「消光」とは、月日を送る事です。 この頁はいわゆる日記です。おわかりの事と存じますが冗談などもありますので、何卒虚心坦懐のシチュエーションでお読み下さい。 下部に行くほど過去、中が近過去、上部は数日前や今日やらさっきです。 一応ですが身内的倫理審査委員会の一定基準審査を経て掲載しています。
2015年2月5日木曜日
インドネシア入国(15回目)
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(写真はいずれ掲載します)
搭乗時刻は9時45分。
超満員ではないし、皆さんきっちりとされているので定刻前にプッシュバック。
政府専用機や僅か7ヶ月半の運用で中止したスカイマークの機材を見ながら
海上にあるD滑走路へタキシングしている。
フライト時間は7時間20分の予定で16時(-2:00)にジャカルタに到着予定、とアナウンス。
機材は最新だけあって綺麗だし、スピーカーからのアナウンスはクリア。
窓の偏光、機内の乾燥や気圧も今までの機材に比して明らかに進歩している。
快適な湿度が保たれている事を皮膚で実感出来る。
中距離路線ゆえ、クレードルというゆりかごタイプのシートだが、広さは申し分無し。
なかなかシートベルトサインは消えないが巡航高度には達しており、快適である。
先日沖縄で見た「フューリー」なる戦車の物語をオンデマンドで観れるので、退屈もしのげそうだ。
昼食は和食を選択。懲りすぎた幕の内という感じ。
入国書類と税関書類が配布され、記入。
予めスマホにパスポートや記入方法を写真で撮り、ファイルで保存しておくとこういう時に
いちいち荷物を降ろしたりせずに便利だ。と、言いつつ帰国する際の便名記入で結局、
荷物を見たという・・・。
あとに2時間程だが、もうひどく退屈。映画も二本観たものの、である。
ひたすら時間を潰すも、ジャカルタで入国、税関、乗り換え、荷物検査が待っている上、
デンパサールに向かわねばならない。
いつまでも若くないのでそろそろこういう移動がしんどくなりつつも、
喉元過ぎれば熱さを忘れるとは先人の言葉であるので心配だが。
@機内:NH855 羽田~ジャカルタ
さてさて、ここまでは良いですよ。
新しい制服も、ゆりかごシートからオンデマンド娯楽。程よく冷たいクルー。
冷たくても丁寧な和食。さすが全日空。
このあと現在、遅延したエアアジアが雷の光る中、デンパサールに向かっている。
どこから記載しようか。
全日空(座席シートは2)から降り、空港を歩くとビザを購入。これが一人US35ドル。
その後、信じられないくらいに遅く審査官の少ないイミグレーションに並ぶ。
いわゆる入国審査に45分程かかる。それでもデンパサールで入国するよりはマシ。
これは間違いなく人生で無駄な時間の一位を占めるだろう。
自国ならばスマホの画面で遊んで気も紛れるが、ひたすら古式な審査に苛立つばかりである。
何とか通過すると荷物を取り、税関で並んで荷物検査の機械に通す。
晴れて入国となるが、ターミナルを移動しなければならない。
念のためにインフォーメーションで国内線だが、エアアジアである旨。
それならターミナル3に行けと。
シンガポールもだったが、エアアジアはLCCだが少し異なる扱いのようだ。
無料の巡回シャトルバスを待つも、ターミナルのタクシーや送迎が地獄絵図のような風景。
ようやく来たバスは超満員で乗れない。しかも2億人を超える国のメイン空港のシャトルが小型。
たまたますぐ次に来たのに乗れて結果は良しだが、考えられない構造式だ。
ターミナル3に着くとそこはエアアジアとライオンエアのメインで国際も国内も同じ扱い。
ターミナル3に入るだけで荷物検査に並ぶ。
カウンターこそ異なるが、あらかじめウェブでチェックインしてプリントアウトしておいた搭乗券を出すエアアジアカウンターに並んで出す。。
