2013年6月28日金曜日

日常に潜む僅かな感動




某大学の、コマの多くを締める「リコーダー合奏」の授業の前期が今日終了しました。

6月最終のこんな時期に私は開放されるわけです。妙ですよね。


なんだかんだと上から強制的に「邦楽」の授業を受講させるゆえに、こちらが排除されるという、
まぁ理不尽な世界観ですが、これに慣らされてくるあたりが組織の恐ろしさといえましょう。

勿論、強制排除された分は一切支払われないという感覚は、もうアンタッチャブル。
さて、そんな民度の低いハナシはこの際よろしい。



今日のあるコマに、これまた50人を履修させ、こちらに有無を言わせないという
超大人数クラスがあります。(次のクラスは2人で非開講で待機状態・・・)
普通に思考すれば50人が一斉に笛をふいたら頭の気が違うでしょう。

しかし、幸い、本当に幸いですが、非常に士気の高い学生の皆さんでたまたま構成されたため、
4月から夢のような素敵なクラスとして数ヶ月間の授業が存在してきました。

熱心、とは少々異なるにせよ、珍しいくらいにレスポンスの良い若者の集合体です。
メリハリがあり、合奏、知識、人物に興味を持つ優秀な若者達です。

24年も言い続けている、20人以下でのクラス構成など、全くのガン無視をされ続けているものの、
奇跡的な良い雰囲気が続いて来ました。

アルバイトとはいえ、やりがいがある数少ない一つの仕事時間です。



さて、今日で私は終わり、来週からの数週間は邦楽の先生があなたたちを担当するみたいなので、まぁ真面目に主席しといて下さいね。じゃぁみんな元気でね!

と言い放った瞬間、なんと、みなさんから大拍手が。。。


「先生ありがと~」ですって(゚o゚;;。


おぉ~そんな大した事もしていないのに恐縮ですぅ!
しかも気の毒がってくれて。


でも、この若者達の厚意には、嬉しく思いました。
長年、講師をしてますが、しばしの強制排除を惜しむ拍手をもらうなんて感激です!
後期には元気に再会を誓いました。


教員としてもプロとして一切の感情を出さず、楽しく学んでもらうように配慮はしてはいましたが、
まさかのまさかの拍手だったのですね。リコーダーを好きでいてくれる証拠でもありましょう。




この若者たちには、もう数年は頑張ろうかと思わせられました。