2013年9月5日木曜日

台北3  国家音楽庁公演




快晴中の快晴。

さて、いよいよ本番。昨夜はゆっくり眠り、今日は早めに会場に向う。
妻が鍵盤の指慣らしをしたいのと、厳重なセキュリティのために全員集合らしい。
非常に無駄な時間とも言える。こういう場合は思考を停める事にしている。


練習?

昔にしてある。



遅い朝食、早い昼食を隣の新光三越の地下にあるフードコートに食べにゆく。
本番の日は、体調管理にも気をつかうのは当然、舌のやけど、妙なもの、油に気をつかう。

結局、日式定食という弁当形式の屋台で精進料理的なメニューにした。
味噌汁は絶品、かつ、日本のコメで結構。これで330円。



さて、MRTで2駅の中正記念堂駅の5番出口から徒歩で数分。
巨大な広場と建物が現れる。



この巨大な建造物に2700人の大ホールと400の小ホールがあるのだ。
さすが中華思想というか、豪華さに驚く。




内容は違う頁の「身空」にいずれ記載するとして、まんじりともしない時間を過ごしつつも、
無事に大喝采を戴き、謎の大サイン会までさせられて終了。


打ち上げなどの野暮な行事が無いのは正直助かる。疲労で英語で過労するのだ。
ドライなのは良い、派である。

第一、もう一度コンサートがあるわけで、いちいちそんな事はせんで良いだろう。




タクシーでホテルに戻り、日本から駆けつけてくれたメンバーと「和民」に行って乾杯。
日本語オンリーは楽。さすがにわざわざ日本から~は大変嬉しく思った。
モチベーションもおかげで高く保てる。アウェイ過ぎる感も払拭出来るのだ。




明後日に盧州のKHSホールで二回目の本番がある。


で、大体に於いて、ひとつの事項にひとつの違和感、があるのは興味深い。
詳細は書けるはずも無いが、「はっ?」が数十回ほど。いらだちを隠す。
これに慣れることが国際活動なのですね?




★例えば、習慣の相違:::

なんと、ホールを借りていても、17時から18時は強制休憩にされる。
要するに、ホールの人間の夕食休憩時間となり、会場には鍵。完全封鎖。

こちらも楽屋で弁当を戴き、待つしか方法はない。
なので、16時からの1時間を前半のリハーサル。
18時からの1時間を後半のリハーサルで、本番は19時半となるのだった。

お国関連施設だけに、所変わらず役人思想は役人思想なのかと感心。


明後日は私設の施設ゆえ15時集合と「まとも」で助かるだろう。