2025年2月28日金曜日

シンガポールへ

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さて、シンガポールも空港乗り換え以外で来るのは5年以上前で多分5〜6回目です。

隔世の感ありなのは、スマホでパスポートを電子申告しておけば、ずらりと並ぶイミグレーションのマシンで簡単簡素に入国可能になった事。実に早いもんです。ビザ代金も要りません。

尤も、このような観光ビジネス立国は、入国にストレスを与えないようにしているもので、以前でもそれほど待った記憶はありません。快適に入国出来て、例えば、以前の韓国やバリで一時間待ちなどは時代遅れかと思います。どんどん改善されるようですが。

国も公務員である入管の職員も減らせますし、機械で出来るのは良い事です。どの国も公務員と医療費で大変ですが、減らせるには公務員でしょうね。そもそもパスポートも時代遅れ。もうハンコはつきませんからIDカードとかで良いと思うんです。昔はハンコを自慢するおっさんとかいましたね。かく言う私もインドネシアで真っ黒でした。


中距離ビジネスは個室です


さて、デンパサールからシンガポールのフライトは二時間半ですが、そこは外国への移動ですので国際線扱い。インドネシアを出国するのでイミグレ(機械式)を通ります。すんなりでした。昔は並んだものです。

半時間前にはゲートにいなければなりません。


珍しい機体


フライトは快適な最新鋭ボーイング787の10型。グレードアップで中距離型ビジネスシートに。そこで、日本人クルーの担当が。

話しかけてみましたら、通常は日本以外のフライトには乗務しないのですが、急で入ったそうです。しかも、ビジネス担当で珍しい事ですね、とのことでした。ベースはシンガポールとロスだそうです。シンガポール在住。


人だらけですが、皆さん笑顔です


快適に到着し、タクシーでブギス地区のメルキュールに入ります。タクシーは安全で親切。ようこそ、と必ず言ってくれて街中までぶっ飛ばしてくれます。道にはひたすら綺麗なお花と大きな南国の木がありますが、ある瞬間にビル群が現れるのです。

部屋は狭小空間を生かした流石の造り。センスは抜群でバスローブまでありますが、物凄く狭いです。私の京都のワンルームより狭いです。しかし、フランス人のセンスは良いですね。日本のビジネスホテルのあの冷たさをうまくカバーしています。

チキンライス売り切れで豚ライス500円成

地下鉄でお決まりの「マーライオン」を見に行き、歩いて帰ってきました。地味な食堂で500円の肉とご飯で夕食。部屋でコーヒーです。この国はおすすめしません。東京のようです。もの凄く綺麗な東京な感じ。ジャングルと建物の融合は世界一らしいですが、別にすることがありません。物価も高い。日本が安いことを実感します。ペットボトルの水400円。


ぶつかります。ここで一万円(安い方)


進化が止まらぬ大都市。さすがに日本人は多くおられます。いいですね、会社のお金でビジネスクラス。高級店でビールで騒いではります。経費ですか。お辞儀、で日本人と分かります。

それだけ東京からの便数も異常に多いのですが、ほぼ南東京ですね。



2025年2月27日木曜日

バリからシンガポールへ

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バリ最後の夕食もレストランで。外のレストランもあまり価格は変わりません。

今日の担当男子は親しげに話しかけて来たのですが、お姉さんが大阪で介護職で日本の高齢者nの手助けを、お兄さんが東京で建築に携わっているとのことで、日本人の我々に興味があったみたいで楽しく会話を楽しみました。

まだ19歳です、と。「少々お待ちくらさい」などと言ってくれます。


美しい盛り付け


楽しいですね、あちらが日本語少し、こちらはインドネシア語少し、重要なことは英語です。コミュニケーションとはそういうことかも知れません。オノマトペが多いのは日本語にも似ています。歩く歩く、が散歩で、ジャランジャラン。危ない、は、ハティハティ、など。


名前は ナマ

私は サヤ

愛は チンタ

です。



マルちゃんが色々教えてくれることもメモしておくのです。で、「短いね、明日帰るのね」と。

荷造りが苦痛ですが仕方ありませんが、仕方ありません。

朝8寺半にお迎えに来てくれまして、十分間に合いました。デンパサールからシンガポールへ飛びます。



2025年2月26日水曜日

カユマニス・ウブド


このホテルは基本英語ですし、退屈したい人でないとお薦めできません。近くには何もありません。還暦の年齢ならば、スタッフはとても親切ですし快適でしょう。ただ、バリアハードですので転ばぬよう。


