嵐の中、山を後ろに随分痩せた秋山が嵐山ですわ |
新年度が始業した。
今年度は二大学総計8コマで、実に200名弱に及ぶ音楽専門の学生さんに
リコーダーの魅力と教え方を教授させて頂く事になった。責任重大である。
次の5年、10年を見据えて適切な指導を行わねばならない。
それも現実だが、
あまりにも恐ろしい事象と、この現実はフェイスブックなどには記載出来ない
これまた現実があるので、ここで「憲法第21条」で保証された表現の自由を
活用し、凄い時代になったというご報告を。
近い将来どうなるのやら・・・。
ここ最近の私学教育機関で実際に起こっている事態。
それが、
定員を定め、それに対し、履修学生数が満たない場合、講義は急遽開講しない!
とする処置である。まぁ正社員なら「けんきゅう」の時間でも昼寝でも良かろう。
私たちアルバイト講師は、
①「一年の予定は開けておけ」
②定員に満たなかったから、無かったことでよろしく了承しろ
今日、実際に封書に入った「紙切れ一枚」が届いた。
・・・ぐぅ (の音)が出る。
不幸中の幸いは例えば、2,3,4,5と続きで授業をお与え頂き、
例えば、3と4が閉鎖などにならなかったこと。
バイト講師でこれは相当辛い。というか「基本的人権」が危うい。
因みに、私は今年度の曜日で145分のランチタイムがある。
幸せではないか。多分、練習室は貸してくれると思うので、
世界第13位のリコーダー奏者位になってやろう。
まぁ、私は演奏家のプライドと品格があるので、
その時間を飛行機見物や愛車の車内掃除に充てるが、
気の毒なのは、学びたいのに学ばせてもらえぬ学生である。
で、モンスターペアレンツはどこに行ったのだ?
よく親が黙っているよなぁ~
仮に短期大学部で一年目、二年目で同じ目にあって、
結局、ある授業を最後まで履修出来なかったという事態。
気の毒というより、もう恐ろしい。
「教職」の授業なのですよ!
噂でしかないが、人件費対策なのだという噂だ。(噂)
一度毎日新聞に掲載された事もあったが、
アルバイト講師の給与など、配給全体の2%程に過ぎないという。 2%って (-_-;)
「研究費」などはスマイル0円である。
まぁ乗車券しっかり買わせておいて、客がいないから運転手に賃金を払いたくないので、
キャンセルするけどごめんね~、みたいなものでしょうか。
定年を早めれば全て上手いくだろうに。
因みに、国立は「ひとりでも開講」されるという、
国立大学の先生がおっしゃっていました。
私もついに就活と公募を模索し始めました。
多くの魅力ある現在活躍中の先生方のモチベーション低下が凄いですよ。
学生のツイッターも凄い苦情が飛び交っている。大丈夫か?
合掌
一方は四月に「公立大学法人化」された京都市立芸術大学は安定そのもの。
今年は16年目で履修生30人である。学生のモチベーションも幸せ度も高い。
で、授業の後に嵐山へ桜の鑑賞に行き、ずぶ濡れになりました。
渡月橋と桜 |
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