2022年6月18日土曜日

楽譜 円安

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こういう書き方をすると何だかいやらしいが、事実なので記します。

楽譜、なんですが、今までは年に一回、台湾は台中のリコーダー専門店の裏倉庫にコネで入れてもらって5~10万円(非常に安価)ほどを購入し、主に合奏曲の譜面を手に入れていました。私が接する愛好家の皆さんはご存じで、それゆえ比較的どこでも接することが無い楽曲を提供出来ていました。この台中はドイツとの結びつきが強い所なのです。リコーダーのプロ、指導者は多く、ゆえに揃えるのが早いのです。

折からのコロナ騒動で海外に行けぬままです。(パスポートがもったいないですよね)






楽譜の在庫をされる方はさぞ大変かと思います。売れるかもしれぬ品を輸入し在庫するのですから現在の円安などの時は制限されると思います。

てなわけで、自身あまり好まない大阪の「北」にあるササヤ書店を尋ねました。久しぶりです。ここは大阪が誇る楽譜専門店で関西の音楽家、音楽関係学生で知らぬ者はおりません。


店のどなたが専門家なのか、プロなのか、なかなかのセンスと在庫数を誇ります。今では出稼ぎで関西に来る連中が買いあさる事もあると聞いたので、円安進行前にある程度買い求めておこうと思って出向いたわけです。



さて、少しだけ残念だったのが、非常にきれい保つためでしょうが、一冊づつがビニールに梱包されてしまっているという事実です。中を拝見出来ない状態。言えば開けてくれるそうですが、さすがに30冊開けて2冊買うなどの行為は出来ません。ある程度予測し、購入に至ります。アレンジものは使用している音の高低差などを拝見せねばなりません。


我々の自分の演奏楽曲はだいたい50歳位で全て自宅に揃っていますが、合奏曲の譜面はどんどん出てくるので、仕事上必要になります。しかも廃版になること多々。

バブル時代の日本の出版物はほぼ廃版ですから、私はぎりぎりほぼ持っていますが、若者は不利ですね。貪欲であれば先生方にお願いして複製しましょう。

と、いうことで、円安に影響がある現在、輸入品は早めに購入する方が良いでしょう。勇気を出して「購入するかはわかならいのですが、少し中身をみたいので」と言い、見せてもらいましょう。

編曲者と出版社のくせをある程度理解していれば大丈夫かと思います。それほど、ダメなアレンジ(楽器の最低音の連打や異常な高音、平行、音符の選択など)も非常に多いという事ですが。

で、これ、ビニール本というのでしょうか、、、、