2013年6月5日水曜日

久しぶりの所要数件です(後日写真追加)



こういう一方的で乱文がひしめく、内容に薄いブログに、一体どれくらいの方々が好意的に
ご覧になって戴いているのかは知る由もありません。

月に5人くらいかと思っていますが、どうでしょうか。
ユーモアと心の余裕は必要らしいですね。(人づて)


私の場合、通常の出来事や過去の記憶がどんどん上書きされる脳の持ち主ゆえ、
こういうところで、外のサーバーに自分の記憶を残す目的も、こういう事を記載する
側面です。(過去の記憶、記録も消すことも、ある意味では可能です)



久しぶりに、非通常業務をこなしますので書いておきましょうねぇ(沖縄風)。

私自身の音楽観では、古典期から新ウィーン学派時代までに作曲された、および完成度の
高い音楽作品が全て、でありますので、あまり学校まわりや、関係の無い仕事はしないのです。
そういう事は若い世代やそれの専門家に任せるべきです。

しかしながら、それなりに必要とされればあくまでも謙虚に出向くまでであり、かつ真剣に取り組みます。当たり前ですけど。



久しぶりに依頼され、地方の小学校を二校ほどまわる事になりました。


兵庫県の山あいにあるとても素敵な小学校へ。素敵な子供たちと先生方でした。



授業中に堂々と寝たり、CD鑑賞中に喋る等の士気の低い大学生相手よりかは、幾分興味を
持ってくれるであろうことは、こちらのモチベーションとしては精神衛生上、悪くありません。
生産的ではあるでしょう。やりがいもありますか。
なかんずく地方に出向く時はその度合いも高いと言えましょうか。


しかしながらこれは芸術環境ではありませんので、音楽的にこちらが得るものは見当たりません。
発信し、相手に喜んで戴く、リコーダーを正しく学んで来た者から正しく周知される、ことが重要。



さて、その後に帰宅し、自宅に戻り、兵庫県立芸術文化ホールに、ヘルヴェッヘ指揮の
コレギウム・ヴォカーレとシャンゼリゼ管弦楽団による「モツレク」(モーツァルトのレクイエム)
を聴きに出向きます。特にコーラスは秀逸な筈。


終演後。非常に興味深い古楽演奏でした。特に合唱は凄まじいレベル。勿論オケ個々のテクニックも相当でした。


こういう類は自分の意識と士気を高めますのでそれなりに建設的です。
歌専門からの指揮者がオケを振るのもなかなか面白いものです。



さて、翌日はスウェーデン人リコーダー奏者のコンサートでの「通訳」を頼まれました。
これも、通常は日本語を喋りますので非通常業務ですが、責任重大です。
存外、英語を話す専門家が存在しないそうです。通訳の専門家は楽器の専門用語が
理解出来ず、うまく訳せないことがあるため、同じ専門家が良いのだそうです。
そうでしょう。

英語はそこそこ簡単な言語ですが、なかなかドメスティックな辺りが島国を象徴しているのでしょう。
つたないながらも必要とされれば致すまでです。

同時に、台湾の若手奏者とのミーティングと仕事依頼の会議。
AKPの譜面をアメリカはボストンの古楽祭に移送してもらい、拡散予定です。

コミニュケーションは全て英語ですから、まぁそこそこ過去の経験が役に立ち始めて来た
印象です。その分、小学時での海外生活での苦しみや、大学時の英国はクイーンズイングリッシュでの差異では苦労をしたものです。おまけに過去、九州で中学高校を過ごしため、九州イントネーション英語の「米」語での教育を経てきましたから、もう支離滅裂な英米語学経験。

最初がカナダで最後はイギリスですので、一応対応可能なんです。



前記AKPの譜面事業の世界への発信は、自ら諸外国の奏者にお渡しし、拡散を試みるもので、
勿論、己からも諸国に出向きはしますが、とにかく日本の名曲を知って頂きたいと思っています。
日本古謡の美しさや相対的に遅いテンポ感や民族の血の思想がうまく伝わるでしょうか。

しかし存外、今まで不思議と誰もやろうとはしなかった専門家タッグの「日本古謡」のおしゃれな
譜面、という発想は、そこそこニッチだったと思いませんか?



今に逆輸入されん事を願いつつヽ(・∀・)ノ