前もってグローバルWi-Fiなる会社のポケットWi-Fiを関空で借りて来て正解。さすがアメリカというかホテルでも有料で24時間で2500円!っての凄い値段!
で、もう一つ驚きがハーツレンタカーの日本の日産ティアナにあたる車にナビが無し。
しかも、ハワイ島は環境のせいか、看板が極端に少なく迷いやすい。で、スマホのグルーグルでナビを使うことに。これがハワイでも日本語(ただし、何マイルです、という)で完璧に作動する。勿論、Wi-Fiを常時オンにし、携行しているので賢かった。
このブログも基本オンラインで書き込む形式なので環境が必要ながら、ここまではパソコンのテキスト書式に記入しておいたものをコピー&ペーストしていく。以下、ペーストしますが、長いので〜ご注意を。(3月1日記)
♫ (2月29日記)
ハワイアン航空HW450便、シップはエアバスA330。定刻より早発で9時5分のアナウンスはあったものの、結局は9時20分にプッシュバックされた。飛行時間は6時間29分で現地9時にこれも早着するそうだ。
ハワイアン航空の遠距離に使用されるエアバスA-330 |
ところで、エコノミーコンフォートシートを予約し着座したは良いがいよいよ離陸して映画を見ようとヘッドホンのプラグを装着しようとするが、プラグのメス側が故障である。早速クルーを呼んだら後ろに良い席が空いているので良かったらどうぞ。で、一応見に行くと前に席が無い壁の足下広々の4人掛けになった。そこに2人で使えるのはラッキー。
例えば、離陸前にアメニティを配られ(もらった)、USB電源もあったものの、移ったシートはエコノミー席なのであった!しかもこういうシートの近所には元気なおこちゃまが沢山である。やはり何か持っているのだ私は!まぁさっきまで座っていた~
と、ここであるクルーが「あれっ、オリジナルのシートは前ではなかったですか?!」と。クルー同士で伝えていなかったのだろう、すわ「プラグのトラブルで移ったのですやん」「あっ、そうなんでしたか、はいはい、そうか、そうねわかりました」。そこへ移動を促したもう一人のクルーが来て事無きを得た。怒られたみたいでびっくりしたぁ。しかも二人共ばりばりのポリネシアンで英語でのやりとりが急にきたわけだ。怒鳴り合ったわけでは無いが周りが騒然となったのだが、あくまでも平和的に解決。しかし、キャッチーな私の顔というのは何なのだ。覚えられているのね。
で、隣で赤ちゃんが叫んでいる中、夕食のサーブである。起こる全てが旅のエッセンスと考えればこういう出来事も感性の一助となるだろうか。
さて、離陸後一時間十五分程で夕食がサーブされた。メインも選べず多分鳥の肉だったと思うが、何よりコーヒーの美味しさに驚いた次第。多分、ハワイ産コナコーヒーなのだろう。
通路を隔てたシートの男性がテーブルの収納に困っていたので手伝った際に、腕にはウブロの時計が!思わず「ウブロですか?」尋ねてしまったら「お持ちですか?」と。「いえいえ」。高級外車一台分の腕時計なぞ持てる職業では無いわけで、とんでもありません、と会話。私の腕には2万円もするカシオのGショックが装備されていることには興味を持たれなかった。赤ちゃんをあやしながら若い夫婦がハワイに行くとはまだまだ日本は大丈夫であろう。
因に私も小学2年の時にカナダ在住の帰りにオアフには連行されているので人の事は言えない。ただ、うちの場合は父の帰国に伴う記念旅行みたいなもんで意味が違うとは思うが。
マッハ0.79で太平洋を横断中だがあと5時間でホノルル国際空港に到着すると表示されている。
あぁ退屈だなぁ、と思ってこの文を食事後に再開したら、お子ちゃんの退屈行動も同時に進行を始めた。おぉ何だかフラ音楽が機内にかかり始めたではないか。何が始まるのか。免税品の販売であった。洒落てはいる。そう言えば機内安全のビデオ放映の内容が機内のクルー映像では無く、クルーがハワイの名所でシートベルトの説明や酸素マスク装着、というエッセンスの詰まったもので思わず見てしまった。ハワイの火山近くで酸素マスクとは洒落ている。
