2015年8月27日木曜日

本番のご案内



今までになく、本番の多いこの秋のご案内をまとめてみます。
よろしければお出かけください。


   2015年秋


★ 9月7日(月) 大阪クラシック   18時開演 無料  


大阪証券取引所 http://www.osaka-phil.com/oc2015/


リコーダー協奏曲 (ヴィヴァルディ、ベイベル) 


ヴァイオリン: 高山佳南子、 藤木 愛   ヴィオラ: 佐藤まり子   チェロ :庄司 拓







★ 9月9日(水) レインボーコンサート  15時開演 500円(当日のみ) 


  岡山大学医学部 Jホール   http://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id1515.html


ガナッシュ・リコーダーアンサンブル演奏会


リコーダー協奏曲 (リコーダー版:テレマン、ヴィヴァルディ)、からたちの花、朧月夜、他


リコーダー: 木戸麻衣子、 財前奈緒子、 深田智英






★ 10月1日(木)「クロッシング」 二本のリコーダーとチェンバロによるコンサート


19時30分 韓国ソウル特別市 アウロスホール http://www.auloshall.com/


ジ・ヨン・ファン :リコーダー   秋山麻子 :チェンバロ


二本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ集

(テレマン、ウィリアムズ「鳥の模倣による」、オトテール、ヴィヴァルディ「フォリア」、他)




2015年8月22日土曜日

Seoul ~ Kansai




さすがに初めての相手で外国人とのリハーサルは互いに緊張するのか、少々疲労して昨夜は早くに寝てしまった。その分、早目に目覚め、余裕の時間をかけて空港に向かう。



ホテルをアウトして地下鉄4号線からソウル駅へ。新しい通路を通り空港列車を目指す。
ちょっとよくわからん新しい連絡通路に戸惑う。一度出て、もう一度出るというもの。
案内係に聞いて事無きを得たが、理屈がわからないまま。


さて、ソウル駅の空港鉄道の案内にまず行く。
JCBキャンペーンをお願いします、と言う。

一万ウォン以上使用したレシートとカードを渡す。

なぜか二席用の資格のシールをくれる。
チケット購入カウンターに行くと二席の座席指定券をくれる。
ホームに降りて列車に乗る。隣は誰も来ない。無料。素晴らしい。

空港に着くとまだ早いのでフードコートみたいなところでサンドウィッチとコーヒー。
Wi-Fiは飛んでいるので快適。
良いのはここまで。

2時間半前に、搭乗するLCCPEACHのカウンターに行くと、既に凄い人の列。
結果、ここから搭乗ゲートまで、実に80分かかるという記録を作った。


チェックインカウンターに並び、搭乗券を受け取るが、3分程近くで待たされる。
これは預けた荷物の検査に不合格の際に呼び戻される措置のよう。

もう少しチェックイン窓口と人数を増やせよ、と思うが安価なのと最大でも
130人程だから仕方ないのだろう。隣の大手、ルフトハンザのカウンターが羨ましかった。






悪口だが、後ろに若い兄ちゃんが大声でハングルで会話をし、友人とテンションが上がっていく
一方で参った。そう言えば、日本の代表的LCCだが、そういう日本男子はいない。

その後、荷物検査の際にパスポートと搭乗券の確認。
荷物検査の行列に並ぶ。容量の悪い係りに並んだら不運。

しかも前のおじさんは不機嫌でその前の子連れは子供エネルギー爆発。

ここでも搭乗券の確認。
通過して、イミグレーションが行列。

ようやく制限区域に入ったのは1時間程してからであった。



基本的に半世紀進歩が無いではないか!空港施設やシップこそ快適になり、やれサービス合戦や価格競争もよろしいが、果たしてこれだけの無駄な時間のルーティンはサービス業となり得るのかと思う。非常に非効率である。

制限区域に入ってもターミナル移動で長いエスカレーターを3階ほど降りて移動体を待つ。

移動したら長いエスカレーターに人が殺到し、3階程を昇る。

指定されたゲートに行くと屈強なロシア人男性グループが大声で喋りまくっている。

ここまででチェックインの行列から長い80分。因みにフライト時間は短い80分。






LCCの割り切りも慣れてくると「ん?」と思うようになってくる。

到着便を45分程でターンアラウンドするため、スピード勝負で掃除をしはる。

それは素晴らしいが、搭乗する我々のボーディングブリッジの透明のゴミ袋が露出して迎えてくれるのだから妙だ。大手では新聞が置かれているカートの場所が間の乗客のゴミというわけだ。

