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人間の「記憶」は不快なものが残り、ほどほどで不快でないものは残らないと思う。
特段の思い出は善し悪しで各々、脳の別のフォルダに記憶しているとは思うが。
●さて、今日は台湾にリコーダーフェスティバルで演奏するために台北に飛ぶのだが、
まぁ9時前の関空の人の多さは異常なほど多い。関西空港の回復は凄いが地元民にしてはえらい迷惑なハナシだ。しかも日系はほぼ無い。
何かの記事で見たが、近年LCCがもの凄い数就航したので空港は経営的には回復はしたが、メジャーキャリアの少なさでバランスの悪い空港として現在悩んでいるとか。ただ存外LCCの乗客の方が控えめでマナーを守る傾向にはあると感じる。安い個人旅行が多いし、色々調べ上げている上、控えめで子供も機内は確かに少なく静かだ。
確かに羽田、成田に比べれば日本のフラッグシップの姿が少な過ぎる。
それこそそこまで東京寄りで経営重視のキャリアにプライドは無いのかと思えてしまう。
関空の北ウィングの一角にはほぼいつもキャセイが3機駐機していて香港よろしく横の全日空に少し違和感があるほどだ。周りはタイ、アシアナ、ルフトよく知らないLCCだらけ。尤も、それが国際空港らしさではあるのだが、いつも東京の空港がマイレージの使いやすさや設備や何やと羨ましい。
関空の良さは、ひとつ。
ビジネス以上なら荷物検査で「ファストレーン」が使える事。
先日の成田空港第1やバリ・ングラライ空港にも無かった。要するに行列の混雑を避け、ほぼ数人の待ちで通過出来る。下手すれば普通レーンより1時間か半時間は早いだろう。
また、パスポートの自動化登録をしているため、今日の各列30人の出国審査も待たずに通過。これはストレスが無い。時間には無駄が無い方が良いに決まっている。
一方で、関空のラウンジのしょぼさは笑えるレベルなのがいけない。経営者はどうしたのだ。これで良いのか?。とにかく狭い、何も無い、何も無いのである。
成田第一、第二などは広大でさすがだった。キャセイの場合は台北も香港もそれは素晴らしい。ヌードルバーなどまである。
ここはだけは「ここはいつもなぁ〜」とぼやく爺が横におられました。普通の待ち合いの方がもの凄く空間的で良いので結構早めにでてしまう。それだけそんなもんなのである。しかも必ずお子様が騒いでいる特典が付く。
今回はキャセイに貯めていたアジアン・マイルの特典使用でビジネスクラスで飛行。
我ながら上手く貯め、上手く使っていると思う。何なら書籍くらいは簡単に書けるが依頼は無いもんですね。
各社のカードを適宜に使って、先般のスペイン往復の貯蓄で近距離で使う。
近距離こそ空港での便宜や機内での時間に無駄がなく疲れもほぼ無いから良いかもしれない。まぁ全てで良いだろう。しかも無料であるから。
特に遅延やダイバードなどのトラブルに強いので仕事で渡航する場合は計画的にしている。
さて、程なく搭乗に3時間程で台北に到着。
週末の台中滞在に備え、酷い空気や食べ物に慣れて完全な体調管理をして臨む。
それだけ外国人と外国で演奏するには相当に神経がやられる事が知っているので人間は経験でより大きくなれると思わなくも無い。
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