五日目なのだ。
8時起床のつもりが7時に目覚ましが鳴り、起きてしまった。
仕事日なら悔しいが、今日はそうではない。
朝食は胃への負担を考え、ヘルシーメニューの選択。
軽い感じは車移動に絶え得るものである。
待ち合わせピックアップの10時にマルジャナさんと
奥様が正装で待っていてくれた。
彼といつも「待ち合わせ時間早着き大会」状態で、
非常に信用出来る友人である。
一路、べサキ寺院に向かう。ざっと90分のドライブで
メイン道路を避けつつなため、なかなか観れないバリらしい風景を
数多く観ながら移動した。
真っ裸の沐浴など、見たことはない(男性だが)
一般には一キロを歩かねばならない駐車場を避け、
地元の人ならではのショートカットをしてくれて、
随分楽に到着した。
べサキ寺院周辺では雨。
「傘を借りてくれ」、という商売がこの世に或ことを知る。しかも子供だ。
こちらは傘をさしているのに。
友人マルジャナさんの正装 |
ここはアグン山を背にした地にあり雨が多いそうだ。
何よりバリ・ヒンドゥ教の総本山である。
割れ門の左が悪。右は善。
しかし物事を反対から見たらそれが逆になる、など、
自己の主観が必ずしも正しいとは限らず、物事の見方を
考察せよ、という自然さが備わっているという。
基本敵に自然崇拝であるこの宗教の説明を毎度受けるが、
色々と理解が出来るようになっては来た気がする。
イスラム勢力が伸長したジャワ島と違い、独特のバリヒンドゥ文化
が形成されたそうだ。
例えば、バリの人しか入れない一角まで存在する。
聖地のガムランです |
その後、久しぶりに景勝地であるキンタマーニ(←本当の名前)に立ち寄る。
思えば十数年前に初めて来た以来であり、その時が
マルちゃんとの出会いの時であった。
バトゥール山とバトゥール湖はあいにくの雨です |
今回はあいにくの雨のため景観は少々残念。
観光客向けのレストランでランチをしてホテルに戻る。
珍しくこの日は一日雨が続いた。
雨期とはいえ、一日振り続くのは異常だ。
それでも、夕食は昨日と同じレストランで。
覚えられていたようで、また今夜もね。と言われる。
素敵な水たまりを発見 |
♫