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先日、大阪音大の「旧K号館」(35年のうち、25年勤務)で世話をしてくれた事務職の方々から、思わぬ会と贈り物をいただきました。嬉しい、と言う感情よりも、驚き、でありました。良い思い出が全く無いと思っていたからです。
学生とは一年弱(最近は半期だったり)だけの付き合いですが、彼女たちは大学を卒業してから勤務する、などの歴史があるので、人によっては二十年ほどになっていたかと思います。校舎が統合され、また、コロナの後は、彼女たちに会うこともありませんでした。
この校舎の統廃合により、劇的に私の労働環境が悪化しましたし、今回の辞職に追い込まれる始まりでもありました。(詳細はいずれ単行本にしましょう)
ハードばかりで、いかに大学組織のソフトが脆弱で薄弱かを痛感した次第。大きな海で言えば、非常に「歴史のある泥舟」と言う感じ。
素敵な手書きの色紙までいただき、少なくともそこに私がいた意義を感じさせてくれました。
大学淘汰の時代に突入し、沈没船からいかに脱出するか、と言うことを真剣に考えねばなりません。精神と身体を破壊されてまで勤めるには、もうその意味がわかりません。
思わぬプレゼント。素敵な思い出になりそうです。
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