2017年11月24日金曜日

久しぶりの沖縄




実に去年の八月から一年以上で久しぶりに短い滞在ですが沖縄へ行って来ました。

そもそも、いつも行きたいと思いつつも前述のように本年度は異常な忙殺で日程が取れない中、片道五千円強のジェットスターのシートを往復押さえられた上に、中部の金武町にある出来立てのコンドミニアムの7千円程(一泊フルキッチン付き)の安さが重なって出向けた訳です。

さて、飛行機ですがLCCも群雄割拠の中、ジェットスターで1列目を五百円程度で指定すると(以前には無かった)優先搭乗が可能になっていました。これはストレスが減って良いのです。足元は広く、間違いなく自分の上に荷物を収納出来てほぼ一番に出る事が出来ますので。

で、楽天で予約したABCレンタカーが48時間で五千円、というのも手前味噌ながらリサーチ力の高さかと。車種はトヨタのヴィッツでした。

天候はご愛嬌。風呂の水が抜けたかのような雨、曇天、強烈な太陽などめちゃくちゃ。


車で走り始めたら横にパトリオットミサイル車輛。
保護施設で初めてヤンバルクイナを観て釘付けに。
海軍の豪の跡を訪ねるも戦争の悲惨さを実感したり。

ほぼ遊ぶ事無く真面目な小旅行になりました。


2017年11月19日日曜日

城崎にて




本年度のみだったが豊岡市民会館が主催する「学校訪問コンサート」。
計算してみると実に3647名!!

豊岡市立の施設を訪問し、リコーダー演奏や楽器紹介、その他の演奏を行いました。

 78名 小野小学校
219名 弘道小学校
 23名 寺坂小学校
118名 福住小学校
452名 日高小学校
 35名 八代小学校
 44名 静修小学校
 32名 高橋小学校
100名 清滝小学校
 60名 資母小学校
122名 三方小学校
187名 新田小学校
163名 田鶴野小学校
167名 三江小学校
737名 五荘小学校
 58名 港西小学校
101名 中筋小学校
388名 八条小学校
131名 神美小学校
110名 竹野小学校
 26名 中竹野小学校
 24名 竹野南小学校
142名 城崎小学校

40組 出石子育てセンター
50名 日高子育てセンター

小学校での驚きは、
その全てがジャーマン式であり、アウロスブランドのトヤマ楽器さんのモノであった事。100%とは凄い事です。子供達は須く真面目に聴いてくれました。先生方も。

同時に全ての学校にバスリコーダーは存在しておらず、知られてもおらず、喜ばれた事。
1校にテナーがあると聞きましたが、1セット足りとも1校にも無い事にも驚きました。しかしながら変に知られていない事で、実にリコーダーに対する興味が深く、実に素晴らしい反応と相容れてそのやり甲斐を感じた次第です。


駅近の食堂で実に美味ですが18時までに入って下さい。19時閉店。




最後は豊岡市に前入りしてビジネスホテルに宿泊。夕方に城崎まで出向いて「さとの湯」へ入り、魚屋の食堂「海中苑」にてお造り定食をば。もっと早く気付いておけば良かった!というくらいにお湯が良く、お味も実に素晴らしかったという、、。


さて、
将来に一人くらいは豊岡市出身のリコーダーの専門家になってくれたら嬉しいのですが。


2017年11月12日日曜日

小さな腹いせ😓



誠に小さ〜〜い事で恥ずかしいのですが、

阪神高速神戸線には姑息な手段の覆面ぱちょかーが数台、市民を守るよりは楽しく捕まえるのを生業にしておる権力側車輛がおります。税金投入先ですから苛立ちますね。

で、今日運転中に発見したので「適正な距離を保ち」4キロほど完全に追尾してやりました。車線変更も完全追尾。確かに指定速度で走ってはります。

私の乗る比較的早そうな車が不自然に遅いので追い越し車線で抜こうとする他の市民の車が須くスピードダウン。多分、20台の同志を助けた結果になりました。帰宅時も同じ事が起こり遂行しました。しっかし彼らも暇なのですね、特に晴天の日曜日は。日本に生まれて良かった。



それだけに少し気分が晴れた次第。


危険運転や完全なルール無視はまだしも、流れに乗る車の先頭を見つけるなど姑息な点数稼ぎを恥じ、公僕らしく本当に適正な方法で取り締まリなさい、と一市民として思いました。本当の罪を正面から取り締まるなど、子供に自慢出来るような仕事をして欲しいもんですね〜。


2017年11月10日金曜日

幸せか?