値段と安全さえ両立していれば、乗せて戴いているのだから苦情は無いが、日本人の「心」みたいな特徴は失われ過ぎていると感じる。

3泊も大都会のホテルにいると空気の悪さと部屋の狭さに閉口する。

とにかく素敵な音楽を作る手段ではあるから割り切るものの、生活圏が非常に閑静で空気も綺麗なので困ったもの。と賜りつつ来月の本番では4泊しなければならない。

木曜夜にコンサート。土曜にマスタークラスとの事。

政府同士のいがみ合いものその。文化交流は上手くいっているので政令経熱の典型かもしれない。

頼むから日韓航空協定でせっかく出来た関空からソウル市内は金浦空港へのJALを復活させて欲しい。意地を張るはみっともない。これは日本側が撤退させた感。貯まったマイレージも使えず非常に迷惑している。

ことほどさように勉強の出来るであろう馬鹿が権威をふるい利己主義なので未来的発展や人の心を理解する能力に欠けた出来事が発生するわけだろう。
これは企業や学校などの範囲でも同じで悩んでいるクレバーな能力者が多々存在する。


MM006

税関で一人の中年だからか「仕事ですか」と質問された。仕事ではなく「たてぶえ」の指導と交流、と言っておいた。間違いない。ビジネスマンには見えないでしょう。あっちもプロだろうが、こっちも千回位は税関を通っているので余裕ですよ。って、きょどっていたりして・・・。
関空でも、JCBの提示で栄養剤を差し上げますって怒鳴ってはります。
@KIX T2

Seoul 3




昨日は午前午後とリハーサル。
場所は全面協力をして下さるコリアバロック社さんのギャラリースペース。

以前にデモンストレーションで演奏させて戴いた事があるが、チェンバロも複数台あり、
立派な環境。譜面も多く販売されていて、数冊購入した。
台湾もだが韓国も冊数が多くて助かる。
ただ、ここのところの円安はどうにかならないものかとも思う。


共演する、ジ・ヨンさんは30代の女性。
ウィーンで10年学び、現在はソウル市内の大学でリコーダーを教えているプロの演奏家ゆえ、
リハーサルは順調に進む。
こちらの言う事はすぐに理解し、相手をこちらも理解するのが早いのでストレスレスで結構だ。

本来、そうでなければいけない。当然、彼女は緊張していたが、ミスをしないように練習をしていた。当然だが、なかなかこうはいかないのも経験と事実だ。

少しオーバーモーチション気味の演奏法が徐々に軽減されていき、音楽も落ち着き始めたのが
興味深い。ディミニューションや装飾、間、当ててくるビートも好感。ソウルの聴衆も喜んでくれる筈。


日本でもこのコンサートをお聴かせしたいが、わざわざ全てを捧げて下さるC先生というような奇特な人物は日本には少ないと感じる。ある個人の企画で投資なのだ。頭が下がります。

とにかくリコーダー二本とチェンバロによるバリバリのバロックコンサートが実現出来そう。

台湾に始まり、韓国のリコーダー界、そして個々の方々のご協力やフレンドショップに深く感謝する次第です。

良くも悪くも、プロを聴く、教わるという貪欲さが我が国の比ではないのは明明白白と感じる。




ところで、ソウル駅でJCBカードと1万ウォン以上のレシートを提出。
なぜか特急指定席を二席分無料で提供。

人見知りの私は横に荷物を置いて快適にインチョン空港に向かったのでした。
この空港は広い、綺麗でいつも素晴らしいと思う。@インチョン空港


2015年8月20日木曜日

Seoul 2



天候は曇り、晴れ、土砂降りと滅裂。

朝は簡単に部屋で済ませて、梨泰院(イテウォン)に向かう。
あるイタリアン・レストランが目的という事情。韓国なのだが。

で、ランチタイムより早く、11時10分に行ってみたら、11時30分からなので~(^^;
でも、入って座って待っててOK、という親切を受ける。しかも良い席だ。

ランチセットのパスタで関西圏と同様のお値段で美味でした。(3回目)


