2025年3月8日土曜日

愕然2

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あんなの楽しい旅行をしてきたのに、自国の寒さと国宝級にボロい家が寒すぎて、


発熱、寒暖鼻炎で「ぴえん」。



全く笑えない。壊すことも建て替える事も改装することも出来ない大人過ぎる事情に同情さえされる。世の中の「不公平感」も次元が凄い上に、周りも世代的にこのような苦痛を語り合うばかり。老いて子に従う、などは死語で、隔世の感があるのだろうか。かく言う己の老いの信仰も速度が増して、殊に老眼度が進んでいる。


事故が増えた気がする


このような苦痛があるから、あの快適がわかるのだろうと諦めるしか思考できない。もう来年のバリ旅行を考えようか。3ヶ月程の滞在し出来ないか。

唯一、良いニュースは「円高傾向」かと思いました。


2025年3月2日日曜日

帰国

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辛いのは5時起きで空港に向かう事。全て航空会社の都合で仕方ないかと。機材の有効使用の犠牲となるのは世界共通。それでも夜行便よりは楽で夕方に大阪に到着するのです。時差は一時間ですから時差ボケはありません。因みにANAの東京行きは7時過ぎでした。大変ですね。



驚いたのは、大阪へのフライトにほぼ日本人がいない事です。確かに多くの便が飛んでいて、日系に搭乗してはるのかもしれませんが、昭和63年に伊丹、シンガ、ドバイ経由で渡英した時など、またコロナの前は日本人で溢れていました。安くて安全、CAが美人というのは常識です。現在は超優良会社、最新鋭の機材、定時出発と早着となりました。それだけこの国の成長は凄まじいものなのです。



実際、物の価格をシンガポールのダイソーで比べたら、110円の品が280円でした。セブンイレブンのスポーツ飲料500mが380円。それはそれは日本に来て爆買いする筈です。この国力の低下は現在でいう「ヤバい」事態です。彼らの給与は今やとても高いのです。

そう言えば日本の演奏家への対価は40年変わっていません。教員の給与もです。勿論、幸せはお金ではないのですが。何だかもやもやしますね。全てが抜かれて行くことを目の当たりにした旅となりました。これから日本の私大は半分が外国人になりそうですね。


とにかく、貯金を善とする間違いに気づかなかったことは反省すべきです。相続税と固定資産税で国に取られるようにデバイスがかかる仕組みだったのがわかります。本来なら資本主義社会では投資が重要ですからお金に働いてもらう事。しかし、品性を性善説の観点で間違ったのでしょう。海外の老後と日本の老後がこれほどに異なるのか、を実感しました。しぬ事を懸命に考察し、断捨離を美学と間違え、生きる知識と見識を失うのです。(主観)



ただ、関空から西宮へ車での帰路。この国には実に高級輸入車が多く走っている、という不思議な安心感はありました。ポルシェ、マセラッティ、ボルボ、ベンツ、BMW、アウディに抜かれました。うちはスズキです。




コロナ前後の旅行の変化を総括します。海外旅行を大手航空会社はスマホでQR搭乗券が送られて来て、空港ではそのQRを自動マシンで荷物タグまで自分で行います。持ち込み荷物検査時もオートでパスポート。検査は旧態依然。イミグレも自動パスポートマシン。

実際、シンガポールでは全く並ばないで5分程で制限区域に入れました。


メルキュール・ブギス


ホテルはバウチャーなどの提示は不要で、パスポート提示のみ。クレカは必要ですが、とにかくVISAカードですね。タクシーはいまだに現金推奨です。

免税品はシンガポールでは100ドル(11000円)以上の消費税9%に対して免税措置があります。店では積極的に手続きをしてくれます。空港ではリファウンド自動マシンにパスポートを一瞬読み込ませ、現金かクレカのどちらかを選択すれば終了。購入品を係に見せるなどは時代遅れ。例えば、購入してすぐに使っても免税扱いになります。こういうシンガポールの進化は再訪を楽にさせますね。


日本入国は日本人は自動マシン。税関はQR登録すればオート。荷物のターンテーブルは昔と同じです。これは仕方がありません。


最後に、関空到着ロビーのスタバのアイスコーヒーサイズが一種類になっていました、そろそろですか。それと「大阪万博」の宣伝は全くのゼロでした。役人のそういうところですね。




最終日

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私の足のサイズとデザインが日本では釣り合わないこともあり、海外ではよく靴を調達します。平均的な靴は勿論ありますが、少しだけ独自感があると嬉しい小市民です。


また、日本ではあまり見かけないTシャツは思い出にもなり、数枚は購入します。

そのような事で、最終の1日はショッピングに行きます。

ただ、開店がほぼ11時なので、珍しく(さすがに疲労していて)長めに寝ていました。ですのでいきなりのランチに名店だと聞いていたシンガポール「チキンライス」(海南島発祥)を食べに行きました。驚くことはありませぬ。