ジャングルを見て朝食


バリあるあるですが、大抵は朝食時連絡を取り合い、部屋の掃除が済んでいるのですが、そうでない時もあり、ムラがあります。出来ているはずというデバイスは取り除きましょう。逆に葉っぱ一つないほどクリーンにしてはくれます。飲み物は追加されますし。バリ人はとても綺麗好きです。



今日はさすがにウブドの中心部までシャトルを出してもらいます、これも無料です。お迎えも、SNSの「What`s up」に登録して連絡すれば指定したところで30分後にピックアップしてくれます。時代が進んでいます。

そう言えば、日本ではマイナーですが、このSNSはスペインでも主流、バリでもよく利用します。ラインはあまり使いません。インスタは普通です。現金もあまりありませんので、チップのためくらいに用意していれば、ほぼ、タッチ決済が可能です。両替も一万円で十分。



朝は晴れ、夕方は雨、夜は寒いという雨季の1日。ついに最後のフルデーとなりました。

さて、街中の中心地に出ました。喧騒が凄まじいもんです。市場が10時に開くのですが、珈琲店に入りました。オープンカフェですが、喧騒で会話が聞こえないのです。空気も最悪。



コロナ前に比べてお店は綺麗に、道路もそうです。相変わらず白タクのおっさんに100%声をかけられます。ガン無視も慣れたものです。いくつかのブティックに行きます。日本人経営の店もあります。その店員は日本に来た経験があったようです。

ホテルのドライバーも店の人も日本人は激減した旨。これ政治の問題ですかね。

いつも行く「チンタ・グリル」でランチ。そこでホテルに連絡し、戻るも雨です。雨季です。





今日は夕方、バリヒンドゥの司祭の方に(先日は儀礼だったので)個々の「治療」を行なっていただきます。ここはお教え出来ないところです。


寺院到着時の不思議な太陽と中央にオーヴ


西洋医学が絶対ですか?化学薬品服用だけでも良いですが、虚心坦懐、これが大事です。


2025年2月25日火曜日

バリの人

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インドネシアでもこの島だけが特別なのには宗教が重要な要素もあり、2億人を超えるインドネシア全体はイスラムですが、この島だけがバリ・ヒンドゥー教です。自然崇拝で皆さんエネルギーの宿るミサンガをしています。基本はバリ人と言います。




ところで、良い意味で田舎ですので、「?」も多いのです。


サヌールのメルキュールホテルでスパの予約。

フロントで「90」分お願いしますね。わかりました、と、、紙に90分がわかる線を引いていました。

程なくスパに行くと、どうぞ。

終わると何だか早い気がすると思いつつ、サイン。60分也、、、、。


太陽は真上を通過します


今夜、夕食のホテルレストランで前菜をシェアで。

「シェアプレート」をお願いしますね。わかりました!!。

出てきません。



悪気が無いのです。この「のんびり」がいかにも海外旅行ですね。日本を求めないよう。

あと1日になり、シンガポール入国のアプリ手続きをしました。簡単に自動入国可能です。進んでいます。なんでもかんでもスマホです。海外渡航時は一人一台必ず持ちましょう。


ウブド②ー2

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さて、15時前に15時に予約したスパの受け付けに行きました。

アユン川を渡る素敵な橋があり、受け付けの棟があります。当方の名前なぞは聞かれません。



受付はベテラン(ボス)らしき女性。これまた、ミスター(バリ後で「パパ」、ミスは「ウブ」)は以前お顔を拝見しましたが、もしかして??見覚えがあります、と。

キャッチィな顔なのか、相手がプロなのか、嘘か誠か。確かに5年前に来ましたから。



伝票をチェックして、独特の飲み物(デトックス飲料?)を頂き、オイルを選びます。

用意が出来たらジャングルの中の施術棟に行き、着替えます。

足を洗われ、施術台へ。そこから左と右の同時施術が開始。聞こえるのは鳥の声のみ。


どでかいポトス


90分は退屈な大学の授業では遅いのに、快適で早いもんです。

終了してお茶を頂き終了。そのままレストランにアフターヌーンティーをいただきに行きました。三種の食べ物に飲み物。無料です。ここは絶景。で、また寝落ち増したので心配です。




極楽です。今日はホテルで一日過ごしました。朝ご飯中に部屋の掃除が済みますし、アフターヌーンティの時にターンダウンが行われ、タオルが新しくなり、飲み物が補充されます。完璧。


ウブド②

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やはり昼寝は寝つきを悪くしますが、ならば昼寝をすれば良いかと。眠ってはいます。


