2023年5月25日木曜日

負の連鎖

 ♪


止まらぬ「負」の話。


まず、あるコンビニで車を止め、何となく意味のわからぬ「固定資産税」を払った。自分の家に家賃を払う気分がどうも良くない。てか、この国は税金が多過ぎませんか?


で、車に戻り、さて、と思ったら、ユンボー?みたいなのを詰んだトラックがバックして来て、私の車に当たり!止まった。幸い後ろ席のガラスにゆったり重機の先が当たり、止まったので、凹んだりはぜず、不幸中の幸い。



降りてみると、運転席に人影が無い。いわゆるサイドブレーキを引いていないので、じわじわ動いたというヤツであり、もし、人なら死んでいる。

コンビニから出てきた「おとうさん」に注意したのは当然。平謝りされたのは良いが、物凄く動揺していて「お金ですか」と来た。哀しい事だ。確かにサングラスをかけた神戸ナンバーのBMWに当てれば怖いですわ。



しかし、もし「人」なら死んでいますよ、私の車は幸い大丈夫だけど、くれぐれもサイドはしっかり、と、アドバイス。パニックになっている年上らしき男性がとても哀れだった。今日び、サイドを引かないで傾斜に止めるかね。進歩が無い。


その後、大学でコピー機が動かない。以前は事務が気づいて助けてくれたモンだが、コロナでとにかく人が能動的に動かなくなった。もうコロナ前の世界ではないのだとつくづく思う。


で。講義演習。今日はCDを聴かせて解説するつもりで、CDをデッキに入れたら気付いた、そもそもスピーカーが存在しない。前まであったのに。後期に駅前に引っ越すからもうメチャクチャなのだ。



後日、トンカツ屋にて、食券購入システムにて券を購入し、店員に渡して待っていたら絶対に頼まない「カツ丼の大」が来た。これは、さすがに無い。私はロースとヒレの定食を頼んでいたのだ。そもそも丼は食べない年齢だ。

こちらも本気で驚いたので、相手も「いんねん」では無いと察したのだろう、作り直してくれるのだが、味噌汁は既に来ており、待つこと5分。何だか居心地が悪い。





出ようとした時にわざわざ隣に人が座るかね〜という現象と、何々はどなたですか〜?という店員の声がしたので(多分、食券の機械がバグっている)、すわ、出た。伊勢崎町にて。


あまりに怖いので、浄楽時の運慶仏を拝観する。


少なくともコロナ前と後では多様に変化したと思う。例えば、大学一年生だったとしたら、ほぼ3年、講義や演習の環境などを通した人間行動を慎んでいた訳だし、行動制限までは良かったが確実に人間は劣化したと感じる。毎日、今までは外国で起こっていたような事件が報道されているではないか。




前述の件、もし後ろ席に座ろうとしていたら、私は窒息していたと思うとゾッとする。存外「死」は身近にあるのかもしれない。