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朝9時半頃に出発し、りょうさんの車で一路、台東に向かった。
高雄が排気やらPMで非常に空気が悪いなか、南東に進むに連れて太陽が見えるようになる。それだけ台湾の西海岸は空気が汚染されているのか、と驚いた次第。
3時間強で台東に着く寸前は快晴な上、太平洋が水平線まで見渡す事が出来た。
さて、昼を陽春麺?で済まして、会場に入る。
日本ではおよそ考えられない「台湾国立台東大学付属小学校」の校舎を借りた状態。
博覧会場、セミナー室、演奏会場が並んでいて施設もなかなかのもの。
今回結成に至った日台のプロ演奏家7名でリハーサルを開始。
ドイツの大学院に在学中の彼女やケルンの学生の彼女、台湾で既に先生状態の二名。
全員英語が喋れるため、通訳を介さないのと、理解が早く、腕が良いのでさくさくと進んだのは良かった。独特の拍取りはあるが基本的に非常によく練習がなされている。
当然か。
しかも他国の若者なので、妙な気も遣わないので楽。
ホテルは幽霊が出そうだが、掃除は行き届いている。
横にはシェラトンがあってその真正面に夜市があるのも混沌としていて面白い。
参加者で夕食に行き、その付属小学校の生徒達の合奏や独奏、先生方集団の演奏会を聴いた。
非常に意欲的で普段はあまり聴かない合奏演奏会であったが、日本人の編曲物が多数演奏されるのはそれだけ影響もある反面、日本人にはジョークとわかるアレンジを真面目に演奏してしまっている何とも罪悪な感じが私には戸惑いになった。真面目にアレンジをするべきかもしれない。
また、独特なポルタメントや頭拍の感じはどうしたものだろう。
口に出して指導が出来ない歯痒さが毎度あるのは事実。
もしかしたら中国語の口の中の問題なのかもしれない。
海外帰国組は解消されている気もするので。
大好きで吹いていて、例えばヴィヴァルディやサンマルティーニの協奏曲も平気で披露されるものの、良く吹くけれど指導側に難があるのは否めないかと。
勿論、そこから欧州を目指し、若いプロがどんどん育っているのでこれも行程の一つなのかもしれない。あの人のように達者に吹きたいから頑張る子供がいるのだろう。成長して留学するわけだ。
日本の20年前がここにある。
明日は、午前にセミナーと歴史的にも不思議と無かった?プロ集団のコンサートをリードする。いちいち楽曲を説明をしてくれ旨。
楽しんで貰えるよう、脳を遣いたおして踏ん張ろうと思います。
なぜか、非常に疲労してしまった。
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