豊岡市の訪問コンサートも終盤。複数日で4校程を周り、およそ600人に音楽を届けて来ました。良い意味で純朴な感じの児童や一緒に真剣に聴いて下さる先生方を相手に演奏をしてると「やり甲斐」が非常にあります。間違いなく大喜びしてくれるのです。
大げさに言えば、幸せをお届け出来ているのかもしれません。




一方、私にはえらい不幸が襲いました。

素敵な余韻に浸って帰路の途中の踏み切りを渡った直後にパトカーが追いかけて来て強制停止。あの「威嚇体制」は例えば、中国人民解放軍が人民を攻撃した昔の事件のよう。
そもそも踏み切りでは停止しますよ。


若い制服の兄ちゃんが丁寧に「踏み切りで止まりましたか?」「もちろん」「私にはそう見えなかったけどなぁ〜」「はぁ?」、、、


さすが、権力。自分が正しいのだ感。威圧。

こんな若造との見解の相違で議論するのも時間の無駄。
取り締まりのための取り締まりをして点数を稼ぐ兵庫県警に楯突くにも嫌。
踏み切りを突っ切った車などならまだしもですね。小さい。平和で暇なのは良い事。

「ならば君の思う通りにしなさい、さっさと事を進めなさい、互いに時間の無駄でしょ」
と、徹底して逆に屈服して来ました。2点減点に9千円らしいです。嬉しい事でしょう。ノルマがあるようですから。

面白いものでこちらに説教をしたかったようですので論点を変えて、パトカーに燃費が悪い車を多く使う意味等を喋り続けてきました。で、

興味深いのは、結局、何が悪いのかの説明を果たしていない点です。証拠も無し。
私は停止している概念ですから反省がありません。踏み切り前には停止します。

事なかれ主義では互いに気が合ったとも言えますが、まぁ「人を幸せにする」仕事をしていない事は非常に気の毒だと感じました。まだ若いのに制服着用して田舎の単線の踏み切りを見張り、絶対主義を一市民に主張するなんて他の人生もあったろうに気の毒な事です。正義とはほど遠い事です。自衛隊はまだしも彼らは命がけの仕事もしませんしね。


私は今、子供達に幸せを届けて来た帰りですよ〜、と伝えて来ましたが権力側の若造には意味が理解出来たのでしょうか?
最後に「すみませんでした〜」と言われたのですが、どういうこと?


その後に寄った紅葉の素敵な場所で、暇で幸せそうな警官を捕まえて踏み切りでの原則を問うてみました。
タイヤが止まれば(左右の確認を怠っても)可、だそうですよ。


人を幸せにする、幸せだと感じて頂ける仕事をしていて良かったとつくづく感じた次第。
権力を持つと人は変わりますし尊敬は失うのでしょう。どの世界もそのようです。





2017年11月4日土曜日

シャルパンティエ



シャルパンティエの「真夜中のミサ」を大阪天満教会で演奏して来ました。

プロの演奏家というのは例えそれが愛好家の合唱団の方々のオケ担当であっても、経験と知識、技術で作品を本番までに深く読み込んでいきます。リハ中はスコアは勿論必携。
言葉に併せたア−ティキュレーションも必要で、宗教音楽に疎いと非常に違和感のある演奏になっていきます。



いずれにせよ愛好家の方々はプロではありませんので当然様々な事故も起こりえます。
途中で拍子やテンポが頻繁に変化する箇所などが「怖い」場所です。
一方我々は人を不安にする、ミスをする事はあってはなりません。

で、結局は音楽を支え続け進める事は当然、何気なくコンマ何秒で先導して行くのも仕事です。

個人的には作品統制の不安から軽い吐き気を伴いつつ前日を過ごし、当日も食欲は無く、しかしプロ側の本番力で無事に仕事をして参りました。終了と共に劇的に空腹感が襲います。特に管楽器は唾液の関係で一切の食事や炭酸もタブーです。

バッハ、ヘンデルに比べて耳にする事は少ない宗教曲に於けるオケのリコーダーパート。
作品力が高いのはともかく、とにかくアホ程読み込んで練習する事が結果を良い方向に導く気がしました。まぁ数年は無い仕事かと思いますが。貴重な空間でした。