2020年6月29日月曜日

悪い事は重なるもので




最悪、、

遠隔授業で使用している最新のアイパッドプロが突然無反応で起動しなくなりました。
アップルストアで購入1年以内、デスクに固定して使用しているのにある日から電源が入りません。充電せよとの表示のみ。むかつく事です。領収書を探さねば。
かくなる上は古いウィンドウズ・ビスタのPCで挑むのみ。


世間ではきれい事のように言われていますが、(非常勤)教員は、あくまで自分で購入したPCなりと、自宅のワイファイで遠隔をしているのですからね。
国なり省庁なり個々の学校はインク代すらくれませんから。
広島で配るお金があれば、麻雀に賭けるお金でも良い、少しでも教育現場の弱者にお願いしたい現実です。辞めてやろうかと思い出しました。


それとiPad。これに楽譜を入れてステージにのぞむ人もいますが、くれぐれも用心して下さい。結局、機械は信用など出来ないわけです。
楽譜もアナログ、それをその道のオーソリティが伝え教えるのが人間の社会活動。


ついで、愛用の腕時計も除菌し過ぎた手からつるっと落としてリューズが崩壊。


良い事が続きませんね〜。






2020年6月28日日曜日

断念



残念無念の連続。

アフターコロナとかバカっぽいネーミングに納得。虹の橋が赤になるって虹と違うし。
関西は優秀です。人口も適度なのでしょう。良い子が多くて何よりです。


バルセロナの知人から連絡。
この秋の私のリコーダーとオルガンによる2回目のコンサート、お越しになりますか、との連絡がありました。

2年前に私事ながら初めて凄まじいスタンディング・オベーションを戴いたモンセラートでの演奏会。自分の演奏やスタイルが今まで間違っていなかったのだと気付かして頂いた貴重な体験をした所です。





現在、欧州から帰国してくる元京芸の教え子さんとのズーム会で状況を聞くと、日本への帰国時の関空で検疫90分待ち。自宅へ非接触で移動。2週間の隔離だそうで、毎日保健所から連絡があるそうです。

これでは、行ったとしても帰国して失職するかもしれませんし、感染のリスクもありますし、そもそもフライトがキャンセルになりましたので、万事休す、、、。

とにかく今年はろくな事がありません。

来年に延期はして戴けるそうですので、モチベーションは維持出来るかと思いますが、
そもそも人が多く集まる世界がどうなれば戻るのでしょう。意気消沈。
日本での演奏会も計画出来なくなりました。
クラスターを出せば終わりますから。

秋の渡西の中止。
色々と無念です。

オンラインで乗り切るのか




もう2020年の後半、7月が見えてきました。

関西は非常に罹患者が少ないのに、もしかして2大学の前期授業はオンラインのままの可能性が出て来ました。そこは授業をさせてくれない状態。
特段行きたい訳ではありません。若い宇宙人にやられるには随分老いたから、精神はいつもより健全かもしれないからです。ただ、就労の達成感はありませんし、教われない学生も気の毒です。




では、楽かというと、その準備が大変であり、セメスターの最終辺りをどうするかも考察せねばなりません。笛を吹くだけなのにこういう事に対処する事態になる等と30年前には夢にも思いませんでした。

とにかく喋る事を書類にしていくだけでも大変なのです。基本は演奏家で学者よろしく文章で伝えるのは畑違い。分かり合える人もほとんど存在しません。

本来は月末からアメリカだったんですが、全て飛びました。楽しみだったのに。
歴史に残るパンデミック。困ったものです。




2020年6月23日火曜日

働き方改革??



ここまでくれば人間らしく「授業」が出来た事を嬉しく思いましたが、
それが連続で行われ、満身創痍だとうハナシです。腰が痛くて砕けそうです。


国立である大阪教育大学の四回生対象の、とある授業ですが、遠隔等は所詮無理です。
大学側も熟考、考察して下さった上で、連続で行う日程を組んでくれました。
その初日がついに来ました。


さて、それが本年度から大阪奈良の県境の校舎から連合大学院のある天王寺校舎へ。
何より「初めまして」で15名。
教室は密になるのでホールにて行うとの事。
講師と学生の間にシールドがあります。
非常に反応が分からぬ状態。ど近眼のよう。


シールドの向こうに聞こえるように叫び続けます。マスク着用。


初めての場所に向かうので少し緊張します。
完全主義なので、予見を二回行い、万全をきしました。

校舎内へは守衛さんの前をあいさつして通ります。
事務所を教えてもらい、そこへ向かいます。
事務所で挨拶をし、様々な説明を受けます。
最近の事務所は非常に親切になりました。昔は、、。


