2019年3月15日金曜日

台湾 A-2

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あと1時間で到着するようだ。揺れも少なく快適。
今回はそもそもこの24日に行う演奏会での台湾メンバーの様子をみるための訪問が主たる目的。
全員でリハーサルのために移動出来る筈も無いので、主催者、代表としては、責任をもって己が台湾チームの様子を見て、打ち合わせを綿密にしなければならないというわけ。楽器も当然持参している。家族旅行と思考して楽しみつつ台中に赴く。


過去に記載したブログの経緯で今回の日本公演が実現するのだが、このように実は水面下では様々なプロセスが必要不可欠なので、音楽家で国際的に何かしら行動するというのは何をするのも大変です、というハナシです。

上手な若手と国際的に演奏出来る事は実に幸せで、それをワタシが提供出来るのも良い事かと思っているが、確実な加齢も感じており今回が最初で最後になると思っています。
多数をまとめるにはもう老いた、というか見えぬ仕事が多過ぎると思った次第。しかも外国人なのでそれ相当の相違も生じるので正念場と理不尽な出来事が幾度も襲ってくる。




午後6時過ぎに空港に到着後、珍しくイミグレにほぼ並ばずに運が良かったが、ツアーの混載送迎では1時間程待たされた。

まぁそこが安く済む一因だろうが、ホテルに入れたのが現地8時半という始末。MRTで自身で移動すれば1時間でホテルに入れただろう。
大型バスで台北市内まで移動し、ホテルによって分散し小型バンに乗り換えるシステムは興味深いがどちらも車の揺れがなかなかのもので疲労が加算されたのだった。


文房具まで完備されている。


ホテルは最上階の12階で文句無し。なぜこんなに良い部屋をくれるのかは不明なくらいだ。ここは数回目だが非常に心地良いし、とにかく清潔で静寂な上にセンスが良い。



夜は去年に目星をつけていた周辺の海鮮居酒屋?(屋内の屋台風)で現地の人に交じって夕食。味もモンク無しで美味しかった。

地元民だらけ。せいぜい1人2千円弱。


飲み物、例えばビールの便は自分で大型冷蔵庫取りに行く。日本語は全く駄目だがアルバムのようなファイルで指差しで注文可能。愛想は無いのだが根底は親切なのが台湾らしいし悪く無い。

魚を選んで蒸し料理を戴いた。



ひとつ興味深いハナシを聞いた。日本の震災に多くの義援金を送ってくれた後、タクシー業界で日本人からは絶対に料金をぼらないようになったそうだ。他の国民に対しては知らんけど、という事でした。

それほど憂いてくれる国が近隣にあるのか。

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