2025年10月22日水曜日

物理的実物

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女性の活躍などは音楽の世界では昔から平等ですし、能力勝負ですから尚のことです。

その点、政治はおじさんとおじいさんがのざばっていましたが、そういう点ではようやく昔のイギリスに追いついた感じのある我が国です。ノーベル賞受賞から総理やら何から、最近は関西も元気です。

しかし、野党がどうしようもないのもどうかと思いますね。小さくてどうしようもない。


ところで、楽譜の実物を受け取りました、わたしの監修物です。これがえらい立派なのです。



西川さんには文才もあります。


京都市立芸術大学の作曲専攻に在籍している才能ある女子学生の確実な腕と理解力に出会えた事は「縁」と「運」です。小学生の時に既に才能には気づいていたようです。

内容の濃いアレンジ作品が我が国で出版される事は大きな喜びなのです。


これを、教員控室の、同じく作曲出身の(普段よくお喋りする)女性の先生(和声法、ソルフェージュ)お二人に謹呈しましたらば、物凄く喜んで下さいました。後輩が、また、教え子が関わっているのですから、こちらも差し上げたくもなります。

早速、譜面を読みつつ「内声が素敵~」と頭の中ですぐに音楽にされていました。その上、この譜面の流用(例えば、合唱や他楽器での演奏)をしても良いか、とまで聞かれました。

これは、素直にうれしかったですね。専門家に受け入れられることが快感であったという事です。音楽をする人間にはこのように品性や感情が豊かに備わっているべきです。そもそも、それが出来るから優秀な大学の教員なわけですが。


容量不足:京橋駅


しかし、そのあとの若者の授業は、遅刻、非集中、体調不良、無反応で、もー無理っ!と思った次第。この国の数年後は感情を無くしたように見える人で溢れるのか、と思うと少し怖い気がしました。尤も、その中から逸材を探しあてはしました。


最近、「ある事」を今しているのに、「その次」に向かいたい人が多すぎる気がします。