2013年7月25日木曜日

ソウル4




朝6時に起床する。
これが全くの苦痛である。
自由業なのにビジネスマンのようではないか!

しかし、これは事前に決まっていた夏のオブリガート役演奏のリハーサルには出る
礼儀、約束があったゆえ、正午には関空に到着しなければならないためだ。


6時半にはミョンドンのホテルを出て、地下鉄4号線でソウル駅に向う。
階段に階段に階段。タクシーに乗るゆとりは残念ながらw


ソウル駅でA`Rexのエクスプレス、インチョン空港駅直通列車に無事乗車。
先にも記載したように大深度のB7階へのエレベーターを使う。
乗車して43分で空港。途中は半分睡眠である。

空港でのチェックイン、荷物検査、イミグレーション、シャトルでのターミナル移動・・・。
全て神経を使わず、頭を使わないことにした。そうすると楽だ。

なぜなら、並ぶことや並ばされる事がこれまた苦痛だからだ。
私はこれが嫌なのでそろそろプライベートジェットを買おうかと思っているのだがw

そもそも移動する無駄な時間は、練習の時間に充当出来るわけで、並ばすのが当然、のような企業はどうも解せない。二流だ。

空港も荷物検査で並び、イミグレで並び、と分かりそうなもんだが、果たしてこれも古来からの小役人の悪しき習慣の名残りのせいか。イギリスは特にひどいが、あの上から目線にこちらが激怒する日も近いだろう。イミグレなどは所詮は税金なのだ。また、パスポート内蔵のICチップを生かしたまえよ。理不尽に人を待たせるとは公務員でのコンプライアンス違反だとも思う。



空港は撮影禁止と機内で言うが、理由を言わないのが解せない



LCCは時間にムダが無いのは良いかもしれない。
時間に遅れてくるあほうは待たない。
人を恨むことは良くないことだけに、ルーズはオウンリスク。
残念でしたとばかり定刻にプッシュバックされる。当然のことでしょう。

まぁ、定時に飛んで定時前に着くことは素晴らしい。
関西拠点のピーチは日本への再入国もせいぜい130人で、それに対して
日本人用のイミグレーション・ブースが4つ。当然、待たない!
荷物も1番の席は1番に出てくる!貧乏フライトのリッチ感。

しかも無料の関空カードの特典で駐車場が25%割引きに40ポイントで2千円割引き。
もはや第二ターミナルというよりは、「ピーチ空港」で快適。



早々にりハーサルに向かい、こなして来た。
難儀なのは韓国と使う楽器がことごとく異なる点である。ピッチ、様式で楽器が異なる辺りは古楽の醍醐味と言えよう。その分、面倒ではある。

故に先方にあらかじめお願いしておいて、宅配便で送っておいたという。



程なく、来週は台北のリハとセミナーに出掛けるが、これは招聘だが全て英語なので、
心や意気込みまでの準備を万端にしなければならない。

それにだ!わけのわからないセメスター制度とかのせいで、夏休み前に一区切りで
200人超えの学生の成績をつけなければいけない・・・。

しかも、この熱中症で死者、エネルギー不足、小学生は夏休み、の中、
未だに大学で授業をさせられるあたり、今まで記載してきた他国との差に、
ストレスとフラストレーションを覚えるのは正直なところだ。もう一度検討しろ文科省!

しかしながら、若者との真剣で楽しい時間は貴重なひとときになる。よく人間を見ていると思う。
少しでも楽器に対しては良い印象を持ってもらえるよう、その魅力はうまく伝え続けなければ
ならないだろう。



元気をくれ、パワーが凄い優秀な学生さん達とのワンショット!




♫