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京都市立芸術大学が始業。試練が待っていました。今年は2コマなのです。
それは、「良い事です」が、教職系の授業に30名、バロックの演習には実に50名!の履修生が。50名って何かがあったのか、という数です。(珍しく男子が多数)
30余年、何となく20数名で行ってきた事ですので、さすがに戸惑いました。準備も大変ですし、何より、「声」の音量が必要で、「喉」を使います。
非常に優秀な大学の50名の若者を相手に論ずるにはそれなりの勇気が入りますし、立ちっぱなしで、まだ緊張も伴います。個性的な学生もおりますので、言論にも気を遣います。
新校舎は良いものです |
しかしながら、履修者が少ないよりは、リコーダーなり、バロック音楽なりを80人に伝える良い機会でもあります。頑張って参りますが、身体も精神もクタクタです。大学の授業を行うことに少し飽きてきてもいます。(逆に加齢で冷静になってしまった、と言うこと)
そんな中、JR西日本さんがまるで私のために?粋なサービスを開始してくれました。
それが「快速うれシート」と言い、12輌編成の後部12号車の20席のみの「指定席」販売。
しかも「京都駅」から「西宮駅」まででも300円(ネット予約)です。
クソダサい関西らしいネーミングで「快速うれシート1号」だそうです。ダサいが快適。
この区域は立つのも禁止で、それだけ車掌さんの仕事も増えたとは思いますが、着座確定の帰路が保証され、嬉しい限りです。およそ外人さんには理解出来ない複雑な予約方法(車内では購入不可)は排他的で、しかも理解している関西人の側の思考的展開が好きです。
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