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通年、この季節は憂鬱そのものでした。心が荒れ、胃液が溢れ、怒りを潰していました。安易に人の尊厳を打ち砕くような事項を繰り返すマッドな黒い伏魔殿に通うおぞましい日々。
全く智慧が無く、全く調和が取れず、ほぼ学ぶ事が無い大学が始業していたからです。しかし、今年は晴れ晴れ。良い決断だと多くの方から褒めていただきます。四月早々にHPから名前が消えていて嬉しい事です。自慢ではないですが、私がこれまでに辞めた組織はことごとく潰れています。泥舟の船員もベテランになってきました。
「愚かさ」から自分を遠ざける事で、自分の幸せを探求するものです。そもそももう60歳です。あらゆる愚かに付き合うことは辞めます。
カタクリの花 |
一つの重大な憂鬱、「人生の負」から解放されると、人の「心」がこれほどに変わるものか、というほどに余裕が生まれました。要するに「桜」を36年ぶりにゆっくり見るゆとりが出来たということ。そうすると素敵な人に出逢う事が多くなってきます。
たまたま入ったある雑貨屋さんのご主人と話し込んでしまいました。店の経営経緯は、壮絶な親の介護からの解放だったそうです。また、ガチガチの公務員からの卒業。奥様は心理カウンセラー。とにかく話し込みました。先輩には学びがあり、なぜか導かれます。
私の世代は運の悪い立場の人がいますが、いずれは解放があるという現象かもしれません。
カタクリの花は下向きに咲きます |
夙川や芦屋川は人が多すぎ、あの「ぼんぼり」が下品で気に入りません。そこで辿り着いたのが加古川です。この青垣地区は見事です。何キロにも続く土手の桜は圧巻。車で沿いを走れば驚くような花回廊なのです。小野から氷上まで。
一面のカタクリの花 |
桜は心ですね。とは言え、四校に授業に行くので徐々に緊張はしてきております、が、楽しみではあります。
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