2024年7月5日金曜日

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暑くて熱中症になった。下手すればこの世とお別れ。ひどい頭痛に下痢も加わる。もう老人なのだった。いや、暑さを感じるから若いのかもしれない。最近の運動のおかげで発汗もある。

京都の京阪七条駅と芸大の間が僅か5分程度の歩行なのに、だ。一説によれば、平安時代の方が京都は暑かったという説があるが、当時は小椋池で涼をとっていたのだろうし、多分、京都盆地では風が吹いていたと思う。今は低いビルの乱立で空気が滞る。その分、大阪の方が山と海があるため幾分涼しいと感じるし、気温も2℃低い。


と、住んでいる西宮の家が裕福過ぎて平家なため、中が灼熱地獄と化している。きょうび、平家の人などいないだろうから、二階建ての家の二階南向きの室温を考察して頂きたい。トイレでクラクラするし、頭痛がひどい。ロキソニンを飲みすぎると腎臓に悪い。なんとか二階を作ろうか。

家関連が仕事の友人には、「お前の家の屋根にソーラーパネルを付けたいよな〜」と言われ、確かに表面積から考察すると、日照りを吸い、電力を発するので完璧だと思った。が、如何せん、築56年の家を今更お金をかける気にもなれない。相対評価が好きな日本人には伝わりにくいが、「誰よりはマシ」等は無意味であり、現在の状況はなるべくしてなってしまったという絶対領域なのだ。



報道の統計を見たらば、熱中症の発生は50%弱が家の中だそう。確かに住宅街に救急車のサイレンがよく響いている。発見されれば良いけど。





さて、この夏、この暑さから避難し、仕事(お稽古以外)はしばらく休む事にした。もう60だし私は極端に暑さに弱い。特に8月中旬と前後は「避難生活」をします。

うちの周りの住民の家屋が全て二階建てで構成されている自宅にいると風も吹かぬ地獄と化すからだ。こういう状況の家がある状況を「背水の陣」と言う。


自分の人生、まだ元気でいたい。


いずれ建てる家は3階建てにして、屋根に水を噴出させ、ソーラーだらけにしてやる。或いは大橋巨泉よろしく適温地のおっちこっちに別荘を持とうか。