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「神戸女学院大学」の講師に着任しました。
全ては素敵なご縁と壮絶な経験の果てに今回、任命をいただき、ただただ嬉しい気持ちです。
仕事柄、性格柄、時間と自由を好むため、この非常勤講師を多く拝命することはとても有効なのです。演奏家としての立場が忙しさで犠牲になることがないのに、将来の教員を目指す若者には影響力を持つことが可能。いわゆるワークライフバランスです。
私の歴史は、(もう辞めましたが、)大阪音楽大学、兵庫大学、頌栄短期大学、の三校と、現時点で、京都市立芸術大学、京都教育大学、大阪教育大学、相愛大学という七校を経ての、今回の神戸女学院大学が八校目となります。多分、ギネスに申請すれば認定されます。
新学期早々に教員集会があり、参加しましたら、学部長から他の教員の前で紹介されるという状況にタジタジ。さすがに緊張はしませんが。
音楽学部の教員集会ですが、参加される先生方は50名弱程だったかと思います。兼任する大学や文化庁、国際コンクールの審査員に至るまでお伝えをいただき、少しこそばい気分でしたが、、それだけ長年やって来たことを俯瞰で感じたりもしました。若い先生の着任が多いことに、またこれ若くないことを痛感しました。
何より、大事にしていただいている気分を既に感じた次第です。この大学の余裕と言いましょうか。実に今年が創立150年記念だそうです。
グランドピアノ10台の寄贈があったそうです〜 |
長年活動すると、知り合いの先生もおられるますし、声をかけていただけたりします。
ある先生が着任を喜んで下さり、すわ校内を紹介して下さるという嬉しいハプニングもありました。
歩いていて会う学生のほとんどが挨拶をしてきます。素晴らしい。
そして、そこはまるで荘厳なリゾートホテルか欧州のアルハンブラ宮殿のようで、講堂、教会やシェイクスピア庭園まであります。オルガンも相当数ありますし、ビゴーのパン売り場とセブンイレブン、巨大な食堂にラウンジまで。もう、今までが何だったの、という施設だらけ。図書館が複数あります。音楽学部の図書館まであります。居場所がある、ということです。自家用車通勤もOK。バス代金も出ます。
ここではいわゆる「ギスギス」感が全くありません。先生方も動き、表情に余裕があります。誰も逃げませんし、忙しがりません。事務の方もとても丁寧です。守衛さんまで丁寧。
歓迎されるこの環境で働けるというのは、私の人生も捨てたものではありません。私学らしい授業の開講が急に無くなるなんて愚策もありません。必ず開講されます。モチベーションコントロールが効いています。
教員集会で軽食の提供がありました |
余談ですが、昔のCM「三都物語」が完成しました。京都、大阪、神戸ですね。
微力ながら私のリコーダー指導法がいよいよ関西で広まりますようしっかりと努める所存です。
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