2023年2月22日水曜日

夏に

 ♪


コロナが明けた感じは好ましいことです。社会活動が戻りつつあります。

その陰で米の強襲揚陸艦が大阪港に寄港したり、パンダが一斉に帰国したりと何か異変を感じますが、考え過ぎでしょうか。

さて、2月と3月は運気が良いという記事を信じて生活していたら、そう感じる事が少々。


2018年に呼んで頂いたバルセロナ近郊のコイバトにある教会のオルガン協会の演奏会。コロナのおかげで残念ながら、もう素敵な思い出となってしまったか、と思っていました。しかし、この8月に呼んで頂いた次第ですので演奏に行きます。


モンセラートとコイバトの教会(2018年)


手前味噌ですが、先のコンサートで、誰にも出来ないであろう演奏をしたら、とても好評だったのです。ヨーロッパ教会旋法と日本の民謡を結びつけての即興や、スペイン伝統のフォリアからのアメリカン・ブルースへの移行など、およそ日本人には向かないと思うのですが、これが、あにはからんや、カタルーニャの聴衆には受けました。

さぞ変な日本人演奏家だと思われた事でしょう。私はこの欧州での成功で、自分の演奏で良いのだ、と確信し、以降は気持ちが安定したのでした。所詮は演奏家ですし、正解はありませんので、贔屓の無い本場でご評価を高く頂くと「間違っていなかった」と思えたのでした。


夏、再び!




しかし、ロシア上空を飛べない事の影響が自分に降りかかるとは、、。北回りと南回りの時間が変わらない事態。また、コロナと戦争でアエロフロート・ロシア航空から相当額の返金が無いまま、ということを思い出しました。一体、戦争の大義は何なのでしょう。