2020年10月3日土曜日

始業

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生命保険の資料というものを初めて調べて取り寄せました。大学が始業したためです。オンラインに比べれば感染リスクの高まりはリアルです。我々フリーランスの講師は何ら保証は無く、死亡しても多分商品券くらいではないかという噂です。




ところで、ちゅっと変な事象が故に、後期は授業数が増えました。この時世に仕事が微増する事は悪い事ではありませんが、少し複雑な事情のため、上記のリスクに対峙する事に疑いはありません。当然、半期は通勤していないうえ加齢も加えてフィジカルにも大変です。




さて、31年目とはいえ、授業の履修生の少なさ(一時の5分の1ほど)に対し、授業の資料を全て作り直さなければならないのです。これは、例えば、4重奏をするつもりが3人しかいない、来ない等。また、教育実習、介護実習で抜けた時にも対応しなければなりません。

一方で、京芸は遠隔ですのでその資料も速やかに作成しなければなりません。


しかし、、第1回目から欠席する者がおりますが、これを「強者」と呼びますか。日本も変わりました。よく言われる大学の先生は大変だ、なのは紛れもなく現実なのです。


ひとつ良いこともありました。木管楽器専攻生が授業後にバッハの無伴奏楽曲に対して演奏法を質問をして来ました。とても良い事です。