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先日、鶏肉と野菜(葉物)の絡みを喉に詰まらせ、あの世行きかと!という体験をしました。その以前にもサイコロ状のステーキが喉を通らずに焦ったことがあります。すき焼きもほとんど食べられなくなりました。肉がキツいのです。ご飯も一合は無理になりました。アルコールもテンでダメ。イギリス形食パンのカサカサもだめ。ウィンナーは急激にストップです(多分、添加剤?)。
何が楽しいか?。美味しいものを適量です。
白人参と生ハムのスープ |
確実な老化で、(私は食べませんが)餅を詰まらせる老人、という言葉が他人事では無くなりつつあることを実感します。これは、「目」にも及び、調光レンズをやめたらば、ルテイン不足が露呈し、眩し過ぎてすぐに作り直すという側にも及びます。そういえば、お昼寝も増えました。色々多様にしんどいものです。
そういえば、周りの社会には年下の偉そうな人が増えました。経験の無さを知識でカバーしてきますが、机上の空論で虚しいことが多くなりました。
京野菜15種 |
男性の72歳が健康寿命という統計をリアルに感じる出来事の中、私には次の辰年までしか時間がありません。11年。個別、個々で異なると言う人もいますが、ではもっと若くして亡くなるという事もあり、萩原健一さんや坂本龍一さんなどはかなりリアルです。
さて、幸いなぜかとても忙しい日々です。ゆえに「出来ること」は出来るうちに、という話はよくします。また、多くのお弟子さんにはそれだけ多くの体験談があり、死生観、人生観があり、私にはとても参考になります。人に構う時間は無くし、自分の短い人生の時間を大事にせよ、と聞こえます。気づけばもう遅いと。
先日、年末のバロック・リコーダーの発表会に出演された方々の打ち上げを敢行。これも、非常に面倒な事に感じる前に、大事な皆さんのためにもやるべきかと思ったからです。計画、予約、打ち合わせなど、主催者はいつも大変です。
実に「傘寿」になるご婦人(バッハのフルートソナタのリコーダー版を演奏)のお誕生日会も兼ねました。これはとても盛り上がりました。26年選手です。頭が下がります。
シェフにお願いしたお一人だけのお誕生日プレートも素敵でした。
これは普通の人用 |
私のお弟子さんは、こよなく「バロック」作品を愛する方がほとんどであり、長い方が27年。しかし、リコーダーマニアは去る傾向です。ちなみに辞めた人の方が圧倒的に多数です。ともすれば単調な努力が必要なリコーダーの上達には、多くの忍耐と共感力が必要です。もちろん、相性も。
皆さん、私の演奏を良く聴いて下さり、感覚的に分析され、ご自分にいかそうとされます。また、「先生」にありがちな「プチカリスマ」化しないよう、互いに絶妙な距離感を保っています。そういえば、私はお食事もしませんし、絶対飲まなくなりましたし、酔いません。
オチはこうです。この会でノンアルコールだったのは、私だけでした、と。
レストラン側も貸し切りにして下さいました |
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