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さすがに21回目ともなると緊張感が無くなるのは年齢のせいも、かもしれませんが、実に5年ぶりに来て気づいたのが、例えば、LEDライトの増設、ホテルの居抜き経営、犬の首輪装着、この地区に日本人が皆無ということ。そういえば自家用車もスズキに比べ、随分とトヨタが増えたようです。
雨が過ぎる時もあります |
このように変化するものも多いのですが、変わらぬ事、ものも多々あります。
今日は6時に起きて7時前には朝食。8時前にプール。11時に上り、12時にマルちゃんのお迎え。洗濯屋に洗濯物を出し、クタに移動して中華でアスパラガスのスープ。大型スーパーからのデンパサールのマルちゃんの家に。ここで儀礼用の服を装着してくれます。
さて、5年の月日を痛感したのが、お孫さんの5歳の女の子ネピちゃん。前はお腹の中だったはずです。息子さんも立派に成長していてホテルのエンジニアに。愛犬は逃走したそうで今は人懐っこいモチちゃんに。コーヒーをいただき、出発。
バリ・ヒンディの儀礼でお清め?のような事をしてもらうのですが、奥様とお孫ちゃんのネピちゃんも一緒。
この、神教であるバリ・ヒンディの土着性はこのように子供の頃から当然に行うそうです。逆に外国人はバリ・ヒンディの信徒にはなれないとのこと(土地も買えません)。
日本の神道も、そう言えば、鳥居で一礼し、手を洗い、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼をし、子供の頃には当然のように行っていました。日本と異なるのは基本的に一神であり、化身としては多々あるという宗教感。シヴァ、ヴィシュヌ、サラスワティなど。
観光ついでとは言い過ぎですが、外国人が日本の神社で祈祷を受けているような感覚で、それは日本が他宗教を受け入れる寛容さを持っていた歴史と通じます。我々にも快くお清めをしてくれるのです。こちらの心も精神も大切です。
線香に火をつけ、聖水で両手や顔などを清め、花を持った祈りを三回行ない、その前後に花を持たない祈りを1回づつ行うという感じ。基本は自然崇拝であり偶像は無いかと。
特別に、不思議なミサンガもしてもらいました。 何より、この司祭の方が「久しぶり!」という感じで硬い握手をしてくれた事は嬉しい出来事でした。初めて彼に清めてもらって帰国したら、確か「大阪クラシック」にお呼びがかかったと思います。10年以上前です。
不思議な力はお爺さんからだそうです |
「信じれば救われる」、と、思うことで「清められ」、何より、「癒される」事は私本人にしかわからないでしょう。みなさんにお裾分けは出来ますが。
なぜ、バリに戻るのか。そういう理由です。
日本は寒いようですが、こちらは超快適です。クーラーが寒い時がありますw
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