2018年3月20日火曜日

台北へ




CX565 関空~台北桃園

前日にホテル日航関空に入る。駐車場が10日間付いていて納得の値段で(無料)会員で中間グレードならほぼ部屋がアップされて快適に過ごして朝の便に備える事が出来る。空港が関西地方でも遠方なため万が一交通渋滞などがあれば全てが吹っ飛ぶので毎度の事。
朝は早めに起床してじっくりと用意をし、待たないで済む2時間半前を過ぎてからカウンターに出向いて出国するのだった。





今回、当初はシップが最新鋭のエアバス350ー900が就航していてビジネスは4列で一人席だった筈が、シップチェンジでB777-300の横7列使用という残念な結果。隣に誰も座らないのが幸いか或いはそういう措置かもしれない。乗客は半分程度でなるほどビジネスマンは少ない。関西線はファーストクラスがある機材は使用されず東京便に対してかなり不利だ。モンクばかりになるが予約画面では最新の一人席だったのだから憤懣やるかたない。関西にリッチな人とビジネスマンはそんなにいないのか?最近の航空業界は元気なのかそうじゃないのか割り切りが凄い。三時間程ならアメニティも水もくれない。まぁ要らないけれどグリコのおまけみたいなものは人間に心理をくすぐるではないか。先日の7時間弱のガルーダではペットボトルとアメニティーポーチは配られ小さな喜びだったのだ。記念品とは言わないけれど何か割り切るものが切ない。和食前にアペリティフとパンがくるという仕組みなどのシステムで一品少なくすれば良いではないかと思うのだが。



今回の往復では復路で時間も変更になり香港のオフィスから電話がかかった始末。要は台北を夕方出発する日本人には非常に都合の良い時間帯だった出発時刻が午前11時に変更になりました、というもの。これは即ち台湾の人が日本の旅行に最適な渡航時間となるわけで逆転するという事。香港のキャリアの統計による計算の結果だと思う。関西ではLCC根性が良い意味で浸透しており、どうせなら数千円で飛んでやろうと思う民族なので、いやいやメジャーキャリアで優雅になどというのでは完敗しているという事。確かにこのゾーンは大半は非日本人でそれを証明している。国力低下とは言い過ぎだが、非常に便利の良い、好みの時間を往復する好きなキャリアだっただけに残念でならない。なので、復路は朝の8時半に台北を飛んで昼過ぎに大阪に到着してしまうというしょうもない時間と一日が生まれてしまうようになってしまった。いそいで帰る感じが嫌だ、ならば中華航空もありだろうがここは経験上、遅延率が半端無い。エバー航空も時間があまり良く無いし高価。もちかしたらやはりLCCがかなり飛んでいるのでそちらに軍配かもしれない。ただ、メジャーはやはりリッチな幹事で荷物は含まれ、ファストレーンは通れてラウンジで優先搭乗にウェルカムドリンクに新聞におしぼりに食事に、優先荷物受け取り等でやはり魅力はある。結果、立地or節約の中間がない選択になるかもしれない。メジャーキャリアのエコノミーが一番意味が分からないからだ。





さて、特典旅行につきものなのがチケットクラスが購入した乗客に比して最低ランクなために食事の選択権が狭まるという事実だ。実際に日本食にありつけない事が非常に多い。先日にガルーダ便の帰り等は悲惨で深夜便の朝の食事がもう日本食は無いと言われ、仕方なくインドネシア料理にしたが、まぁとても食べられたものではなく、パンとコーヒー以外は全て残してしまった。以前のルフトハンザでは強制で洋食を置かれたり。
日本人とはある意味哀しいもので「残すな」という教育を受けるが、それはとても美味しいお米とあっさりしたおかずが当然という特に日に本の薄味文化、即ち我々の民族と血の思想に合致したものであるからであり、故に当然日本食意外には抵抗が強く、基本は迷わず日本食を選択したくなる訳だ。勿論たまにパスタやステーキに小籠包も食べるが基本は白いご飯に何かという和食様式が絶対の国民なのだと思う。
そこでこの香港ベースのキャセイ便である。特典席ゆえに覚悟をしていた(一番前のシートというのもあるが)三食から選択可能だった。和洋中からどうぞお好きな物を、だったので。これは素直に嬉しい事で評価を高くしたい。しかも日本人のベテランのパーサーらしき方がいちいち名前を呼んでくれるし、まぁ丁寧。アイスクリームを断ると「皆さん、お断りになるんですがなぜでしょうね?」と笑顔で返してくれた。戴いたコーヒーも十分な暖かさで大変結構。


キャセイパシフィック航空CX565便である。因みに、9月にこのキャリアで香港経由でスペインに飛ぶ。キャセイは昔のマルコ・ポーロが中国の事をそう言った由来らしい。
現在、鹿児島の南で那覇の中国よりを飛んで、あと1時間半。まぁ近いですね。

で、着陸までは良かったがゲートが満杯のため半時間、待機。やはり持ってます。入国等地獄かもしれません。

結果、入国に40分、荷物回転台が三便同時でなかなか出て来ないでえらいことに。
MRTにはすんなり乗れて、こちらのスイカみたいなEZカードに700ドル以上の残高。
台北まで165ドルですから。

つづく