2025年8月31日日曜日

リハーサル開始

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大阪クラシック公演のリハが始まりました。見えない忙しさで溢れております。当然、練習も仕事だからです。

今回は私の編曲作業もありましたから、演目のバッハなどは世界初演かと思います。(因みに、既に残り席は僅かだそうです)


今回は、リコーダー、ソロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン2名、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、チェンバロの8名で、大阪フィルとして私の10回目公演だそうで、より豪華な集団でお届けします。大阪フィルハーモニー交響楽団がバロックを演奏することがまずありませんから、先方も少し希少価値があるのだそうです。バロックの清楚な響きの中に遊び心を入れていきます。


すごいメンバー


プロが8名で予定を合わせるのは並大抵ではありません。しかし、プロが集まると、思いもしない化学反応?が起こり、夢中になります。これは多分、アドレナリンでしょうか。




気づけば、いつも私が年長。まぁ61ですから。

若手20代でもさすがは難関を通ってきた人たちですので、腕はもちろんですが、「耳」、「理解力」、「専門用語」に長けていますから非常にポジティブに音楽を作っていけます。当然、ご拝聴下さる方々に楽しんでいただける演奏を目指します。




極めて個人的にですが、「吹奏楽」がえげつなく苦手な私には弦楽との共演が嬉しいひとときです。ましてや通奏低音付きです。芸術性がとても上がります。

高校時代は幸い吹奏楽部はなく、オーケストラ部でしたから、恵まれていたもかもしれません。少なくとも経験則は高校1年生からあります。だからどうした、ですが。



2025年8月26日火曜日

終わり

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私の今年の夏休みが終わりました。なんということですか。

あまりに暑いので夏は教室や催しを控えたのです。そこには人の健康を想う「愛」がありますね。根本的には自分が熱中症体質なので、ですが。で、熱中症警戒アラートなんざぁ昔はなかったですよ。ある意味、始業妨害の域です。科学の限界。





で、何だか凄〜く早くに時間が進んだ今夏。神戸の教室を皮切りに、大阪南、大阪中央が始まります。

盆明けに毎秋の大阪中央、再訪になる名古屋からのお仕事依頼もあり、この秋は岡山の県教、兵庫の香住も含めたらば、少し出掛けてお役に立てそうです。

しかしながら、9月の終わりに勤務大学の後期が始業すれば、ほぼ休みなし、となります。大変ありがたいことですが、クリスマスまで京都、大阪、神戸の三都物語なのです。(京阪電車の指定席が一両増結されるそう!)だからどうした。




ちなみに京都に週の二日も大学勤務がありますから、果たして西宮にいることは効率的なのかとも思いつつ、しかし、神戸女学院は西宮ですし困ったものです。


と、言っている間に26年のお仕事が入って来まして、カレンダーや手帳も売り出される頃ですね。時空の動きが変な気もします。


2025年8月20日水曜日

入院

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この異常な暑さは特に高齢者にもじわじわと効果しているようで、担当医に脱水症状による入院を勧め、進められたようで、入院となりました。ハハがです。尤も、歩けるだけ不思議です。


さて、ここで「準備」ですが、およそ男性には女性の準備品が分かりません。娘がいれば良いのですが、困ったものです(妻にお願いしました)。ケアマネなども役立たずすぎて笑えます。


病院の下見を



この世は学校で教えてくれない事だらけで、いかに学校で無駄なことを学習しているかを痛感します。喋れない英語教員、ジャーマン式の運指を教える時代遅れ、言い訳上手なの教員の跋扈。

それなら例えば、資産運用、墓仕舞い、閉眼供養、仏壇処理、相続や境界立会、葬儀など。




えらい忙しい夏休みですが、ここの所、家族数人を見送ったせいか、少し送り火としてベテラン感が増してきた我が夫婦です。これで徳を積んでいますか?




2025年8月16日土曜日

さこじゅう サ高住

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サービス付き高齢者住宅。


誰にも迷惑をかけないで自立して老いても自分で生活すること。それは、人生の美学でもあります。多くの高齢者はすべからく根拠不明な自信があり、頑固ではあるのに自分では何も出来ない人がほとんど。それを自覚していないのも不明なデバイスで、結局、近くの適材が動き回って疲弊するようです。そうならないように先手先手を学びます。この時代、子供がおろうがおるまいが関係ありません。なぜなら何もしない子供が非常に多いから。


美しい外観(駐車場もばっちり)


と、いうわけで、サービス付き高齢者受託の見学に夫婦で行ってきました。驚いてはいけません。60歳で入って現在65歳の方もおられるとのこと。

係の人に話を聞きました。分譲は絶対にやめておけ、だそうです。後の相続で売れないそうです。自分の家を持ったまま賃貸がベスト。まぁ別荘感覚です。


最寄りは阪急の苦楽園駅


今回は積水ハウスが展開する「グランドマスト」の「苦楽園」へ見学に行きました。住み慣れた西宮が良いと思います。


とにかく綺麗。おまけにコーヒーが無料ですと!

当然のバリアフリーに加え、コンシェルジュ、食堂と、まるでホテルです。とても重要な「臭い」がホテルのそれです。


エアコン2台、床暖房!