選び放題に変わっていました


7時に朝食。ここでは飲み物二種、料理3種をセレストします。アサイーを食べました。



十分過ぎるテラスでの豪華な食事の後、着替えて大きなプールへ。ここは、私は今まで体験してきたうちのべストプールなんですが、ジャングルの中、他の人はおりません。およそ喧騒とは無縁。因みに溺れたらさよならですが。その後は部屋のプールです。


うまく伝わらない

多分、これが幸せなのね〜って思えます。


100坪位に誰もいませんよ


昼は、東屋でモンキーバナナ。これで良いのです。しかもウェルカム・フルーツですから無料。


うちの玄関


しっかり昼寝をし、今からこのホテルのスパに行き、他に無い「4ハンズ」という特別な90分のマッサージを受けます。これは文字通り二人が完全同時に行うマッサージです。まず、日本では見たことがないのと、日本で聞いてみると、結構皆さんすぐ辞めてしますので、訓練が無理なのだとか。


右が東家およそ40畳


バリならではで結構。スパの後はアフターヌーンティを部屋に運んでもらいます。何でも叶います。

多分、その後は寝て、9時に夕食ですか。こういう非日常を5年忘れていたなんて、って、思っています。因みに、すっかり休日になっています。これは大事ですよね。

早いもんでシンガポール行きのSQのウェブチェックインをせよと。もう終わりなんです。来年お予約をして帰ります。何があっても自分を取り戻しに参ります。


ウブドへ

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昨夜はなかなか寝付けない状態でした。多分、昼寝のせいですね。おじいちゃん。。


さて、サヌールを離れてウブドに向かう日。さすがに朝食後は荷造りで、プールはやめました。準備も整い、部屋からフロントに電話して荷物を持って行ってもらいます。

お迎えは11時の約束なので、早めにフロントに。マルちゃんはもう来てくれていました。


一棟に八部屋の二階でした


ここで、バリらしいミスをされたのでご紹介します。


一度プールサイドで(雰囲気を楽しもうと)コーラ一つとレモネード一つを頼んだのです。

頼んだ時の男性は、後でサインをもらいに行きます旨。はい。

暫くしても来ないので、サインをしにカウンターに行きました。ベテラン女性風。

部屋に戻り、暫くダラダラしていたら電話がなり、「先ほどのドリンクのサインをもらいに行きます」

「あっ、そうなの、、」

ノックがあり、若い女性がサインを、と、伝票。

あそこで「さっきサインしたけど」がもう通じません。まぁ安い価格だし、とサインをしたのですが。



アウト時の伝票を確認すると、やはり二重、、、

フロントの女性に伝えるも「サインしましたよね」。セオリーではそうでしょう。

「でもね、通常、同じ時間に同じものを別々に頼まんでしょ?」

「確認します」10分。状況判断を迫りました。穏やかに。


「こちらのミスでした、ごめんなさい」

怒ってはいけません。バリには「信用と信頼」が無いだけです。ニッコリ「良かったです」


以上。学びがあるのは、頼んだそこで伝票にサインをしておく事。こちらが悪いのです。

アンガーマネジメントは自分を幸せにするのです。合掌。(スリランカ初期仏教の教え)



小さな事は飛ばして、ウブドに向かいます。途中でランチ。池の上のテーブルで食べるお店。

スーパーに寄ってもらいます。5年前には無かった「成城石井」的なところでした。近代化。



カユマニス・ウブドに到着して、フロント(全16室で小さめ)に行くや、ベテランスタッフの女性(英語堪能)が、「あっ、前にいらっしゃいましたね?お顔を覚えています、確かファミリーで」と。おぉ。

私の顔が凄いのか、彼女がプロなのか。しかし、確かに彼女とは色々話をした記憶があります。




通された部屋は、正確には一棟で、玄関、東家、庭、プール、客室、風呂、外シャワー二箇所、キッチン、冷蔵庫も二つ。飲み物8本無料、水4本無料。無料Wi-Fi などなど。

多分、

我々の敷地は40坪はあります。


これ全てが二人用


で、多分、グレードアップされていると思います。広すぎ。普通の棟を予約したのに。


写真は狭く感じますが、真四角です


チェックインはパスポートだけ。レストランでウェルカムドリンクを頂き、サイン。

部屋へどうぞのご案内。ここでスパの予約とかをバトラーにします。宿泊客は3割引。

荷物が届きます。で、(裸でもONの)プールにドボン。空高く天が広いのです。

周りはジャングル過ぎ。少し夢のように感じます。これは一つの旅の答えですね。非日常。




朝ご飯に時間制銀は無し出そう。アフターヌーンティも無料。ターンダウンサービスあり。

超ハイセンスですが、ようやくこちらが似合う年齢になりました。何より、ものすごく大事にしてくれます。都会ホテルとは真反対の五つ星です。全従業員が挨拶も徹底しています。


