2018年9月9日日曜日

最終滞在日 マドリッド




0908 寒い曇天


ゆったり起床しても10時前には出掛けた。
必死でどこかに行くのは避け、反対側の大きな公園を散策する。

古書のスタンドがあったり、ジョギングする人が大勢。犬の散歩などでそれぞれが大都会の中の深い森のような場所を活用している。

大きな池に辿り着き、なんとか何世の像の階段に座るひとときで昔、さみしかったロンドンでの生活を思い出した。することが無いので公園でボ~ッとしていた事があり、寂しかったもの。


その後、お買い物に中心街へ。マドリッドは楽しい。何かが合うのか。
(チーム・レアルにロナウド無き現在のオフィシャル店は去年と比してガラガラ。凄いスターを手放すと町の経済効果も変わると思う)


こちらの有名なデパートでまず旅行者特別の会員(5日間有効)になる。パスポート提示。それで一部を除く品が1値割引になるというシステムを調べ上げた。8千円の物を買えば次の買い物が800円引きになる。

で、それで3千円のシャツを買うと今度は3百円の割引になってゆく。もちろん税金還付の手続きも可能になり、相当にお得。

こういう事もウェブで調べてみるものだと思う。エルなんとかなんとかというスペインの百貨店で各都市にはあるので始めに手続きするべきだった。
ただし、英語力は必要。また、売り場のおばさんは存外英語が駄目なのだが、出来る人に交代してくれるし、あくまで親切。


そのスポーツ館みたいなビルの上にレアル・マドリッド経営のレストランがあり、12時半開店で食事をした。
店員に日本人の兄ちゃんがいるのだが一番クールで愛想無し。頑張っているのだろう。その後はこちらの人とやりとりしたがよほど親切という始末。
頑張りをみせようとする日本人のいかんところですな。
(その点、グラナダの日本語情報センターの方々は親切に過ぎる程です)



一旦部屋に戻りしばしの休憩。回復して18時から無料になるプラド美術館に。
グレコなどが揃うのだが、凄い行列。およそ半時間並ぶが皆さん静かに寡黙。
本当に受け付けで無料券を貰いチェックされ、荷物検査と人体検査。二時間で出ていけになるものの、まぁ二回目なら十分。有名作品は神戸の博物館に貸し出し中だと、、、。

夕食。
駅前は洒落ていないので、いつも歩く道に合流する形で坂を上がる。
レストランは無数にあるが、タパス(小皿料理)と雰囲気の良い店を感で探した。

地元の人で混む所は美味しいので入ったが英語メニューがないではないか。
ビールはセルベッサというので簡単なのでそこまでは大丈夫。

対応の店員の兄ちゃんも英語が駄目。ならばとスマホ翻訳で調べていたら店長らしき出来る兄さんが説明しに来てくれる。
昨日はお気楽な指差しメニューだったが、その分、本当のマドリッドのタパスは戴けた気がする。


帰りに新しく出来た綺麗なスーパーで買い物。
ビールなんて缶が100円程度。しかも美味しいので数缶もし変えるのだ。

飛行機はひとり40キロまで預けられるので思考しなくて良いのがLCCとの差異。
バルセロナからグラナダではそれが故に買い物は控えたのだった。
因みに以前、LCC機内で購入した簡易計量器は必携。19.8キロとかに出来る。
最終パッケージをし、あいにくのシャワーオンリーのホテルでスペイン最後の夜だ。
欧州のホテル選びは基本三ツ星の1万円以内。それでも最近は綺麗になった。
因みに日本に必ずある湯沸かし器は全ホテルに無い。しかしカフェだらけなのでだろう。

明日は12時半の香港行きの半日搭乗し、翌、日本時間の朝7時に到着。
香港から関空便がキャンセルのため10時の中部セントレアへ乗り換える。

まさかの考えられない災害に己が関係し、不便をするとは思わなかった。
実に航空機関連では生まれて初めての経験だ。



セントレアから空港鉄道で名古屋駅へ行き、新幹線で新大阪へ行き、乗り換えて西宮に帰るのだが全部で何時間なのだ?

とにかく日本に帰り着く事が命題なので、名古屋から大阪の旅費は?などとは考えまい。航空会社も気の毒な事。