2012年2月4日土曜日




♪二日目

出発日は快晴。
新宿から成田エキスプレスを利用した。

携帯サイトで特急券を予約してチケットレスにすると四百円も安い。
基本的に単にJRなわけだからこれも携帯スイカで簡単である。





















車内検札は無い。勿論、これも事前にネットで確認はしていた。
お昼時、車内でのランチは地元商店街で購入しておいた弁当を食す。
駅弁の冷たさと理不尽な価格が気にいらないという個人的な主義である。



ところで、阿呆な一件をご紹介。
出掛ける直前にデジカメの充電があと少しであることを確認した。
しかし、充電器を忘れたことを確認…。

新宿で昼までは時間があるので、ならば充電器を購入せんと
ビックカメラに駆け込んだ。

店員に尋ね、商品が出て来て驚愕の値段が六千円!
単なる充電するだけの代物がだ。許せん。

サムソンやLG電子に抜かれるはずだ。
ネットでは類似品が千円程度なのだ。


ならば、だ。1万円程で何か一押し商品を買ったほうが優雅だろう。
第一、自宅には充電器はあるわけだから。
店員も「まぁ私でもそうしますねぇ」
と感情を込めて相談にのってくれた。

結果、最新の1600万画素、十倍ズームのニコンに保護シートと
8ギガのSDカードのお買い得セットを10220円で購入した。

ポイントがクレカのため8パーセント。
要するに820円引きである。クレカでマイルが貯まる。
まぁ、これも楽しい買い物と言えなくもないか。
画質は相当綺麗だし。

しかし驚いたが、成田空港の免税店では同じ商品が2万以上していたから
一体免税品って何?と思った。
例えば、週刊誌が免税とかはわかるが、考えてみれば免税だけであって
割引き、格安という概念自体おかしいのだと。


で、件のバッテリー充電器。ホテルの荷物を開封していたら出てきたっ!
何をかいわんやである。
救いは従来のソニーと新ニコンの方向性が相当異なる点だ、

一方には広角が特徴で「室内や人物」が、一方は「ズーム」と良画質で「風景」である。
上手いこと使い分けて納得するしかないだろう



さて、
千葉を過ぎる辺りからととてものどな風景が広がる。
ありがちな人身事故も無しに無事帝国に成田空港駅に到着。




第1ターミナルのANAスカイポーター事務所に事前に送ったスーツケースを
受け取りに行く。ここで、申請すると100マイルが貯まる。
100マイルは単純に1マイル100円とすれば、一万円分である。

チェックインカウンターはガラガラ。自動チェックイン機という手も
あるが、その後に荷物を預ける際に行列もかなわないので、普通に
カウンターに行くわけだ。
E-チケットも提出せずパスポートだけでチエックイン。
荷物をあずけて、手荷物検査、イミグレーション。


ウィングレット着きで新しく改造されたB767-300のエア・ジャパン



時間帯が良かったのか代表する玄関口である成田も空いていて
ひとり並んであっさり出国手続きが済んだ。

残念なことにコードシェア便(他の会社の乗り継ぎ便)としての
役割もあるフライトなため、出発時刻が40分遅延することなった。
帝国なら23時50分到着が、日をまたいで0時半だそうだ。

しかも、これまたチャーター会社のエア・ジャパンの運行で、
機体はANAだし、767-300のウィングレットを付け足した改造機で
シートも最新で結構なのだが、ターミナルからはぎゅうぎゅうの
バス移動。まるで地方の離島便扱いだ。



搭乗してしまえば快適で、我々のシートはチーフパーサーが
担当で名前を呼んで対応、サーブをしてくれる。




現在、19時過ぎで夕食が始まった。
経験上、気圧の関係でのアルコールは避けているので、
ジンジャーエールという選択だ。

隣りは2006年物の白ワインを頼んではる。
食事は和食を選択。胃に配慮だ。


クレードルシート(ゆりかご)で最新式の機内



今日は空港に直結しているクラウンプラザに宿泊するので、
延着したところでさほどストレスはない。
アライアンス外の航空会社に乗り継ぐなどなら相当落ち着かないだろう。


明日はチャンギ空港の新設されたバジェットターミナルに行き、
正午のエア・アジアに搭乗する。

かなり以前にネットで予約して、一番前の足広シートを抑えた。
少しの英語力は必要だが、僅か何百円で優先搭乗が出来て、
広いシートをおさえられるのはご存知か。


その便でインドネシア共和国のバリ島はデンパサールの
ングラライ空港に飛び、バリの友人の迎えを受け、森の中のウブド村を目指す。

とりあえずはシンガポール・チャンギ空港に無事に着くことを願う。




つづく