人々の協力や尽力があってこそですけど「手前味噌」をお許し願うなら、素晴らしい集団が始動しました。「アジアリコーダーソロイスツ&コンソート」。
昨日のリハより本番のゲネでは腕は上がっているし、半端無い集中力も極上。耳も良し。
何よりモチベーションの高さと品格や明るい性格が、ある意味期待を裏切って来て全て舞台に表現出来た気がしました。プロはある意味「楽」です。イニシアティブは取りますが、それぞれの音楽性を尊重しつつやんわり進めていきました。個々のテクニックがこのような時には非常に重要なのです。下手や不器用、いらぬ動きは命取り。当然全員が冷静です。
アジアの歴史上初めてであろう日台のプロのリコーダー合奏団7名による記念演奏会となり、それを終えて感慨もひとしおです。後は夜市と部屋で飲み会をして親交もより深まりました。
いつも思いますが。何より台湾のリコーダーの層の厚さには脱帽。あらゆる層に非常に上手なプロが存在しています。
その協力者やお膳立てもヒューマニズムと愛に満ちています。
パーソナルを打ち出すより音楽重視な思考が一致する演奏家は意外にいないものなのです。
在台中、在ドイツが2名づつ、と、我々日本からの3名で相当考えられない演目を演奏しました。
聴衆の皆さんの恐ろしいまでの拍手やかけ声、修了後のサイン攻めや質問攻めはその熱心さを物語っていました。恐縮です。協力的な台湾の皆さんには本当に頭が下がります。
気づけばもうジジイ。でも次の世代につながりを残せました。 |
来年は台中のホールで演奏予定ですよ。いつかは大阪でお聴き戴ければ嬉しく思います。
~~というような記事をフェイスブックにも書いていたら、CD制作の方からCDを作りましょう〜というメッセージを戴きました。将来が楽しみです。
2017年3月18日台東
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