辺りをうろつくが、この地区は大使館等が多く、高級車がよく走っている。
日本食も多いが、店の入れ替わりや閉店、開店の回転が多いように思う。



タクシーで南大門(ナムデムン)に向かう。およそ500円で便利。

少しうろついて昨日作ったメガネを取りに行く。
何度も行っていると、スタバ的コーヒーまでサービスしてくれるという~。


ホテルに戻るも、清掃はまだだったので、東大門に地下鉄で移動。

東大門デザインプラザは壮大な建築物


また明洞に戻ってうろつく。

夕食はタッカンマリという鳥の薬膳スープに挑戦。あっさりしていて胃にも優しい。
最後にうどんを入れるのだが、ダシも効いて美味だった。

で、またうろついてハリー・コーヒー(スタバ的)にて、マンゴーかき氷(ピンス)を。






さて、明日はまるまるリハーサル。
9時半のお迎えで、10時から夕方まで一貫して行う。



Seoul 1



昨日、仁川空港に定刻前到着。何せ那覇より近いのだからすぐ。
大きな空港で大移動するも、イミグレーションは待たず、荷物は1番で税関もざる状態。

早速、ソウル行の空港鉄道を目指しまたまた歩く。
自販機を避け、敢えて有人カウンターでチケットを購入しようとすると、

JCBカードを持っていますか?搭乗券と共に見せて下さい。ただになります。

ですって!900円位が無料。で、座席指定空港特急で無料移動です。
(一応ダイナーズ以外は携行)幸先きがよろしい。

帰りも1万円程のJCBカード使用レシートを魅せれば無料ですと!
でもって、ホテルの支払を二人で半々切ってもらってレシートを作成、準備良し。



ソウル駅の2階にフードコートがあるので、軽く冷麺。当然本格派で美味。
地下鉄4号線で明洞駅のホテルに向かいました。

日系のロワジールホテルは綺麗なビジネスホテルのようで清潔。
台湾慣れしていたため、電源、歯ブラシ、髭剃りが無く、少し困惑。
歯ブラシこそ携行していますが、プラグと髭剃りは買わねばなりません。

明洞で目的のサングラスとカバンをゲット。去年より少し値上がり傾向で、
円安が悔しい現状ですが、相変わらずみなさん親切。



夕食は知り合いのワンシムニにあるお店で頂き、一日が終りました。

明日は一日リハーサル。


涼しくて秋めいています。


2015年8月19日水曜日

関空~ソウル




12時半のフライトなので、素直に家を8時半に出て車で空港に向かう。雨。

LCCの場合は2時間前から50分前の110分の間に手続きを行わないと搭乗出来ないルールなため、大手に比べ時間には少々センシティブになる。

案の定、関空手前の軽自動車横転事故で渋滞に巻き込まれる。
タイヤの細さを考えれば、ポテンシャルの低さを理解し、雨天時の運転に注意せよと、売る方も
説明せんかね。と思う。救急車、消防車に公団の車、パトカーと大騒ぎ。しかし、単なる横転事故。
ヒエラルキーが上の車は税金や投資額も高いが、例えばタイや幅が広いため、その表面積だけでも理論的に設置面積が大きく、よ止まる。軽はタイヤのみを鑑みても安全とは言い難い。
いい迷惑な自滅事故渋滞にストレスを感じつつ、それでも余裕で第2ターミナルに着いた。

こなれたもので、マシンによるチェックインをさっさと済ませ、制限区域に入る。
3月に搭乗予定の台湾は高雄行きの乗客がまだ居座っているため、椅子が少ないが、
すぐに搭乗となり、ゲート前の空間はガすぐにガラガラに。

お盆も過ぎての平日ではあるし、混雑も無いように思う。

それにしても、毎度海外に飛ぶのは面倒。
現在、搭乗前のロビーだが、飛ぶまで待ち、飛んで着き、イミグレーションに並び、荷物を取り、
空港列車に乗り、ソウル駅で乗り換えて地下鉄に乗り、明洞のホテルにチェックインをするのだ。