間もなく気流の非常に悪いところを通過するそうだが、特に何も起こらない。日本の航空会社の場合かなり神経質にシートベルトサイン点灯中は立つな、と当然の事を注意するが、結構諸外国のエアラインは適当だという経験。一応見回りはしているが、自分たちも着席致します、のような事象は無い。乗客もおもうがままに手洗いに立っている。
さて、日付変更線を越え、時差マイナス19時間の所に行く。21時に出て、その日の朝に戻り9時にオアフ島ホノルルに到着する。そこで入国審査を通過し荷物を取り、税関を抜け、国内線に移動し、トランスファー手続きをし、こから乗り換え時間を待たされ、45分のフライトでハワイ島に到着する。
辛いのは予想される眠さで、計算上日本の夜中の3時、4時に朝を迎えるわけだ。着いたら凄く寝いはずで、そこからまだまだ移動するのである。ハワイのコナ空港には午後13時前の到着なのでほぼ完全徹夜の状態。そこで、レンタカーを借り、50キロも走って15時からチェックインのホテルに入る。多分、激的に眠いはず。しかし、ここで眠ると典型的な時差ボケに陥るので、仮眠くらいで何とか夜まで過ごす必要がある。もはや修行であるが、こういう事をあまり考えない人もいるらしいが羨ましい限りだ。
神経質はさておいて、非常に健康管理に気を遣い日常の時間的ルーティンを厳しく管理している身にはなかなかこたえる事である。決してネガティブ情報ではなく、単なる事実を克服しなければならないという報告である。
はて、死んだ経験が皆無だが死ぬ程退屈である。殺してくれ。
あと3時間だが、いつも思うがこの進歩の遅さは一体何なのだ。
確かに新幹線の新大阪~東京間は昔は3時間15分か半であった。今はのぞみちゃんで2時間半である。これは3500円が2500円になるような凄さを感じる。
飛行機はせっかく人類が作り上げたコンコルドが費用対効果で全廃になってしまった。自身の落胆は凄かったのを覚えている。ロンドンに留学していた折り、ヒースローにアプローチする英国航空やエールフランスの機体を下から見上げ、いつかは乗りたいなぁと切実に思ったものだ。確かマッハで飛行し、大西洋をニューヨークまで4時間で飛んでいた。その折、ジャンボなどの4発エンジンで7時間だったように思う。ほぼ半分の時間で旅客を運ぶ事に成功していたのだった。問題は爆音と費用、それに機体価格で、結局は飛ぶ程に損をしていく構図となり、老朽化と墜落事故に伴い廃止されてしまった。オールファーストクラスでも経済社会にそぐわなかった事実は理解するが、進歩を後退させてどうするのだ。故にこの移動の時空の壁を未だに人間の心が超えられないでいるのだ。赤ちゃんもぐずり続ける訳である。
火星に行く前に何とかなりませぬか!
続いてカシオのGショックショックである。ハワイ時間に合わせる知識がないのであった。阿呆である。と、言いつつもうひとつチープな時計を持参しハワイ時間にして右手にはめてはいるが情けない。なかなか完全にならないものだと痛感する。
眠っている人が正直羨ましい限りである。墜落してもわかるまい。先ほどしばらく大仏のポーズで目を閉じたが眠りにはほど遠い状況であった。つくづく機内整体院やゲームセンター等があればと思う。この3時間に1時間コースで全体のコリをホグしてもらうなんて良い発想だと思うのだが。
うぅ~退屈である。@日本時間1時@機内
結局は映画を見て2時間を過ごした。到着前に袋に詰めたクロワッサンやバナナ、コーヒーが配られる。外は明るい状態だが、身体は眠いと言っている。なぜなら現在日本時間で午前3時15分だからである。
ハワイに着いてからは後記します。
少し飛ばして、ハワイ島のホテルで就寝する22時頃まで頑張った。日本の17時だからもの凄く長い時間、おきていた事になる。だいたい31時間か。ハワイだけにふらふら。
♫