2020年4月28日火曜日

遠隔授業と秋始業



グーグルにクラスルームというアプリがあり、どうやら2校からはそれを推奨され、前期は活用せよとのお達し。学生はほぼiPhoneゆえにマック派なのですが、マイクロソフト系のグーグルを使えるというのも隔世の感があります。


さて、通常生活に戻るまではそういうことなので、新しい方法を勉強せねばなりません。
自分の顔を晒す、あるいは背景まで見えるソフトでは無いのは幸いですが、どうにかしないと教育の均等性は保てないのでしょう。教員側も大変です。大学に寄っては5万円ほどの給付金が学生に支払われますが、非常勤講師へはどうなのでしょう。存外まともなパソコンは無かったりしますし。


で、ところが、、さすがに演習(イメージ:リコーダーの集団レッスン&アンサンブル)を行えそうには無いので、ほぼ通信教育的な講義や指導法教材を用意せねばなりませんから大変。


いっそ9月始業に、、と思っていたら、7時のニュースで取り上げられていました。
これは、個人的には賛成なのです。



私はこの人生で2回の留学を経験し、子供、若い学生ながらにタイムラグに悩まされたものです。


小学1年の折りにはカナダへ。
日本で4月に小学1年として始業、しかし、その夏に渡加し9月にあちらの小学校に。
まだ日本人が珍しい頃でした。ようこそ馴染めたと思います。(日本語を忘れた記憶)
しかし、2年後の日本に戻ると二月期に帰国子女編入になり、どうも馴染めず不登校に。

2回目は3月末に大学卒業後、渡英し9月に入学。これは準備期間になりましたが、5ヶ月のラグになりました。教育にも勢いは必要なのです。


日本は100年程前に何かの都合で4月入学に制定されたそうですが、今が世界基準へ歩み寄るのチャンス。留学生が日本に来る時にも良い事でしょう。


歴史に残る大惨事は歴史を帰るチャンスかと感じますが。