部屋もコンドミニアムホテルのようで、電源は低い位置に、緊急ボタンが三箇所。熱感知監視システムまであり、細かい配慮もすごいと思いました。これは、大手ならでは。ヒートショックも心配なし。




ベランダもありますので、一見は普通の素敵なマンションです。前にスーパー、コンビニ、銀行、駅、バス停(JR芦屋行き)などの立地もこのグランドシリーズの特徴だそうです。

価格は驚くほどではありません。知識がなければ、こういうところは(勝手に)高いと思うのでしょうが、その無知を知ります。


元気なうちに、自分で判断が出来るうちに動くことですね。




2025年8月12日火曜日

大阪クラシック25年公演

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この時期に来る大阪クラシックの公演に向け、「ソロ合わせ」のリハーサルをしました。

私はプロのプレーヤーなので、微塵もミスなく演奏することが当たり前なのですが、それと共に楽曲の構成に至るまで事前に作り込みを行います。簡単に言えば、お聴きくださる皆様にいかに楽しんでいただけるか、が本質です。


気づきたら、周りは私より皆さん若いことに気づきます。


今日は私を入れて、チェロ、コントラバス、チェンバロで四人のリハーサル。弦はすべて大阪フィルのメンバーですが、皆さん若いこと。

後日にヴァイオリン3人とヴィオラが加わります。今回は8名の構成で豪華。




その裏で、義理母の他界した後の用事も重なり、妻のフォローをします。

人の最後に寄り添わない人は全く理解出来ない未知の領域のはずです。非常に面倒ですから、避ける、逃げる、馬鹿を装うのです。


葬儀社へ出向いての支払いと打ち合わせ。その他の打ち合わせで2時間。おまけにHPへの口コミの記載依頼もありました。こういう業界も群雄割拠なのでしょう。とても良い式でしたので、良く記入します。


香典を遠慮しても持参される方がおられますので、これまた会葬御礼の文章と品をセレクトしなければなりません。名前に住所も必要です。他にも浄土真宗の場合は過去帳への記載依頼と御礼や納骨の打ち合わせ。役所への連絡。提出から金融機関への連絡と、枚挙にいとまがありません。亡くなるということは大変なことです。また、1人では何も出来ません。


この夏はものすごく早く時間が過ぎます。来年は海外で過ごしたいですね。日本は暑過ぎます。





人生は決して自分の時間だけで過ごせるわけではありませんが、非常にお世話になりましたから、寄り添うべきことには寄り添いたいと思います。



2025年8月8日金曜日

儀式の遂行

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義理母が闘病一年半の末に他界しました。日曜の夜のことです。若い頃から応援してくれた方でしたので寂しい限りです。やはり義父が他界した後は見えぬ憔悴と衰えが進行していたようで、フォローも限界と感じました。肉体的な闘病生活には素人は成すすべがありません。



こういう話が苦手な方はここまでにして下さい。









感情論はまたにして、形式と進行を自分のために記録したいので記入します。そばにいると協力、共有することがとても大事ですし、後の勉強にもなります。

まず、

他界するタイミングで可能な限り近距離にいること。携帯電話を常備していたら(奇跡のように)子供達、孫達が集まる夕飯の終わりに知らせがありました。まるで、見ていたかのよう。



臨終を医師の立ち会いでの確認。

診断書を書いてもらうまでに「葬儀社」(会員になっておきましょう)への連絡。
病院に任せると巨額のマージンが裏で動きますので、そこは是非自分で対処を。



お迎えに90分程。夜でしたから家に戻るため、先行して敷布団をひくよう。

葬儀社が来るまでには無情なまでに病室の清掃を見守ります。ただ、待たせてくれます。



病院から葬儀社のワゴンに乗せて自宅に移動。遺影の選別する作業も。

搬入された自宅で手を合わせます。葬儀社との打ち合わせも。



今回は(仏教式なので)枕経が翌朝9時に開始。その準備に座布団やら。

そこからは翌日の通夜まで時間があるので連絡とその人数の把握。(神経は張りますが、肉体は休めます)



通夜の3時時間前に「湯灌」があり、それにも立ち会いました。

来られる人への挨拶やフォロー。通夜の儀式で読経。



翌朝に葬儀。焼き場まで二往復。車に乗る人の整理と確認。

戻って初七日の儀式。挨拶。帰宅。夕食。解散。



これが日、月、火、水の流れです。

物理的に疲労します。感情的には哀しむ方を見るのも哀しいので辛いことです、


ラストには支払いがあります。



人生が何年かはそれぞれですが、そもそも「健康」寿命が最も大事な事を痛感します。また、結局、最後は皆同じです。自宅で逝くのは17%に過ぎず、ほとんどは施設や病院だそうです。




私は、タバコもアルコールもやめまして、いわゆる数値は良い状態です。血圧が引き金にならぬようにも対策をしています。元気に生き続けるには、ほどほどが快適かもしれません。




2025年8月2日土曜日

大阪クラシック2025

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大阪クラシックの第43公演(有料公演)に出演します。会場は「ザ・フェニックスホール」(キャパ300人程)で基本的にリコーダーのソロイストですが、ヴィヴァルディは指揮を拝命しました。音楽家としては楽しいことです。





大阪フィルのメンバーをバロックのアプローチへと誘い、お運び下さるお客さまにお楽しみいただくプランです。普段は大きな楽曲を奏る交響楽団ですが、メンバー個々のスキルはとても高いので、例えば、音程が悪い、不要な動き、なんて心配がありませんから楽しいことです。



https://osaka-classic.jp/