2012年4月3日火曜日

13  帰国





2月の楽しい研修も今日で終わりとなる。(2月半ば時点の記載)


兵庫に在住するのに、成田を経由して帰宅する。
当然、相当に面倒だ。関西空港に行ってくれ!

しかし、マイレージ旅行なので仕方ない。
いつも関西人は損をしていると思ってしまう。

関西空港便はすぐに席が無くなるのでなかなか予約が取れないのだ。
ましてや、全日空はことごとくフライトが無い。


何かと首都圏はよろしいですね。



中距離用 B767-300ER の最新クレードルシート(揺り篭)




さて、8時20分発の便なため、昨夜からの寝不足は否めない。

2時間前にチェックインをしたものの、帰国への安堵感もあり、
眠くてたまらない、にも関わらず豪華な朝食に辟易する。


途中で失礼ながら、中断してもらい、成田まで眠る事にした。
ライフラットやフルフラットではなく、あくまでもゆりかご型で、
ぬおぉ~っとふんぞり返るだけなのに、よく眠れる。
実に優秀なシートだと感じた。





この便の機長はこの便がラストフライトとの事。
機内アナウンスの途中に乗客から一斉に拍手が起こった。

これも数回経験したが、今キャプテンとしてどのような思いで飛んでいるのだろう。
しかし、残念ながらひたすら揺れっぱなしのフライトでこちらは相当に参った。



さて、定刻前に成田に到着。
入国もスムーズ。

荷物を取り、国内線へ再びチェックインをしなければならない。

ここは、全日空のオシャレなところで、飛んできたCクラスの航空券を
提示すれば、国内線のビジネスラウンジを使う事が出来る。
荷物もプライオリティタグをつけてくれて伊丹で早くに出てくる。

しかし、これも三回程経験したが、前の時は憮然とした姉さんに
一切のサービスを提供されずに不快な想いをしたこともある。
最終的にはヒューマンな部分、というのはいささかローカルな感じがする。




成田では2時間程時間がある。
ラウンジでおにぎりを頬張り、伊丹行きの便に搭乗する。




欧米長距離便の成田到着の乗客を集めて各地方に飛ぶため、
乗客が一斉に集まり成田の狭い国内線の待合室に集約され、
これが結構ストレスになる。


だが、伊丹行きに充てがわれる機材はアメリカから戻った大型の
B777-300で、予約が早ければビジネスクラスのシートを選択出来る。


今回の旅行の特典は成田からシンガポール往復のみなので、
この便は普通席を購入したのだ。

この機材も既に古いタイプ。最新はスタッガード方式




そんな訳で、国際線で眠った分、この国内線は元気に、そして伊丹から自宅に
無事帰宅致しました。




これにてバリ、シンガポールの旅行記を終了致します。