2023年10月11日水曜日

再開発、再会

 ♪


移動の時間というのはかなり「無駄」なものです。マイルでも貯まれば建設的で良いですが、音楽家なら練習時間や構想、作曲、編曲に充てるべきもの、と考えます。


ここで、難儀な出来事に気付きます。


不祥、色々な大学で授業、また教室を持つ身ですと、

月曜は大阪、火曜は神戸、水曜は京都、木曜は大阪、金曜は京都、日曜は大阪となります。



白くてもクロッカス


まぁ大阪は良いでしょうが、京都は西宮からなかなかな距離で、一日を挟んで京都まで往復すると難儀で虚無な時間が過ぎます。勿論、落語や漫才を聴きながら話芸を学ぶ時間としていますが、もっと音楽に充てられるだろうと考え、イライラしてきます。紅葉の京都などは人混み嫌いの私には辛いこと。



さて、新校舎の京都市立芸大の非常勤控室で引越し荷物を開ける作業。その際に食事中の女性の先生に「少しゴチャゴチャします。すみません」と伝えました。これはマナーです。

びっくりしましたが、その先生は私の授業を受講していたとのことでした。当時は面白かったそうです。なるほど、この大学も30年ですから、受講生が母校の先生になっていても不思議ではありません。もっと早く声をかけてほしかったものの、逆に少し安堵しました。良い思い出の授業になっていたということなら嬉しいことです。












新校舎でもボロい譜面台があり、ネジがガバガバなどの問題はありましたが、ほぼほぼ出席する学生と、さすがに難関を通って来て耳が良い人達ですので、いきなり立派な合奏になった次第です。京都の大学のレベルは総じて高いと感じます。特に耳とモチベーションです。


新校舎の不便さで満身創痍で嘘のような西陽に向かい、時間がかかり、帰宅しました。そして明日の夜には京都に前入りします。


新幹線の高架下からの新校舎


どなたか京都駅から藤森駅、京阪七条から深草駅の間で、使わない部屋をお持ちならお教えください。静かな環境で様式トイレ、シャワーと風呂、エアコン、電気、水道、が完備であれば十分ですぅw


♪


2023年10月8日日曜日

御影

 ♪


私はまずは神戸市東灘区は「御影」で過ごし、西宮に移り、カナダに行くという時系列な幼少期を過ごしました。

因みに、幼稚園は若草、広田。小学校は広田、エドモントン、芦屋の精道、広田、と点々としました。事情は親の人生と共に、また精道は帰国子女受け入れ施設だったためです。


今日は用あって、阪急御影駅付近に出向きました。今では開発でえげつなく変化したものの、お屋敷系はさほど変化していませんでした。落ち着きのある重厚な邸宅やマンションが佇んでいます。少し懐かしんで歩いたのです。




幼少期の記憶は「深田池」。ここは、亡き父がボートに乗せてくれた思い出の池です。今はボートはありませんでした。




弓弦羽神社も私がお宮参りをした場所で、ここにも参りました。八咫烏、サッカーの神社。

神功皇后がこの里の泉(澤の井・阪神御影駅南)に、お姿を写しになった故事によりこの里は「御影」(みかげ)となりました:と書いてありました。


やはり西宮に比して落ち着いた神戸の素敵な住宅地。北に六甲、南は瀬戸内。いづれは。


♪


2023年10月7日土曜日

壁

 ♪


演奏家の壁に当たりました。職業としてではありません。精神論です。


少し私の心境を吐露しますが、ここの所、「脳」で考えている事を100とすると、舞台でその半分程が表現出来なくなりつつあります。このフラストレーションは本人には相当ストレスになって来ています。言語中枢も音楽テクニックもです。瞬時に閃く装飾を処理出来ない0.5秒などが重なります。