こういうセンスは感性にビンビン来ますので、私自身の人生には大いにプラス。おかげでまたまた夕方に東屋で昼寝をしました。基本、鳥の鳴き声だけです。気温、湿度、風、全てが快適。


大きすぎるハイビスカスの木

夜はここのレストランで。タイ料理で有名なのです。不思議なのは、飲んで、食べて、アイスクリームでも二人で5千円な事です。


タッパイ


さて、大きすぎるお風呂に浸かり、外のシャワーで清めて寝ます。

そう言えば、ニュースで、日本人は現在、ついに六人に一人の割り合いでしか旅券を持っていないとか。確かに遭遇しませんが、我々は好かれている国民ですが、政治で変化するものですね。意識の低下を国力で実感します。






2025年2月24日月曜日

会話

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まず、つば九郎の方が亡くなったとのニュースをバリでみました。私はよく動画を見ていました。「人を笑わせる事」が出来るのは、しかも、長年に渡る貢献で感情移入を誘うという才能は稀有なもので、それほど野球は観ないけれども、日本には少ないセンスのあるキャラクターの訃報は残念なニュースだと感じています。類い稀なセンスを失うことは残念です。加えて、数人で分担するのも良かったのではないかとも感じます。


友人マルジャナさんと


ところで、三日間プールサイドでご一緒したご夫婦のご主人とプール内で喋りました。

会話のセンスがおありで、

「どのお国のから?」(決して決めつけて来ないのが良いです)多分70代。

「日本は息子が素晴らしい国で綺麗だと言っていたよ。リタイヤ後はアジアの国、タイ、ベトナム、今回はバリに20日間なんだ。いつも一ホテルを拠点に動いているよ」


で、アムステルダムにお住まいで、ドバイ経由だそう。バリはかつてはオランダに統治されていました。それを第二次大戦(大東亜共栄圏拡大)で日本が奪い、色々教えて敗戦という歴史があります。オランダでは、英語、ドイツ語、フランス語を習うんだそうです。

欧州から見たアジア感を聞きました。世界から見たら感じと我々の印象は同じでした。

どことどこはうるさいね、との事です。


ジェラートに行列。食事は予約必須


さて、夕食はバリ随一のイタリアン「マッシモ」(せいぜい二人で5千円)に再訪。便利な時代でスマホで簡単に予約が出来ました。21時半に行くと「しげる あきやま?」とあくびをする女性店員に言われたので、

どうしてわかるの?、と尋ねたら、「だって日本人の予約はあなただけだから〜」

イタリア人経営の、店員のモチベーションの高いお店です。



しかし、どうした日本人!!かつては溢れていましたよ。物価は安いし、また来ましょう。ハワイが高いというデバイスがかかり過ぎ。バリでは例えば、コンビニのスポーツ飲料が40円。ジュースは60円です。断然日本より安いと宣伝したい気持ちです。そういえばホテルの外のランドリーに洗濯物を8着出したら、翌日には完成。込み込み480円程です。


お店のイタリア製のジュースでも360円


行き帰りはビーチの遊歩道を歩きますが、(怖い事はありません)コロナ最中に随分と綺麗に整備されて快適です。途中で、猫、犬に懐かれます。涼しくて気持ち良い散歩となるのです。


ジェラート四種とエスプレッソ


明日はウブド地区に移動します。海リゾートはここで終了。山と川のリゾートに。



サヌール地区ではついに日本人らしき人を見かけませんでした。中国人も皆無。中国人は日本に土地を買いに行っているのでしょうか。まぁ日本人はハイセンスの高級リゾートにおられのでしょう。バリは観光には向いていません。土、風、木、水、空などの自然を感じましょう。


2025年2月23日日曜日

サヌール④

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昨日の儀礼の疲れか、少々寝坊し6時半起床。7時半朝ごはん。8時プールで11時まで。12時に前々日に行った少し上質な「コースト」というビーチレストランへ。ゆったり二時間。良い風が通り抜けます。長くいたいのでコーヒーをアイスにしてもらいしばらく。コーヒーもバリで採取されますので上質です。



数日過ごすと良い事も起こり始めました。毎日プールで過ごして(出たり入ったりウトウトしたりすれば)例えば、身体はデトックス状態で毒素がどんどん排出され、湿度でお肌がすべすべになり、爪も指も綺麗。頭の中がアホになり、今日が何日か何曜日かもわかりません。これを毎年やっていたのを忘れていたのです。忙しさにかまけた、否、忙しいがって本質をわすれ、何かを失うところでした。二人で余生についても語り合うなんて素敵です。あと何回来れるだろうと思うと健康でいたいものです。