お世話になる先生がわざわざお迎え下さり、ホールに向かいます。
実習関連しか現地での授業が無いようで、校舎内はガラガラ。
授業時簡になり授業開始。


ここからが大変。(90分+15分)×3=315分(5時間25分!)です。

とにかく大変です。未だにちょっと緊張しますし、喉も鳴らすしでクタクタ。
とにかくこちらが主導でこの時間を持続させねばなりません。
いかに、来週までに練習しておいて下さい、と言う事に意味があるか。
学生だって管楽器奏者ではありませんから大変だったと思います。




しかし、
私がする授業は誰も出来ないだろうし、した事が無いだろうし、
こちらはあくまで一人であり、誰も助けてくれませんので、
孤独でえらい寂しい事でした。本音です。
学生側は今までを共にして来た仲間なのですが。


万全の用意をした筈が、肝心のプリントのコピーを失念していて自分だけ驚いたり。
そう言えば、自分で事前にコピーしましたが、この校舎の印刷室がわからぬという、、、。
こういう落胆が自分を凹ませる要因にもなります。


コロナのせいです。
あ〜ぁ、、宝くじが降って来て当たらないかな〜って、思いました。





2020年6月21日日曜日

こういう事が



こういう事がありました。


未だに続く遠隔授業。
使うパソコンが2台にタブレット1台。
これは安定機として常時デスクにスタンバイ状態。

コロナのせいです。PCも機械ですから動かさないに越した事はないと聞きました。
折角時間をかけて作成した種類やデータが(別ドライヴに保存はしていますが)飛んだら心が折れます。


で、遊び?というかモバイルというか、自由に使えるPCを中古で購入したのです。
14インチのマックブックを私費で。学生には支援があれど先生にはびた一文ありません。


冷静カルボナーラ


購入3週間ですが、昨夜何気に液晶の一部が変に。許せぬ。
保証書は置いてくものです。

まぁ困りはしませんし、まぁ不便ですが、とにかく購入店へ持ち込みました。
「お客様による損傷ではありませんね。全額返金させて戴きます」

結構。

それに変わる機種を勧められるわけでもない時代になったんですね。
来月に先月購入の支払いが行われ、今月の払い戻しは再来月に。


で、近日、国立が集中3コマ連続で「はじめまして」で対面授業開始。
初校舎、準備、で胃がカオスです。



余談::::

スーパーでレジ袋は必要ですか?に対して「結構です」と行った身内。
レジのお兄さん「結構です?」。
私「必要ありません」

???大変結構な判断ですね、是非! と解釈したようです。

結構な時代です。




2020年6月19日金曜日

さんぱつ



以前記入したかも、ですが、散髪の儀。
「男の美容室」なる店を見つけ、その2回目。


①ホットペッパービューティーサイトで簡単ウェブ予約。=電話や待ち時間無し


②少し早く行くも「ようこそお待ちしていました」=お洒落な男性スタッフのみの運営。

③「こちらへどうぞ」=前回のスタッフを事前指名、彼が担当で専用台で洗髪。

④「こちらへどうぞ」〜散髪用とは思えないお洒落なそソファへ。=洗面台無し。



⑤的確なカット技術でお見事。

⑥係が交代し、シェービングとフェイシャルエステ(クレンジング2分とパック3分)。

⑦洗髪とドライヤー。



⑧ラストチェックで指名スタッフが確認、挨拶。

カードで支払い。ローソン等のリクルートポイントが使用可能で請求時5%還元される。


今まで憂鬱だった散髪の儀が快適になったのは、コロナあってこそのポジティブな出来事のひとつです。







2020年6月14日日曜日

マスク



マスク。
私はバリで購入したインドネシア製の活性炭除菌スーパーウルトラ超快適品を使っています。暑い国の常用マスクですから、それほど暑いと感じないのがイケています。

最近、まぁまぁ近所にオープンしたスーパー「ライフ」や、月曜1割引復活の「関西スーパー」でも普通に通常価格で販売され始めて、そういう市民生活の支えに従事されている販売側の力の強さを感じています。

