2018年9月3日月曜日

その3 本番





素晴らしい外観と空気感。何よりとても多くの方々に興味を持って頂いて来場者は多数の地元のカタルーニャの方々でした。とても真剣に聴いて下さいました。



敢えておハナシをしました。堅苦しい極東の外国人と思われないように。英語でもジョークはしっかり理解を戴きました。あと、もの凄い拍手に引く程です。嬉しい悲鳴でした。

圧倒的なサウンドの教会内。空間を支配することが一番の芸術表現なのかと思います。


自画自賛は避けたいですが、

今回の古典音楽から即興、ジャズへの以降するプログラムに高い?評価を戴きました。アンコールで(昨日希望され急遽楽譜に起こした)カタルーニャ民謡の「鳥のうた」では完全に聴衆の空気感が変わり、(生まれて初めて)全ての聴衆の方々にスタンディング・オベーションをされまして、実に泣きそうになりました、、、。
それほどの賛辞を戴くとは誠に恐縮だったのです。

大阪という難しい境遇で生きてきましたが、今日は、今までの経験や練習、人間関係にひとつの結果を出せて、演奏家を続けていて良かったと思いました。




本場欧州での演奏は非常にプレッシャーがあるもので、
まず、与えられた空間を生かす事。(残響、バランス、空気感など)
練習は完璧であり、かつ「歌える」演奏への要求があります。(正確無比、杓子定規は嫌われます)。

これは存外怖いものです。



昨日までは食欲不信や眠れない等、色々と苦しい想いもありましたが、食欲は戻り少し元気になり、少し上手くなった気もしています。
で、どうやらバルセロナ市内の教会で、また、コイバトで再来年の冬に!

あすからは遊びます。