この地区は日本人の家族らしき人が多く、多分、駐在さんなのかと思います。その後には韓国のお店らしきところで、マンゴーかき氷。



地下鉄で、やはりオーチャード通りへ。結局は大型店がここにありますし、しかも、随分と思い出したのか、色々わかって来て、結構な事でした。

お陰様で素敵な見切り品を購入出来ました。気に入った靴は二足購入します。これを10年は履きます。




マリーナベイで高級時計を窓から見ました。超高級時計は時間が見にくと思った次第。心配ありませんが。それでもTPOにあわせて装着しますので、大人は何本かは必要です。わかる人にはわかるものですから。


見るだけタダ、大丈夫

その後、シンガポールらしい「クウォークキー」に行きブラブラ。

川沿いは高価なので、裏のホーカースで麺をいただき夕食としました。



そこからホテルまで徒歩で、ブギスらしい、安価なカバン(増えた荷物の衣類用)を購入。LCCではありませんし、フラッグシップのSQは一人30キロまでOKですので気楽です。




問題は、明日の早朝5時起きで空港に行くこと。しかし、日本の夕方に到着出来るので、わざわざこのフライトを指定したのです。以前なら、ガルーダ・インドネシア航空の夜行便六時間でへばったのです。経験は人間に考える知能を与えます。能動的に海外旅行を出来るうちに動くべき。。まぁ、あと14年で気力が尽きそうです。あまりに若い人が多いというのは、存外、不本意に親切にされたりもします。年齢には抗えずとも、だからこそも「経験」は生きます。


紅茶はTWG  珈琲はBACKA

私なんぞ、5歳でカナダに2年間、22歳でロンドン2年程、コロナ前は一年のほぼ一月は海外です。差別にも遭いましたし、ハイジャックしようかというほどの苦痛も味わいました。嫌いに国民、親切な国民、大風呂敷の国民、明るい国民に出会って成長して来ました。


指差しではありません〜


それは全て自分の成長に役立ち、助けを借りない国外の体験で成長に寄与しています。

日本人の同じパターン行動が凄く苦手なのです。「普通は〜」という文言が嫌いですし、集団であれば騒ぐ連中も苦手です。知りませんけど。


2025年3月1日土曜日

シンガポール②

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基本的にここの国民はクールですが、笑顔が多い感じで、かつ、親切心があると感じます。また多くの民族がおり、玉石混交で小さなアメリカのようです。

喧嘩などは一切見かけませんが、車のクラクションはニューヨーク並みです。横断歩道も車が優先。

お店はバリとは異なり、売りつけようとはしませんからのんびり見れます。

ただ、「歯ブラシ」が、もう高価な商品ですので、持参して下さい、髭剃りも。


これは良くないですね〜


今日は朝からベイ・サンズにお買い物。TWGの紅茶は50グラムの量り売りで購入出来ます。

誠に香りの勉強になりました。ついで、それほど高価ではない「スウォッチ」に行き、オメガとのコラボ商品を、しかもレアな品を日本のほぼ半額でゲットしました。我ながら買い物上手。



サンズの東にはフードコートがあり、そこでランチ。




そこから、やはりの「オーチャード」通りへ。疲れて喫茶。





一度ホテルに戻り、(暑いので)7階のプールに。これが実に東南アジアで、このビルにこれほどのプールが、と、思います。少し泳いでクールダウンすれば、ブルジョア気分。


夜は「リトルインディア」に出向いたものの、香辛料の匂いに負けて退散し、「チャイナタウン」に行き、夕食。いつものコースになってしまいます。



ブギス駅近辺のホテルにしたのは経験からで、ここのMRT(地下鉄)で凄く簡単に移動出来ます。しかも「ビザタッチ」で乗れますので便利極まります。私などは老人で席を譲られます。

何より、考察せねばならぬのは、MRT駅のエスカレーターの速度の早さですが、これに乗れないようになるとシンガポールを卒業せねばなりません。とにかく怖いくらいに早いのです。


大阪、ロンドン、ニューヨークスタイルの左立ち

お店は22時までが多く、便利です。今日、近くにスーパーを見つけ、ディスカウント・ショップを見つけました。駅をどちらに出るかで変わりますので、今後もブギスになりそうです。

言わせてもらえば、空気は悪いし、暑いし、物価は高いし、商社マンとその家族は楽しそうだし、で、全て自分で支払う等、時折、卑屈になりますが、それでも楽しく危なくない都市として好きです。私は時間を自分に使う事の出来る稀有な仕事かと思います。


超レア品のスピードマスター系コラボ