で、今日、ついに兵庫県西宮市に届きました。
うちは一居住区二軒に大人4人。

二枚、、、、、、

この国は大丈夫かと思いますねぇ。




ついで、中国(地方)の教育関係の夏のセミナーが中止になり、6月の渡米が無くなり、9月も渡西が無くなり、学校はまだ対面授業ではありません。

やはり通常活動には数年はかかるだろうと実感しています。





2020年6月7日日曜日

復帰の兆し2



長年の南船場長堀の教室空間を撤退し、働き方改革にも乗じ、ほぼ毎月「確実」な時間に実施可能な方々の会場を大阪中央の東から西、本町へと移動し、お稽古を再開しました。

リコーダーや音楽の力は凄いと改めて思います。継続している方やもっと吹きたいという方々がほとんどです。また、その方々のパワーには勇気付けられる思いです。

完全な音楽用空間を時間で借りる状態ですが、音楽系大学のように隣からピアノや他の音楽が少し漏れて来るのが逆にリアルです。しっかりした事務の方も親切。部屋も超綺麗。



ある種気付きにくい部屋の臭いや騒音環境は良くなったと考える事も出来、来られる方の道もストレスは少ないようで喜んで頂きました。

まさかの大阪のど真ん中で、壁一面が窓で陽当たり良好な音楽室なんてレアな特別感。
響きも丁度良い感じです。おまけに駐車場が休日はほぼ半額で安価という始末。



共感的疲労、集団浅慮。
アフターコロナでは自分を良い方向へと向けて行かねばなりません。自分の人生ですし。
今後の「労働のスリム化」の一環ですが、良い方向で何より、なのかも知れません。

で、遠隔が続き、マスクは届いていません。
散歩の万歩計は200キロを越しました。





2020年6月5日金曜日

復帰の兆し




6月初旬。関西はそれでも少々緊張感を伴いつつもポツポツと文化活動が復帰の兆しです。

で、購入しておいたフェイスシールドとマスクを携行し、クルマで移動しつつ、久し振りに大阪のある大阪市住之江区のリコーダー教室に出向きました。

演奏される側が待ってましたという雰囲気で、それは嬉しく感じた次第です。
エネルギーが貯まってしまって、それを発揮され、アンサンブルの楽しみを再認識出来るのだと思います。


他の大阪市中央区のクラスの会場が我々から使用開始が可能になるとの連絡あり、
また、同じく中央区の新しい場での個人のお稽古も開始します。


さすが大阪。(夜は知りませんが)ほぼ元通りになって来ています。



催事を中止する、やめることは簡単ですが、戻す、実施する事は実は大変なのです。

開催する、貸して下さる会場側と指導する側が折り合い、初めて生徒さんをお呼びでき、再開にこぎ着ける作業。

それでも、第二、第三波にも備えなければなりません。

また、こういう時代が到来する事は、既成概念の見直しも迫られます。



http://www.a-rg.jp/lesson.php#in25 アンリュウリコーダー倶楽部 



吹きたいと思われていて叶わない方々がおられれば、一度のご参加でも可能にする対策を実施しますので、一度足をお運び下さい。

また、一定人数が集まれば、お仕事をされている方々がお越しになれるように、夜のアンサンブル教室を開催しようと考えていますので、これも大阪の新しい会場を見学に行きます。


一時は引退もよぎりましたが、コロナ打撃が底辺で、これからは上向きに考えねばなりません。

現時点で大学は遠隔。マスクは届きません。







2020年6月2日火曜日

遠隔テキストの苦悩



こういう事がおきます。アメリカの事ではありません。
遠隔授業のために、本来は喋る内容の事項を記述化して教科書化するのですが、

この時代、喋る以上に「文章、文体」には慎重にならねばなりません。
イントネーションや感情がのらないので気を付けるのは当然です。
毎日毎日慎重に慎重にこういう事をしつつ授業も行う訳です。


「喋って教える」事はとても重要な事です。例えば、阿吽の呼吸。

吐く息、吸う息、止まる息。その止まった息を阿吽の呼吸と呼ぶのです。
2次元でズームなどは論外。
共有空間で学生と教員が繋がる瞬間です。これが全く無いわけです。




さて、私の場合は大体を頭の中で5〜7日位、内容の組み立てを脳内で行います。
それをワープロに書き起し、身内のチェックを受け、仕上げていきます。

時代遅れながら、紙に印刷をして赤字でチェックを入れるのですが、
一度印刷した後に、違うテキストと思って消去したモノが、そのものだったと、、、

さいあく、、、
ぐぬぅ〜、、



PCに詳しければ復活させる方法などあるのでしょうが、まぁ、再度打ち直したという次第。このやるせないYRSN時間の原因は、そう、ウィルスです。

ポジティヴに考察すれば、私の死後、活動歴の長いある音楽家の残した入門書、とかになると幸いですが、教員の方々へのセミナーの資料としても有効になるだろうと前向きなに考え、アホのような時間を過ごしました。

PCも調子悪く購入、印刷のインクに紙、考察、添削、製作等。
非常勤講師には1円も支出されないのです。文科省〜〜〜〜!!