2014年9月8日月曜日

帰国日と前時代再入国




何が辛いって、私のような自由業なのに早朝に起床する事。
一日を苦しむ事になることは経験で知っている。

要するに、帰国便も時刻が乗り継ぎ便で安価なために、それなりの苦労が伴うという事。

仮に、シンガポール航空の直行便を利用したのなら13時50分発でチェックインは早くて
11時20分と非常に楽なはず。これが我々は10時25分発なのであった。(+4時間)


手前にエア・チャイナ(中国国際航空)、向こうにチャイナ・エア(中華航空)


幸い、定刻に出る。グランドスタッフに聞いてやった。

前回の6時間遅延でシンガポール航空に強制乗り換え(結果良しですが・・・)の
経験をしたからで。実際、昨日の台北発もまたまた半時間遅延したのであった。

結局、今年の中華航空の遅延は8回のうち6回ですわw凄い不定期率だと思う。
みなさまは、乗り継ぎにはくれぐれも注意されてください。
(マイルはデルタ・スカイマイル、およびスカイチームに加算)

★さて、ホテルを出る頃に、しくしくと胃が痙攣し始めた。
後は無事に空港に到着して、帰国出来れば、と、安堵した瞬間だったと思う。


空港には2時間前に到着。
並ばずにチェックイン。税金還付も無事に。

しばし、ラウンジで過ごすも、ここの手洗いで腸が新幹線に。
その後、しくしくと胃痛があるスパンで襲う。携行薬を投入。

胃、というのは、脳の次に自律神経を伴う繊細な臓器だそうだ。

提示にプッシュバックで、テイクオフ。
眼下にはシンガポール共和国全体が美しい。


A330-300、新型の内装の機種に当たった!


程なくして寒気が襲う。定期的なスパンで胃が痙攣し辛い。
次に暑くなり、どうやら38度近い発熱をしている模様。
経験から、呼吸や軽い吐き気が襲う。辛い辛い。

食事の臭いすら辛い事。
断るのはマナー違反なので無理から注文して食べた感を出した。


同型機でも新旧で洗練度は格段に異なる


傾向しているブスコパンやら神経系の薬でひたすら調整をする。
しかし、同時服用には配慮をし、パイナップルは拒否、熱は下げずにおいた。

定時に台北桃園空港に到着し、ラウンジではさすがに辛いため解熱剤を投入。
ソファで氷を頭や首に充てる。半時間程で効果を感じ、少し楽になって来た。

チャイナ・エアラインのラウンジが工事中なので、他の場所を使え、と壁に書いてあるので、
トランス・アジア航空(復興航空)の格別に静寂なラウンジでしばしを過ごした。

残酷だが、先般の南部での墜落事故による影響で、使用する人が少ないのが原因だろう。


シンガポールの東から国全体を望む(フィルムカメラで撮影)


しかし、わたくし、気の毒な事でしょう。
楽しく過ごしているのに、どこかで気を遣い、こう言う事になる。
完全主義なのも仕方がない。だからこそ信頼で得て来た良い事もあるのだ。

心配や、気を遣う、という行為は、人に拒否されてもしてしまうものだからいけない。
強靭な精神と少しばから足りない位の方が自分には良かったかもしれないと思う。


KIX

ふらふら時に限って同時刻到着のシンガポール航空利用の乗客と入国審査に並ぶ。

火星にでも行こうかという時代に、パスポートにスタンプという時代遅れの感じが何ともストレス。
当然自動化の手続きは経ていて、何度かやったもののいつもこのパスポートは読めません、と
言いやがる。おかげで前時代な行列で自国に入るのに当然のように並ばされるのが今一
阿呆な感じがいけない。香港なんざ、自国民ならスースー再入国させていましたぜ!

役人やらでイミグレーション(入国管理)を民営化しない、或いはしたくないのでしょうね。
早く希望者にはICチップの体内埋め込みでもやって、さっさと通れるようにしやがれ、と正直思う。

いつまでこんな事をしているのかと、アナログぶりには逆に頭が下がるばかりだ。
最近、加齢もあって、この度返し不親切な公共サービスには辟易してきた。
いつまで外国に行くか。


そろそろしんどくなってきたのは正直な気持ちだ。

50で年金はもらえないのですか?