自死をした桂枝雀さんの心境を調べてみようと思います。


多分、コロナで社会情勢も人間関係も変化したのでしょうが、舞台に於けるトークも演奏もそのストレスに苛まれています。まず、お客さまの反応が非常にわかならくなって来ました。勿論、素敵な拍手を下さいますが、そういうことでもありません。




長年共にして来た妻とのソロ楽曲の共演では、彼女はまだ理解をしてくれている方ですが、いわゆる杓子定規なテンポを守る演奏などはもう出来ないし、したくもない精神の開花だと思います。

ゆえに、元々嫌いな吹奏楽的なアンサンブルはますます嫌になりつつあり、多分、当時もそうであった、舞台上での己もわからぬパワーの表現をもっと!と思う感覚です。特にフレンチはそうです。インド音楽の即興などはトランスしますが、そこに芸術が見える感じでしようか。




ますます自分を追いやる方向ですから困ったものです。しばらく舞台を休むべきか。

こうなると音楽を聴く事を趣味としていた時代に戻り、週末や車内でベートーヴェンの音楽を聴くという行為を再開しました。彼の音楽、なかんずく弦楽四重奏楽曲は到達の頂点だと思っています。そして間違いなく天才です。そこにはもの凄いヒントが隠れています。


59歳、考えてこなかった「壁」です。


♪

2023年10月6日金曜日

京都教育大学始動

 ♪


豊中の本番終わりで京都のホテルに移動。宿泊して午前中に今日から開始する京都教育大学に。

ここは一昨日行った新校舎の京都市立芸術大学と異なる、悠然とした佇まいの大きな木が多く残る藤森キャンパスです。




ようやく涼しく快適になって学業に向く気候の中、学舎に入りました。



さすが国立。履修生がいつもより数名少ない気がしたら、それなりの難関を乗り越えたか否かだそう。

それだけに、ここの学生のモチベーションは高く、授業は円滑に行えます。ジャーマン式はダメです。百均もダメ、と伝えたら笑っていたのでまともです。


で、さすがに私も疲労困憊ですが、天気が良いのでお京阪で糺の森から下鴨神社へ。良いですね。京都のこういう場所は。



繁華街のオーバーツーリズムと異なり、ほぼ日本人で静かな空間に癒されました。

無事に授業が行えるよう、お祈りした次第です。



バテバテで帰宅してゴロゴロ。宝くじが降って来て当たらないかな〜などと考えて寝ます。


♪

豊中文化芸術センター公演

 ♪


豊中芸術文化センターでの公演。これは、大阪音楽大学のコミュニケーション専攻のゼミで、文化センターとの共催で舞台を作り上げるゼミの大きなイベントとして、学生の依頼を受けて成立するという演奏会です。断るわけにはいかない大人の事情などもありますが。


主体は大阪音大となり、学生さんとの間に挟まれて、しかし、企画内容はこちらが提案するものです。去年はリコーダーカルテットで出演しましたが、二匹目のドジョウとはいかず、縦と横の笛でチェンバロによる通奏低音を加えたバロック音楽の演奏と企画を提案しました。これはレアです。


リコーダー弟子でもある江戸氏のフルート


学生が懸命に働く姿は健気です。何よりフレッシュ。若い人の勉強になるように努めます。


前半はトークで後半に演奏という変な歴史を作り上げてしまったために、自分で首をしめた状態を作ってしまいました。脳内にある情報が、口頭にうまく伝達出来ない葛藤があります。


話す脳と演奏する脳が違うため、えげつなく疲労します。また、主体ではありますが、その専攻の学生や先生方、ホールの舞台系の方々にも、例えば、言葉の配慮なども必要です。まぁ適材適所と言われればそうかもしれませんが、困憊です。


記念のショットは楽しひとときです。


ただし、通常、フルートの解説やチェンバロの解説などはありませんし、人類史上唯一のクヴァンツのトリオソナタ演奏はおよそプロの舞台では聴く機会はないと思いますので、お越しになった方は貴重だったかと思います。