前述した通り、日本人は皆無、多国籍で目にも耳にも楽しい事です。このサヌール地区は明日までで、山側のウブド村に移ります。




私のバリの旅行法を語りますと、

まずは比較的安く、古い(ここでは、木が大きくて環境がしっくりくる)ホテルのツインを朝食込みの一万円前後で予約し、慣らしていきます。ですので、部屋は広いのですが、シャワーのみです。そもそもプールに入りまくりでバスタブに浸かり、身体に圧力をかける必要はありません。

また、古くからあるリゾート地区にはビーチ沿いに多くのカフェが並んでおり、食事も多国籍でほぼ何を食べても千円です。税、サービス込みでほぼカードですから、チップに神経を使いません。油もよく、お腹も大丈夫です。手洗いも綺麗な傾向で重要なファクターです。



こういう時点でとにかく水分は多めに接種し、熱射病を避けます。日差しのあるところはさすがに暑いのですが、日陰は涼しいので快適。

ここまでを往路とし、帰路は山の高級リゾートに篭ります。ここは一泊でも関西のワンルームの月の家賃ほどの価格ですが、プライベートプール付きのヴィラで木に囲まれています。スタッフ全員が名前と顔を覚え、挨拶をしてくれる上質なホテルです。ん?高級老人ホーム??

16歳以下の宿泊はできず、団体やツアーにないホテル。基本、こちらの人の経営であり、トラディショナルな雰囲気を大事にしているホテルです。上質で、全てに夢のような空間です。高価ですから短期滞在ですが、必ず良い思い出になるのです。ホテルは「カユマニス・ウブド」。

また、ここで紹介します。



サヌール③

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さすがに21回目ともなると緊張感が無くなるのは年齢のせいも、かもしれませんが、実に5年ぶりに来て気づいたのが、例えば、LEDライトの増設、ホテルの居抜き経営、犬の首輪装着、この地区に日本人が皆無ということ。そういえば自家用車もスズキに比べ、随分とトヨタが増えたようです。


雨が過ぎる時もあります


このように変化するものも多いのですが、変わらぬ事、ものも多々あります。


今日は6時に起きて7時前には朝食。8時前にプール。11時に上り、12時にマルちゃんのお迎え。洗濯屋に洗濯物を出し、クタに移動して中華でアスパラガスのスープ。大型スーパーからのデンパサールのマルちゃんの家に。ここで儀礼用の服を装着してくれます。



さて、5年の月日を痛感したのが、お孫さんの5歳の女の子ネピちゃん。前はお腹の中だったはずです。息子さんも立派に成長していてホテルのエンジニアに。愛犬は逃走したそうで今は人懐っこいモチちゃんに。コーヒーをいただき、出発。



バリ・ヒンディの儀礼でお清め?のような事をしてもらうのですが、奥様とお孫ちゃんのネピちゃんも一緒。


この、神教であるバリ・ヒンディの土着性はこのように子供の頃から当然に行うそうです。逆に外国人はバリ・ヒンディの信徒にはなれないとのこと(土地も買えません)。

日本の神道も、そう言えば、鳥居で一礼し、手を洗い、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼をし、子供の頃には当然のように行っていました。日本と異なるのは基本的に一神であり、化身としては多々あるという宗教感。シヴァ、ヴィシュヌ、サラスワティなど。



観光ついでとは言い過ぎですが、外国人が日本の神社で祈祷を受けているような感覚で、それは日本が他宗教を受け入れる寛容さを持っていた歴史と通じます。我々にも快くお清めをしてくれるのです。こちらの心も精神も大切です。



線香に火をつけ、聖水で両手や顔などを清め、花を持った祈りを三回行ない、その前後に花を持たない祈りを1回づつ行うという感じ。基本は自然崇拝であり偶像は無いかと。

特別に、不思議なミサンガもしてもらいました。 何より、この司祭の方が「久しぶり!」という感じで硬い握手をしてくれた事は嬉しい出来事でした。初めて彼に清めてもらって帰国したら、確か「大阪クラシック」にお呼びがかかったと思います。10年以上前です。


不思議な力はお爺さんからだそうです


「信じれば救われる」、と、思うことで「清められ」、何より、「癒される」事は私本人にしかわからないでしょう。みなさんにお裾分けは出来ますが。


なぜ、バリに戻るのか。そういう理由です。

日本は寒いようですが、こちらは超快適です。クーラーが寒い時がありますw