2025年3月24日月曜日

ご縁2

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詳細は省いて、北関東は上州地方へ行って来ました。その数日で季節が変わりました。

どうして「群馬」?という感じですが、これも「ご縁」なのです。以前バルセロナ近郊の小さなホテルで偶然出会ったご夫婦(赤城のお家)とすっかり仲良くなり、去年に続き今度は一緒に温泉に連れて行ってもらおうとリクエスト。


素敵なお家からの大きなお庭(温泉付き)


通常、私は確かにあまり心を開かないタイプですが、この夫婦(お二人共弁護士)は少しフェーズが異なり、それは、例えば、コーヒーが飲みたい、と思った瞬間に、「コーヒーを飲みに行きましょうか」と言う感じ。要は、つくづく波長が合うのです。

頭の良い人って物凄く楽です。人に対する興味、自身の教養と経験に基づく生き方など、承認欲求、自慢等は一切無し。非常に気が合います。



で、東京のホテルが信じ難く高価なので埼玉は川越に一泊。初めて訪れてみました。

そこから大宮経由で軽井沢へ。ここは、アウトレットと旧軽井沢散策。ここまでは我々のみ。

そこから群馬は前橋へ。前橋の一見さんお断りの焼肉屋さん(上等では無いが美味過ぎ)で、こんばんは、です。続いて翌日「伊香保温泉」へと毎晩、宿泊先が変わりました。旦那さんのMINIで連れて行ってもらいます。



阪急で十三駅乗り換え、蛍池乗り換え、伊丹空港。伊丹空港からANAで羽田空港。待合で知り合いの音楽家に発見されました。気を抜いてはいけません。空港では人に会いやすいですね。


羽田から京急線で品川、乗り換えで、東京上野ラインのグリーン車(関西には無いシステム)で大宮からの川越線で川越。もうヘトヘト。何せ人が多い。このE233系はカッコいいのです。しかも15両編成などは凄いですね。




しかし、川越の「餃子の満洲」はチェーン店との事ですが、美味しかったです。ホテルも東武鉄道系で綺麗。一万円を切るも高い満足感。やたらにスタバがありました。

翌日は、川越といえば、小江戸散策。まぁ賑やかで色々なお店がありました。

川越から大宮に戻り、新幹線で軽井沢へ。アウトレットは秀逸な品揃え。しかもバーゲン中。


一面銀世界


さて、そこそこ飛ばして「伊香保温泉」が素敵でした。そして物凄い人出で驚きました。ここの原泉を持つ「森秋旅館」にご一緒した次第。正確には一緒に行っていただいたのです。


ベンツ貸すから明日うちまでどうぞ〜ですって


久しく「旅館」には行っていませんでしたが、まぁ日本人ならでは。うまいこと時間を過ごすとお食事処の人数と大浴場の人数が合わず、露天、内風呂共にほぼ一人でした。鉄分を含むお湯は独特ですべすべ。

群馬は温泉が多く、草津、四万、伊香保、万座、水上があります。



関西に在住すると、このどれにするかの決定要素に欠けます。そこでお任せした次第。少なくとも伊香保のお湯は最高ですが、有名な365段の階段は高齢者には無理かと。

案内もさすが!で、到着したら階段、少し町の端の絶景カフェ、食事後のバーに行きました。全ては調べても見つかりにくいお店で高い満足感が得られました。


神様がおられそうです。カモシカも出ました。


翌日は「榛名神社」へ。

なぜでしょう、身体がピリピリ興奮しました。不思議な事です。深山幽谷、霊元あらたか。


一の鳥居を出た横にある茶屋へ。そこは締まったお蕎麦と今まで泳いでいた「いわな」の炭火焼きが提供され、絶品この上ない事この上無し。


養殖では無いプリプリ感


満悦で高崎に移動。我々の新幹線までは、またまた素敵なコーヒー焙煎併設カフェへ。思えば、群馬には物凄く美味しいコーヒー専門店が多いことがわかりました。

最後にはこのご夫婦に専門的な知見や経験に基づく凡例で相談に乗ってくださり、一層の高い満足感を得ました。


たにがわ号東京行きです


その後は高崎から東京、品川、羽田、伊丹となり、さすがに屈してタクシーとなり帰宅。




その後にチェンバロの搬入深夜にあったのですが、その翌日昼には京都芸大の卒業生たちからランチのお誘い。ブリュッセルから帰国した、ほぼ10年前に授業を受講していた男性です。


ファゴットの高島君、オーボエの葛城君


若い音楽家にアドバイスをしつつ、濃い数日を過ごしました。