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新たに新年度、大学の授業に出向く前に、PCで出席簿の確認をします。
ここでいきなり頭を抱えることに。
(神戸女学院は10名程を前期、10名ほどを後期に分けるそうで、全てクレバーです。)
京都市立芸大の教職系に30名はまだわかりますが、バロック演習に実に47名という数。
そのまま、「バロック」を学びたい学生も確かにいるのでしょうが、果たして「あの先生は楽勝」(←たまに言われる)という人がいると、実に勧めにくいという経験があります。
フレンチとフレミッシュの相違は? |
ここの学生は基本一学年60名ですから、トータル77名とは少し怖いところです。
少なくとも私なぞよりは、勉強もよく出来て、優秀な若手音楽家の集合体ですから、こうなると、「こちらが学ぶ」ようになりそうです。
私なりの「数の理論」があるのですが、4の倍数、即ち、8名、12名、16名、20名、24名まで位が、リコーダーを使用する授業には有効です。音楽的に四声部が要となります。多すぎると気持ち悪い音響になり、細部が合わず、「音楽的」では無くなり、吹き手の満足に終わり、極めて苦手です。また、大人数は講義部分の声の音量エネルギーも難です。
そのような事は知る由もない頃の常勝寺の桜 |
京芸は一般に信じられない程の才能の集まる優秀な学生がほとんどの大学ですので、毎週クタクタになりそうです。でも、多めにリコーダーを聴いてもらおうかと思います。
やり甲斐があるでしょうか。
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