2023年8月27日日曜日

ご縁

 ♪


さて、詳細はどんどん記憶から消えて行きます。それはそれで更新されているという事です。




今回のバルセロナ訪問は、今まで綴って来た通り、良い人の周りには良い人が集まっていて、それを享受出来たという事実を感じた事です。要は、一歩と言わず、二歩、三歩を出て行かなければ何も生まれないという実感でした。特にこの5年は引きこもりがちになったと俯瞰で思います。



どうやら私は、例えば、1億円持っていたとして友人が一人としましょう。私は千万で十人の友人、百万で百人の友人がいた方が良いタイプのようです。色々な方々に助けられ、助け、関係を築いて、また、今回で練り上げられたつもりです。そこには単純な人間性だけが介在しています。名刺交換等、一才ありません。自分の演奏が全てです。




この三週間だけで、一気に何かが変化し、関連づけされたと思っています。まだまだ一人の音楽家として成長出来るか、と、思います。




私は海外で「語彙」が少ないだけ「感情」を出します。怒り、怒鳴る事もあれば、例えば、最上のプロの仕事をしてくれたシンガポール航空のキャビンクルー二人に、降機する際に機体の少し後ろの彼女らのところに行き、「色々素晴らしかった!ありがとね」と言いましたら「わぁ〜ありがとぉ〜バイバ〜イ」みたいな会話ですね。日本ではおじさんのハラスメントでしょうが、感情を爆発させて感謝感激を伝えられるのは日本外です。これは経験値ですが、互いに嬉しい事だと思います。




関西も魅力的ですが、バルセロナも在住三人と知り合い、再会し、魅力の増した訪問地、転換点となり、大変満足しています。


ちなみに帰国翌日の夜に「胃痙攣」に襲われました。さすがに神経戦でもあったようです。