2023年10月6日金曜日

豊中文化芸術センター公演

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豊中芸術文化センターでの公演。これは、大阪音楽大学のコミュニケーション専攻のゼミで、文化センターとの共催で舞台を作り上げるゼミの大きなイベントとして、学生の依頼を受けて成立するという演奏会です。断るわけにはいかない大人の事情などもありますが。


主体は大阪音大となり、学生さんとの間に挟まれて、しかし、企画内容はこちらが提案するものです。去年はリコーダーカルテットで出演しましたが、二匹目のドジョウとはいかず、縦と横の笛でチェンバロによる通奏低音を加えたバロック音楽の演奏と企画を提案しました。これはレアです。


リコーダー弟子でもある江戸氏のフルート


学生が懸命に働く姿は健気です。何よりフレッシュ。若い人の勉強になるように努めます。


前半はトークで後半に演奏という変な歴史を作り上げてしまったために、自分で首をしめた状態を作ってしまいました。脳内にある情報が、口頭にうまく伝達出来ない葛藤があります。


話す脳と演奏する脳が違うため、えげつなく疲労します。また、主体ではありますが、その専攻の学生や先生方、ホールの舞台系の方々にも、例えば、言葉の配慮なども必要です。まぁ適材適所と言われればそうかもしれませんが、困憊です。


記念のショットは楽しひとときです。


ただし、通常、フルートの解説やチェンバロの解説などはありませんし、人類史上唯一のクヴァンツのトリオソナタ演奏はおよそプロの舞台では聴く機会はないと思いますので、お越しになった方は貴重だったかと思います。


何とか無事に終えて安堵。しかし、タイミング悪く、夜公演の後には即、京都に移動して、明日から午前に始まる京都教育大学の授業に備える始末。昨日京都の芸大だったのにです。


もう若くない己に鞭を打ち、専門の仕事があるだけ幸せかと、頑張るのみです。

この時期は音楽家がストレス爆発ですので、腫れ物に触る感じでお願いします、なんてw