何とか無事に終えて安堵。しかし、タイミング悪く、夜公演の後には即、京都に移動して、明日から午前に始まる京都教育大学の授業に備える始末。昨日京都の芸大だったのにです。


もう若くない己に鞭を打ち、専門の仕事があるだけ幸せかと、頑張るのみです。

この時期は音楽家がストレス爆発ですので、腫れ物に触る感じでお願いします、なんてw


♪

2023年10月5日木曜日

京都市立芸術大学 新キャンパス

 ♪

国公立は10月から後期が始業します。

京都の芸大に出講したらば、それは贅沢な今風の素晴らしい校舎でした。




が、(例えば、色分けなりするなりの)建屋の工夫が無く、カッコいいのでどこも同一に見えて、脳がバグる始末でして、現場で教務を探して困っていたら、学生数人が建屋と建屋に架かる橋の上から「センセ〜」なんて呼んでくれるなんて嬉しいもんでした。ありそうで無い事ですね。


学生にとってもまだ開始されたばかりで色々何かあるようですが、逆に言えば、こんな贅沢な校舎の、なかんずくトイレの綺麗さは素晴らしいものでした。しかし、わかりにくくて遅刻者続出。


面白いのは役人さん?公務員さん?かわかりませんけど、私には合奏の授業で「合奏室」をあてがわれ、ご丁寧な案内までして下さったものの、その教室には椅子と譜面台が無いという状態!!!。勿論、悪気などないでしょう。鏡を貼ればダンスが出来るほど美しい何も無い部屋でした。地べたでガイダンスで終了。


無い、、終了


すみません、来週までには椅子と譜面台を必ずお願いします、、と言って来ました。また、楽器の数が半分ほど見つからない状態で、これもどうしたものかと思います。


いつの時代も現場で事件が起こっております。


まっさら


次のコマは教室が変わり(実際は楽器移動をせねばならず、これも困りもんですが)快適な講義室へ。私からは新幹線やら自転車に乗るおじさんがよく見えます。これもカッコいいガラス配置ですが、教員としては少し集中しにくい現場と感じます。


どこがどこやら


何でしょう、、、なぜ、、「現場の声」を聞こうとしないのか、、、。合奏に譜面台無しとか、立って授業とかありませんやん、、、日本はどこへ向かうのか。


とか言いつつ、ここの、また、京都の学生のモチベーションが高いことには救われます。


そう言えば、留学したロンドン市立ギルドホール音楽院がそっくりでした。使われていけば心地良くなるのでしょう。因みに食堂も自販機もありません。



♪

2023年10月2日月曜日

校舎の移転

 ♪


この10月、30年強は勤務している「京都市立芸術大学」が京都駅至近の地区に移転しました。

この木曜には授業が2コマ(別内容)あり、そこに向かうのです。しかし、事務所の教務に寄れ、鍵を渡す、という報告以外は無く、地図とかニュースで自分の行く場所を知る始末、、なのか、そういう時代になったのかと思います。

確かにググってみればわかりますね。



京都では私立で京都芸術大学と改名した旧造形大学の改名があり、そのおよそセンスと芸術らしくない「ネーミング」にダダ引きしましたが、こちらは駅前「市立芸大」になりそうですね。裁判所も大丈夫でしょっ、て和解したみたいですが、裁判官も「名前」の重要性や必要性を見落としています。まぁ、いつも一部の大人の事情で学生や現場教員は置き去りでございます。


いずれにせよ、コロナ後はどこで何をしてもしんどくなって来ましたので、「F.I.R.E.」しようと猛勉強していますが、世の中それほど甘くはありません。日経と米国の株価に一喜一憂する日々になりました。ついに後期、勤務大学、月(大阪)、水(京都)、金(京都)、5コマが開始し、年末まで爆走する日々になりそうです。土曜日は山に隠れて休息必須。


少し健忘症気味ですので、ご迷惑をおけするかもしれません。






♪