2012年5月25日金曜日

マスターテープ



古楽アンサンブル

「神戸フランクフルトバロックプロジェクト」のメンバーです。

秋山麻子、カトカ・オザキ、尾崎俊徳、秋山 滋  の順です。



録音の折りに撮影した多くの写真は(当時のベルギー滞在やユーロスター、ロンドンも含め)
自前のパソコン内でテロリストの仕業か何かで全て紛失しましたので、

男性陣はやや老けたものの、先日のフランクフルト国際空港第1ターミナルで
撮り直してみました。


私は疲れておりますか?


チェンバロ、 バロックヴァイオリン、 テオルボとバロックギター、 リコーダーと色々


フランクフルト在住のチェコ人であるカトカ、と四半世紀フランクフルト在住の日本人の尾崎君が
今年めでたく結婚をし、結局珍しいダブルの夫婦カルテットとなりました。

これを「公私混同」と言うなかれ。実に合理性に飛んだ集団とご考察のほど。

例えば、演奏旅行は四人だが二部屋で済み、感情の爆発や愚痴は組同士で消化、
普段はバリバリに現地で、こちらは日本で活動していますから、刺激や情報交換等
良いことも多いわけです。


まぁ、半端ないのは「交通費」でしょうか。
そこは、マイラーのわたくしの腕の見せ所です。

因みにこれまで、これに関わり渡独した実に5回のうち3回はマイレージ使用ですから
たいしたもんですわたくし・・・。勿論ビジネスクラスですが。




凄い余談ですが、その3回の帰国便は全てフランク→関空のルフトハンザドイツ航空だったのですが、マイレージ搭乗とはいえ、有無を言わせず洋食、和食の選択権はほとんど無く「洋食」がサーブされます。


今回こそあちらを飛んですぐの昼食は珍しく和食が選択肢に入っていたものの、到着前、朝6時頃の朝食は後ろ席の老夫婦は和食で我々は有無も何も「洋食」!


前方のミドルのカップルの男性もそうだったようで、それに激怒し、すぐにクルーがファーストで提供される和食を運んでくるという珍事を見ました。結局は召し上がりませんでした。凝視してやりましたが良い刺激になったでしょうか。


言ったもん勝ちなのか、キッチリ料金を払っていたのかわかりませんが、とにかく日本人は和食(特に飛行機内での朝食は軽いもの)が良いでしょうから、ルフトハンザもデータというものをとれば良いと思うのですが、ドイツの意地でもあるのでしょうか?こちらの洋食はほとんどわたくしのお口には合いません。故に95%残します。非常にまずい。えぐい。


要するにマイレージ搭乗で無料ゆえ一切の文句を伝ないものの、365日日本とドイツを結ぶルフトハンザは5便×2(帰国便)はあるわけで、ならば確率論で改良の余地はあると思いますが、まー、マネジメントは一体どうなんでしょうね。


今回は比較的親切にして頂きましたので、チーフを呼んで、トイレの洗面の流ない不具合を指摘して差し上げました。
スター・アライアンスの素晴らしいお客様ですね。そもそも御宅の同盟を一生懸命に使って差し上げているのですから、
もう少し大事にしてあげて下さい。と思います。


当然、クルーはこいつらはただだぜぇ、と分かっていますから、大抵が非常に間が悪い冷えたホットプレートのぬるいコーヒーが頂けます。関空便はマイラーには窓がありません。多分26が当たりますよ。


尤も、空の上で一斉に飯を食らう、食らわされる事自体に問題を感じて来ました。幕ノ内弁当で充分っす。


実際、関西便は古いがたがたのジャンボ機が投入されるという、成田の最新鋭機に比べ相当に下にみられるフライトで不具合や空中分解は心配ですが、何につけても地元に到着するのはありがたい事です。(実際近いトイレが一つ故障!二つ目故障間近を救ったわけですね)





さて、

因みにあちらは新婚さん、うちは20年超えですが。



CD製作は準備、録音は勿論ですが、編集、マスターテープ製作に費やす時間と
労力もえげつなく、実はこれからが大変なのです。
無事に発売出来るかがブランドに傾倒する傾向の本国では大変困難な行程。



お待ち頂いている方がいらっしゃったとしたら、もうしばしモーメント・ビッテです。