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年末、大学の授業が終了するとともに、38度程発熱しましたが、旅行を強行し、しかし、ほぼ助手席を温めておりました。
その後、ドクター曰く「多分、マイコプラズマだったのと違うかな」だそうです。
無念の不健康を患いつつ、こういう事で人の人生は残念になるのか、と感じました。
空海の「性霊集」という執筆の中に「つたないかな同志、何ぞ優遊せざる」というくだりがあります。すなわち、仏道を歩む同志よ、なぜ天下の景勝を楽しまないのか」という事だそう。
車から景色も見よ、と |
また、近々に60代の同業者が亡くなりました。結構、音楽家は若くして亡くなっております。
それに加え、阪神淡路大震災から30年。なまじ上等では無い家にいたので助かっただけです。医療現場のトリアージの映像をみていても、生かされる命は大事にするべきものかと。
この「たられば」思想は、戦争や政治の混迷が始まった今日では結構リアルかと思います。
いつも思うに、名誉もお金もあの世には持って行けませんから、いかに楽しく人生を過ごすか、を考察する方が幾分楽しいかと思います。
超上級小型車 |
先日、「公証人」(国家公務員)というお仕事の方に初めてお会いしました。私の死後に責任を持つためですね。自分のことばかり考える人があまりにも多いのが現状であり、私はそれは無責任に過ぎて家人に非常に迷惑をかけ、抵抗と反発感が多くあります。無責任な年寄りを多く見て来たのもあります。せめて自分のそこは「美しく」しておきたいと思いました。私の「笛、一本」でも残された人は困るはずですので、そろそろ繋ぐ人を決めて行かねばなりません。
ぶっ飛んだデザイン |
60歳は「還暦」ですので、人生の二周目とも思えます。それだけに「嫌な」事はもうやめます。意外な程に周りの賛同を得るので、世の中も良い方向に向いているのかもしれません。
楽しむのは自分の責任です。風邪をひいて終わりになる前に優雅に遊び、働きたい決意です。
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