荷物も荷物重量はLCC利用に必要な簡易計量器図ってあるので安心。
しかし、まさかの空港使用料を請求され、二人で18万ルピア(およそ1700円)。
ようこそルピアを持っていたもので、もしなかったら両替に言って、再び並ぶ羽目になっていた。
さて、はれてエアアジアに無事に乗る資格は得た。
ターミナルに有料だが使えるラウンジがあるので、頭とカバンや財布の整理、
Wi-Fiのために使用した。
一人700円程なので、レストランに入るのと変わらず、もちろん飲み物と飲食が提供される。
1時間強を過ごし、指定された5番ゲートを目指す。
ここで、途中から国内と国際に別れるのも珍しい感じ。
先般カリマンタン島海上で墜落した哀しい事故機材と乗客はここから旅立ったので複雑でもある。
そう言えばラウンジのテレビで(これまた3月に登場予定のトランスアジア航空が台北の松山空港で墜落したニュースと同じプロペラ機のガルーダインドネシア機の墜落を目にした。)
LCCよろしく、案内のマイク音が大き過ぎて雑で英語でもさっぱりわからない。
なんとかインドネシア語の数字は覚えたので聞き分けるが神経を使う。
さて、定刻前にゲートCから明日に乗るがぎゅうぎゅうである。
飛行機へと向かい、シップ前に到着するも扉が開かないわ説明は無いわ。
嫌な予感が的中。一筋縄ではいかない。そのままバスはターミナルへ引き返すではないか。
バスから降ろされターミナルへ帰還。説明が無いので「説明せよ」と怒った。
いわく、シップを変えるのだそうで、30分遅延だと。
安全はお願いしたいが、せめて説明しないものか。
で、ターミナルで45分待ち。再び神経を尖らせてデンパサール行きの案内を聞きバスに。
ジャカルタの滑走路を飛んだのは現地1時間20分の遅延であった。
因みに、現在、機内で記しているのは日本時間の11時45分。
羽田から実に13時間30分かかっている。
もしだが、関空からガルーダインドネシアでデンパサールへ移動すれば関西11時、デンパサール17時10分で時差を入れても6時間程。
いささかマイレージ旅行にも辟易して来たのは正直なところだ。何せクタクタである。
皮肉にも今日からの3泊はクタであるのは偶然か。
今日、困ったのは最近シンガポールで購入して腕時計のGショック。
時間合わせの説明書を読まなかったので、簡単に時差に合わせられないのだった。
ジャカルタは2時間過去。バリは1時間過去。私の時計は日本時間なので余計に
リアルに無駄な時間を感じている。
さすがにあとは大丈夫だろうが、
果たしてドイツのケルンで遭遇したバゲージクレームのない事を祈るばかり。
現地の友人、マルジャナさんにはジャカルタから電話をしてある。
この点、いざという時の日本の携帯は助かる。
明日はひたすら疲労を取る事に専念せねばなるまい。
これでホテル入れるのは11時半頃だろう。
バカンスにくるのはつくづく大変で、ならば家か国内で過ごせば良いが、
今日の行程事態は社会勉強と研修にはなるので、無駄とは考えないようにしたい。
しかし、エアアジアは全く謝らないのは逆に凄い。
@エアアジア機内 ジャカルタ~デンパサール
結局、1時間遅れて国内線ターミナルに到着。降りてバス、ターンテーブルで荷物のピックアップとなる。
友人のマルジャナさんの迎えを受けて、クタ地区のホテルに入ったのは実に11時40分。
日本時間の0時40分になる。。
誤算なのは、ホテルが一泊1万ほどにしては、非常に洗練されていて部屋も広く、アメニティも上質だったこと。我ながら選び方がうまくなったが、これも経験と感である。
着いて程なくホテル隣の屋台の集合体でビールとミーゴレンを。
部屋に戻り、とにかく寝ます。
大移動の一日でした。
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