自家用ヘリが欲しい。


飛行時間の50分前でもロビーには20人ほどしか乗客がいないのはどうした事か。
日本人の韓国離れを実感する。先ほどの高雄便は100人程だっただけに。





2015年8月17日月曜日

リハーサルでソウルへ




10月に韓国はソウルのアウロスホールなる新しい会場で、ソウルの30代の女性奏者との
デュオリサイタルがあります。

非常に誠実な人物でウィーンで学び、現在はソウル市内の大学で指導もしている彼女は、
去年のソウルでの国際コンクールの際、徹底してわたくしの世話をしてくれた人物です。
決して「我が我が」というタイプではなく、クレバーで寡黙。現代曲も得意のようです。


(詳細はこの渡航で頂くフライヤー掲載にて後々)


とある韓国の方がその人にとっての「韓国の先生」と短期で留学された折の「日本の先生」の共演舞台を実現したい、とお申し出戴いた事がきっかけで招聘頂くのですが、全く頭が下がります。



なわけで、こちらがリハーサルでもソウルに出向く事に。
今回はLCCのピーチで格安、しかし1番のシート、本番の折には大手、アシアナ航空で正規券での
台風対策をしています。



コンサートはチェンバロを伴う二本のリコーダーと通奏低音によるバロックプログラム。




ショッピングも楽しい明洞(ミョンドン)駅横の開業したての日系のホテルに泊まりますので、
少しは遊べるのも魅力。またリポートをお届け出来るでしょう。


今回は3泊。本番の折は4泊。私のマスタークラスもあるそうです。
西南、西北に需要あり~らしく、来春には台湾は台南にも5泊の日程が決まりました。
お陰様ですぅ

日本でもお聴かせしたいんですが~www






2015年8月12日水曜日

JA123 8.12




30年前の8月12日の日航123便の事故について、毎年のようにテレビ番組で特集番組が放映され、その悲劇の壮絶さがよく伝わってきます。

当時、大学生だった私の下宿に、父が共同で仕事をする予定だった方が犠牲になり、その葬儀に参列するために急に訪れて来て、暑い一日を過ごしたために良く覚えている次第。


520人、単独航空事故では未だに史上最悪。


番組を見るにつけ、結果としてのお粗末な対応や混乱。
進歩以前のGPSすら存在しない時代。

絶望と向き合う残された家族の声などを「まじめ」に鑑賞しているのだが、

全くそぐわないCMはいかがなものでしょう。


お墓、美容整形、家族で幸せ!下痢・・・など。



そもそもの民放がスポンサーありきである事は理解するものの、
仮に関係者が鑑賞していたら、これらのCMへの違和感は半端無いものでしょう。


節操のあるバージョンなど、BPO以前にTPOをわきまえて全体的なポテンシャルを
上げて欲しいという感想です。

人の「こころ」へ配慮が足りない人が。確実に増えている気がしました。



2015年8月5日水曜日

珍しいリハ責め






9月7日に「大阪クラシック」なる催しにお声掛けを戴き、大阪フィルの弦楽メンバーの方々と
ヴィヴァルディとベイベルのリコーダーソロの協奏曲を演奏しますので、この酷暑の中、
リハーサルが始まります。当然ですが、そうそう協奏曲は演奏しませんので、なかなかしっかり
自分の練習は当然。

who`s who



期せずして、9日には文化庁公演で岡山でのリコーダーカルテット公演があり、酷暑の中、
リハーサルを開始しました。せっかくの我々のハーモニー。ちゃらけた楽曲?を一切無くし、
真面目?な楽曲に真正面から取り組み中です。










2015年8月1日土曜日

リセットと信頼性




暑い。香港から来た若者に会ったら、香港は30度で日本は暑いやと・・・。



さて、

次の春に招聘される台湾南部(高雄、台南)公演への航空券をウェブで購入する作業をしていた。

フライトを探し、シートも指定し、すわクレカのナンバーを入力し、最後の二文字くらいで、
突然にパソコンがシャットダウン→再起動・・・。
サブ機、デスクトップのレノボの仕業である。暑いからか?


とにかくメンバー5名の情報を入力するのはなかなかの作業であるからして、憤懣やるかたない。



やはりマシンはパナソニックに限る。(個人の見解)


気持ちを立て直して休憩後に無事に予約を完了したが、とにかく「やるかたない」。