2014年2月10日月曜日

ウブド4 最終滞在日




滞在4


9時に朝食。前日までのスタッフと入れ替わっており、どちらかといえば手際が良くない。
出かけない日は多めのアメリカンをセレクト。

前記したかもしれないが、ビュッフェでは無く、フレッシュジュースをセレクトして、「ビスマ・ヘルシー」「コマネカ」「インドネシアン」「アメリカン」からどれでもを選べる。

その中でまた、ベーコンかソーセージか。またソーセージは鳥か豚か。コーヒーかあらゆるお茶か。トーストはブラウンかホワイトかミックスか。それに菓子パン数個にクロワッサンが入ったバスケットが付く。「おかわりは如何ですか」と聞かれるが余程の巨漢でなければ完食は無理だろう。


さて、このホテルの部屋がオールスウィートなのも特徴だが、森に溶け込むプールがロケーションの重要なファクターであり、そのプールの椅子の確保も重要になる。




こういうのんびりするホテルは大抵皆さん9時以降に朝食に来るが、一度着替えに戻るので、そこそこの装備を持参で朝食を戴き、馳走様、あとにすかさず場所取りに動くのが作戦である。
オセロではないが端を取るのが絶景で静かなので頑張るのだ。




結局、プールを楽しんだ日には作戦成功。これで10時頃から3時過ぎまで気ままに過ごすのが自律神経に効く。昨日は何年かぶりに導入剤を服用せずに眠ったほどだ。朝にパチャパチャしたり、読書をしたり、音楽を聴きながらうたた寝したり、ワイファイが飛んでいるのでネットをしたり。
白人お女性などはキンドル(電子書籍)を読みながらプールを歩いていたので驚いた。
優雅に時間を過ごす人のルーティンは大体似ている。

ランチは再び自家製のピザとビールをサイドで食した。ホテルで税金やサービス料は入っても、ひとり千円にならないのだから、物価はいかに安いかがわかる上にアメリカン・サイズではなく、アジアン・サイズなのも快適の側面と言えよう。


さて、3時過ぎには上がり、シャワーを浴びて、これまた無料のアフターヌーン・ティを頂く。
前日までの朝食スタッフがサーブを担当しており、なぜか、私は「しげるぅ~how are you」と聞かれる。しかも通常は二人がけしかないベランダ席を急遽四人用にアレンジして勧めてくれる辺りは嬉しいポイントだ。

しかも、その後、17時15分のシャトルでウブドセントラルに行く際にロビーで待機していたら、一人のスタッフに呼ばれ、何でも二度目の訪問と新しい方々を連れて来てくれた礼として、ホテルのスパに於いて、30分のショルダーとフットのマッサージをプレゼントしたい旨。
これは心憎いし、リピートしたくもなる。
結局、時間が無いのでチェックアウトの1時間前に無理やりねじ込んだ。



さて、今日で滞在は最終なので、ウブド中心部の軽い散策に出たわけだ。2年前に玉石混交、魑魅魍魎としていた市場が、完全に新しくなっていたのには驚いた。




今回からトランシーバーを持参し、活用した。携帯も世界でシムを変えるものが二台あるが、基本数メートルで、少し離れた時に連絡を取るのには最適。ちょっと待って、この店に入る、外で待つわ、試着するわ、など。なぜ今まで気付かなかったのか不思議だ。


アジアにありがちな雰囲気を少しおしゃれで清潔にしてしまった感じだ。
2年のブランクで、前記の高速道路やこの様な大きな変化に、少し哀しくも安定して旅客の確保を確信した。確かに多くの国の人々や言葉を聞く。荷物タグでもオランダやフランスとわかる。

それだけにやはり神秘で独特な島だと感じる。南部のリゾートは最早中国人の手に落ちたが、この山側の村がいつまでそう持つかは少し心配だ、とホテルスタッフとは話した。

金は落とすが品が落ちて望む客が離れるからだ。ここは徹底して英語と日本語の案内がある。我々を大事にする努力を聞いた。いわく一人の日本人スタッフに週に一言、このグループの全スタッフが集まって単語を習うのだそうだ。「どうぞお召し上り下さい」など流暢に言ってくるのはそういう理由。


さてさて、街中散策に疲れた頃に、新しく、開放的で安価なマッサージ屋さんが出来ていた。
30分のフットで500円強。4人ですぐに出来るという。
で、受けたら足が軽くなり、お腹もすく。


その後、有名なロータス・カフェにて夕食。普段より一人単価500円程高いが、ビンタンビールの生があったり、30メートル先でバリ舞踏のショーをしていたりと少しランクの高い感じがわかる。

西洋人はテーブルと椅子。東洋系は畳に分かれていたのも面白い。そして、何回も来ながら初めて行ったという~。それだけ有名なレストランということ。

食後はゆったり歩き、ホテルに戻り、荷造りとフライトのネットチェックインを行う。
搭乗券の印刷は出来ないものの、座席を指定出来るのはストレスが無くて結構。
明日はガルーダインドネシア航空で、シンガポールに移動し、オーチャード通り至近に滞在を開始する。

これまでと全く逆の世界観が楽しみだ。
バリは最高だが、シンガポールとは真逆。

それぞれに最高に対峙した魅力がある場所である。