません。逆に半世紀を過ぎたやすぶしんの「ひら家」の自宅は50℃にもなり、何回か自宅のトイレで熱中症になったもんです。父が建てた1970年代は暑くなかった事でしょう。今は電気代も半端ありません。この世の地獄体験。家で亡くなるかもしれません。


自分の命は自分で守ることは間違いはありません。誰も守ってはくれません。





2025年6月22日日曜日

B -2 ステルス 爆撃機

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アメリカがイランの核施設に攻撃を行いました。いつまでも平和が続くと思うことに根拠がなくなってきました。大義としては核施設を持たせないことで世界的に貢献しているということでしょう。大きな承認要求ですが、少し頭の程度が低い事です。そもそもSNSや外国人避難の段階で今回の攻撃は私レベルですらわかっていました。空母は集まるわ、爆弾の説明も多々。我々には理解出来ない思考回路が中東や民族にはあります。関西は関東はなんて極めて小さな事が好きな日本人は平和なのです。そういえば中国の浸透洗脳戦略をじわじわ。

しかし、重要なのは宗教戦争という点です。私がロンドンにいた頃はIRAによる爆破事件頻発でした。通学路のビルが爆破された事があります。「神」とは何でしょう。結局は思考の押し付け合いな訳です。それぞれを尊重するなどは今は昔。



さて、平和がギリギリ続くうちに会える人には会っておこう、また、年齢の壁もありますので、少し出かけて来ました。実に40年前から行っている北アルプスは奥飛騨のペンションで、昔からいつも可愛がって下っている経営するファミリーの方々に会いに行ったです。



己が歳をとれば、相手も歳をとります。ご主人の身体が少々悪く、サポートする奥様は痩せてしまい、息子さんは常にフォローで神経がすり減り、結婚したばかりの娘がフォローに帰ってきています。ある意味そこには「愛」があります。今の中年世代の平和は多分、己の70代からかと思います。予防治療は人に振り回されない事に尽きると思わされます。

人の世話をしない、しかも「他責主義」になることをおすすめします。



話が変わり、久しぶりに名神高速を走ったらば、まぁモラルの低いこと。それだけ国民のフラストレーションが貯まっているのか、はたまた、無謀な人間が増えたのか。幅寄せ、くっつき、おまけにぶっ飛ばす小さな小さなタイヤの軽自動車には恐ろしさを感じました。制動距離を理解していないのですから愚かです。高級車も激減していました。

人口は減り続け、集落は無人化するも、高速道路はどんどん建設されていて不思議な事です。




思ったのですけど、リニアが東京、名古屋で開通したら、まぁ名古屋以西の人は乗りません。乗り換えませんわ。ならば、のぞみを通過させましょう。新大阪まで5分は短縮されます。

また、福井県敦賀まで順調に完成しても、全く見通せない北陸新幹線。京都の人は絶対に承認しませんし、米原までつなげたとて、JR西の乗客がJR東に持っていかれるので、折り合いがつきません。やめてしまえば良いのです。関西から北陸が分断され、福井、金沢、能登にも行かなくなりました。そもそも敦賀ってどこですの?

そんなに並行在来線が嫌なのかと。いつの時代にも不思議な「力」があります。






2025年6月16日月曜日

音感

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今日から明確に真夏です。物凄く暑い。

良かったことは、買い替えた第一営業車 MINI の運転席パネルが布であることと、シートがホワイトというだけで、車内温度が比較して低いという事実ですか。黒いシートは熱を持ちますし、プラスチックの黒いインパネもそうです。しかも、今はスマホでエアコンを遠隔操作可能。


暑くならないホワイトシートは快適


さて、まぁ〜どこでもそういう事もあるでしょう、というハナシですが。


急に暑く蒸し暑くなったらば、授業をする大学の合奏室のエアコンが壊れた、とのこと。

まぁまだマシなのは、1限で山の上、かつ木々に囲まれた校舎のため、日照りは大都会とは異なる事です。また、さすがなのは、緊急でも大きな扇風機が4台用意されていた事。対処がさすがな大学です。(部屋を変えるという発想はなかったのかは不明)


素晴らしい空間ですが



しかし、デス。風で譜面は飛び、音が飛び、極め付けは扇風機の回転音がうるさいという事実。そのモーター音が「ファ」でした。今日に限ってソプラノを終えてアルト入門で音が低い訳で、不幸中の幸いはF管ではありましたが、こういう事がわかる我々には世間は不便なのです。


事務方からは、「今の若者は弱いので」、と一言いただき、水分を飲ませつつ、早めに終わりました。笛を吹いて意識が無くなればえらいことです。実習で休みが多々だった季節が終わり、ほぼほぼ出席、となるとこうですわ。意地悪は神様がいますか。


思うに、6、7、8月を休みにして9月に始業すればうまくいくかと。そうか、欧米か。